今日8月11日、いよいよスピリット・ウォリアーズの発売です。
今回はそれに登場する新テーマ、天気について解説しようと思います。
雪天気シエル
効果モンスター
星3/地属性/天使族/攻 0/守2200
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、
次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
雨天気ラズラ
効果モンスター
星3/水属性/天使族/攻1200/守1400
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
手札から「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、
次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
曇天気スレット
効果モンスター
星3/風属性/天使族/攻1500/守1000
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが自分フィールドに存在し、
このカード以外の自分フィールドの表側表示の「天気」カードが墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「天気」魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードを自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、
次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
晴天気ベンガーラ
効果モンスター
星3/炎属性/天使族/攻1600/守 400
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドの表側表示の永続魔法・永続罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚し、
手札から「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、
次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
雷天気ターメル
効果モンスター
星3/光属性/天使族/攻1700/守 0
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの表側表示の永続魔法・永続罠カードを1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「天気」魔法・罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、
次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
極天気ランブラ
効果モンスター
星6/闇属性/天使族/攻2200/守2000
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分の手札・デッキ・墓地から「天気」魔法・罠カード1枚を選んで
自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「天気」魔法・罠カードは相手の効果の対象にならず、
相手の効果では破壊されない。
③:フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、
次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
虹天気アルシエル
リンク・効果モンスター
光属性/天使族/攻2400/LINK-3
【リンクマーカー:左下 下 右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
「天気」モンスター3体
①:このカードのリンク先の「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを除外して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
②:相手がモンスターを特殊召喚する際に、
リンク召喚したこのカードを墓地へ送って発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。
③:フィールドのこのカードが「天気」カードの効果を発動するために除外された場合、
次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外されているこのカードを特殊召喚する。
雪の天気模様
永続魔法
①:「雪の天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及び
その両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する
「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードを除外して発動できる。
デッキから「天気」カード1枚を手札に加える。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はドロー以外の方法で
デッキからカードを手札に加える事はできない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
雨の天気模様
永続魔法
①:「雨の天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及び
その両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する
「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードを除外し、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
曇りの天気模様
永続魔法
①:「曇りの天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及び
その両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する
「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードを除外し、フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターの攻撃力は半分になり、直接攻撃できる。
この効果はダメージステップでは発動できず、相手ターンでも発動できる。
晴れの天気模様
永続魔法
①:「晴れの天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及び
その両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する
「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードを除外し、自分フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
その自分のモンスターをリリースし、
そのモンスターとカード名が異なる「天気」モンスター1体を、
自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
雷の天気模様
永続罠
①:「雷の天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及び
その両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する
「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に、
このカードを除外して発動できる。
その相手モンスターを持ち主の手札に戻す。
オーロラの天気模様
永続罠
①:「オーロラの天気模様」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:このカードと同じ縦列の自分のメインモンスターゾーン及び
その両隣の自分のメインモンスターゾーンに存在する
「天気」効果モンスターは以下の効果を得る。
●カード1枚のみが自分または相手の手札に加わった時、このカードを除外して発動できる。
手札に加わったそのカードを除外し、そのプレイヤーはデッキから1枚ドローする。
テーマの特徴をまとめると以下の通りです。
・画材を持った各種天気を司る妖精たちのテーマである
・天使族のテーマでありレベル3のモンスターが中心
・周囲3マスのモンスターに効果を付与する特殊な永続魔法、永続罠を多数所持
・モンスターの効果で発動を挟まずに専用の魔法罠をフィールドに置ける
・条件が整えばモンスター、魔法罠共に除去されづらい
・属性バラバラにする為に雪なのに地属性にされた人がいる
晴れ、曇り、雨など天気にまつわる妖精たちです。
筆やクレヨン、カラースプレーといった様々な画材を持っているのが特徴で
恐らくはこの画材が天気を作る為のアイテムなのでしょう。
永続魔法や永続罠でそれぞれのアイテムを駆使する様が見られます。
またカード名はラズライトやターメリック、ベンカラ等
顔料や着色料として使われる名称がモチーフになっているものが多いです。
可愛らしいモンスターが多く小さい女の子に人気の出そうなテーマです。
一番の特徴とも言えるのが専用の永続魔法、永続罠となる各種天気模様です。
発動したマスとその両隣の3マスにのみ影響を及ぼす永続魔法、永続罠であり
その影響範囲内にある天気モンスターは自身を除外する事で
サーチやバウンス、ダイレクトアタックなど様々な効果を発揮します。
さらにそのどれもがフリーチェーンで発動可能であり
相手ターンでも積極的に動く事が可能です。
上記に加えて各種モンスターは天気カードによって除外された場合、
次のターンに除外ゾーンから特殊召喚できる効果を持