遊戯王ヴレインズ15話の感想です。
ゴーストガールの「1000ライフ以下にさせずに削り切る」という作戦により
1ターンキルを狙われたプレイメーカー。
果たしてプレイメーカーはこれに対してどう対抗するのか。
×デュエリスト 〇ジャーナリスト
追い詰められるプレイメーカーに対して初敗北を取材できると喜ぶハト、
それに対してカエルはヒーローの敗北を喜ぶなんて
貴様それでもデュエリストか?とハトを一括します。
しかしそれに対するハト「いやただのカメラマンです」ですよね☆
自分や先輩のクビがかかっている場面ですしまあ仕事は大事ですよね。
ちなみにカエルの方はデュエルの戦況を分析していたりと
それなりにデュエリストとしての心得はある様子です。
大分プレイメーカー側の応援をしていますがジャーナリストとして
できるだけ客観的かつ冷静にデュエルの報道をしようと思い直します。
ゴーストガールはトドメとばかりにプライムバンシーでダイレクトアタック、
しかしプレイメーカーは手札からロックアウト・ガードナーを特殊召喚。
これは直接攻撃時に手札から攻撃表示で特殊召喚可能なカードで
攻撃力が1000ありまた戦闘破壊耐性を持ちます。
もしここでプライムバンシーが攻撃すればプレイメーカーのライフは800になり
ストームアクセスの発動条件を満たします。
Aiはそれを狙って攻撃を誘おうとしますがはっきり言って魂胆丸見えです。
ゴーストガールもプレイメーカーも思いっきり呆れています。
ゴーストガールはスキルを警戒し攻撃を中止します。
とにかくプレイメーカーのライフを1000以下にはしない方向ですね。
ゴーストガールはこれでターン終了です。
プレイメーカーのターン、ドロー。
ここでゴーストガールは永続罠「オルターガイスト・プロトコル」を発動。
そしてプライムバンシーの効果でメリシュークをリリースし
デッキからシルキタスを特殊召喚、
さらにメリシュークがリリースされた事でクンティエリを手札に加えます。
これで再度プレイメーカーの攻撃を防ぐことが可能となりました。
しかしプレイメーカーはそれに憶する事はありません。
EXモンスターゾーンに相手のモンスターのみ存在する場合を条件に
手札からバックリンカーを特殊召喚、
自身をリリースする事でEXモンスターゾーンのモンスターを墓地に送ろうとしますが
ゴーストガールはマリオネッターを墓地に送る事でプロトコルの効果を発動、
バックリンカーの効果を無効にします。
しかしプレイメーカーはこれも想定済みとばかりに
手札からストライピング・パートナーを特殊召喚します。
これは自分のサイバース族の効果発動が
相手モンスターの効果で無効になった時に特殊召喚可能なモンスターで・・・
あれ?今無効にしたのってモンスター効果じゃなくて永続罠だったような・・・。
何でしょうここ、プレイメーカーの言い間違いでしょうか。
何にしてもストライピング・パートナーの効果発動、
墓地からレベル4以下のサイバース族、バックリンカーを蘇生します。
バックリンカーで再度墓地送りにされる事を警戒したゴーストガールは
プロトコルを手札に戻してシルキタスの効果を発動、
ストライピング・パートナーを手札に戻して蘇生を阻止しようとします。
でもこれって阻止できるんでしょうか、無効効果ついてないような・・・。
何にしてもこれに対してプレイメーカーはロック・ガードナーの効果を発動、
サイバース族がモンスター効果の対象となった時にそのモンスターと
対象になったサイバース族、両方の効果を無効にします。
これでパートナーが手札に戻される事はなくなりました。
ちなみにこの時、ロック・ガードナーが変形して人型ロボットになってます。
プレイメーカーとゴーストガールの凄まじい攻防にハトは目をまわしており
カエルと草薙はその行く末を神妙に見守っています。
やはり改良されたリンク召喚演出
プレイメーカーはロック・ガードナーとストライピング・パートナーをリンクマーカーにセット、
LINK-2、アンダークロック・テイカーをリンク召喚します。
プレイメーカーが行うリンク召喚も以前に比べて簡略化されており
手をかざすとそこに直接リンカマーカーが表示されるようになっています。
続けてバランサーロードを通常召喚、
暗闇を切り裂きつつ決めポーズというやたら気合の入った召喚演出を披露します。
そしてアンダークロック・テイカーの効果発動、
リンク先のバランサーロードの攻撃力、1700の数値分
プライムバンシーの攻撃力を下げようとします。
しかしゴーストガールはそれにチェーンしオルターガイスト・カモフラージュを発動、
プライムバンシーに装備させます。
これによりプライムバンシーはモンスター効果に対する対象耐性が付与され
アンダークロックテイカーの効果をはねのけます。
さらにプライムバンシーに攻撃対象にされない効果も付与し守りを固めます。
ゴーストガールはこれでプライムバンシーは絶対に守られると豪語しますが
しかしこれが後にゴーストガールの首を絞める結果に繋がります。
俺の方がライフを減らすのが早かったな
プライムバンシーに強力な耐性が付与されましたが
プレイメーカーは間髪いれずにバランサーロードの効果を発動、
そのコストとしてライフを1000払い残りライフが900となりました。
ストームアクセスの発動条件を満たしたプレイメーカーですが
ゴーストガールは意地でもその発動を封じようと
スキル「シークレットキュア」を発動、
これはモンスターカードが出るまでデッキからカードをめくり
モンスターカード以外は墓地へ送りモンスターカードであれば
手札に加えると同時にその攻撃力分お互いのライフを回復するというものです。
1枚目に引いたのはオルターガイスト・カモフラージュ。これは墓地へ送られます。
そして2枚目に引いたのはオルターガイスト・メリシューク。
手札に加えられその攻撃力500だけお互いのライフが回復します。
これでプレイメーカーのライフは1400、再びスキルの発動圏外です。
それにしても安定してアドバンテージを確保できる強力なスキルです。
とーう☆せい☆(野太い声)
それでもプレイメーカーの動きは止まりません。
バランサーロードの効果で追加の召喚権を得たプレイメーカーは
手札からスキャンドールを通常召喚。
このスキャンドール、やたら女の子らしいポーズを決めているんですが
声が妙に低いというか男性のそれです。
これはあれか、TGワンダーマジシャンと同じノリか。
そしてスキャンドールの効果発動、
ライフを1000支払いゴーストガールの墓地にある罠カード、
カモフラージュの効果をあえてシルキタスに使用します。
これはカモフラージュの攻撃対象にならない効果を逆手に取り
プレイヤーへの直接攻撃を狙う作戦であるとゴーストガールは予測、
しかしまだゴーストガールには手札誘発の防御カード、クンティエリがあります。
ライフを1000以下にしないという相手の魂胆な想定済みだとばかりに
ライフコスト系カードを満載にしていたプレイメーカー、
ここぞとばかりにスキル「ストーム・アクセス」を発動します。
今まで以上に巨大なデータストームが2人を飲み込み
その中でもプレイメーカーはストームアクセスを成功させます。
一方ゴーストガールはデータストームの影響でバランスを崩してしまい
Dボードから落下してしまいますがプレイメーカーがゴーストガールを救助、
「デュエルはまだ終わっていない」という一言だけを告げ
再びゴーストガールとのデュエルを再開させます。うーんこれはイケメンですね。
ゴーストガールもまた助けられた恩とデュエルは別の話だと言いますが
プレイメーカーはそれに対して笑って「ああそうだな」と返します。
ゴーストガールとのデュエルをプレイメーカーもまた望んでいるのでしょう。
そしてプレイメーカーはサーキットを出現させ
アンダークロックテイカーとバランサーロードをリンクマーカーにセット、
LINK-3、エクスコード・トーカーをリンク召喚します。
そしてエクスコード・トーカーの効果を発動、
EXモンスターゾーンにいるモンスターの数、今回の場合2つまで
相手のモンスターカードを使用不能にします。
スピード・デュエルにおけるメインモンスターゾーンは3つまで、
既に1つシルキタスが存在している中に2つを使用不能にされた為
ゴーストガールは新しくモンスターを召喚する事が出来ません。
それはつまり手札のクンティエリを特殊召喚する事が出来ず
プレイメーカーの攻撃を無効にできない事を意味していました。
そしてゴーストガールの場に存在する2体のモンスターは
いずれもカモフラージュの効果で攻撃を受けない状態になっている、
つまり壁にする事も出来ない為プレイメーカーの直接攻撃を許してしまいます。
トドメとばかりにプレイメーカーはスキャンドールをリリースして効果発動、
エクスコード・トーカーに2回攻撃を可能にします。
攻撃力2300の2回攻撃がゴーストガールを襲い
4500あったライフは全て削り取られてしまいました。
プレイメーカーの勝利です。
ちなみにこの時、Aiが意趣返しとばかりに
「これで終わりよ、覚悟なさい」とゴーストガールの物真似をしています。
いい感じにムカつきますね
デュエルが終わった後2人でビルの屋上で黄昏ており
ゴーストガールは「月が綺麗ね」と夏目漱石じみたプロポーズの言葉を吐きます。
まあ状況を考えると普通にそのままの意味でいったのでしょう、
風情を理解できないAiに対して笑顔で罵倒します。
そして約束通りSOL社のデータバンクに対するセキュリティホールを提供、
「またね」と言ってプレイメーカーの前から立ち去ります。
プレイメーカーは10年前の自分についてがあるかもしれないと
SOLテクノロジー社にクラッキングする決意を固めます。
ドン!(0% 0% 0%)
さて2人のデュエルを撮影していたマスコミ2人。
プレイメーカーの敗北こそ撮れなかったものの
熱いデュエルを撮影する事が出来て満足気です。
そして意気揚々と撮影データを確認する2人でしたが
そこに映っていたのはノイズばかりの画面と
「お気の毒ですが撮影データは消えてしまいました」という
ゴーストガールの無慈悲なセリフがあるだけでした。
今回のデュエルは2人だけの秘密にしておこうと思ったゴーストガールが
こっそりと撮影データのデリートを行っていたのでした。
ドンマイマスコミ2人、頑張れマスコミ2人。
非常に珍しい相手のエースモンスターを倒さない形での決着でした。
しかしエクスコード・トーカーの効果を上手く活かした見事な戦術でした。
スピードデュエルだとエクスコードの効果結構凶悪ですね。
次回予告 16話『潜入SOL電脳要塞』
10年前に何があったのか
プレイメーカーはいよいよ
SOL社データバンクの牙城に挑む
幾重にも張り巡らされたセキュリティが行く手を阻む
ネットワークの奥深く そこに手がかりがある
早速SOL社のデータバンクにクラッキングを仕掛けるようです。
しかしデュエリストAIは既に完成を見せていたようで
セキュリティAIがプレイメーカーの行く手を阻みます。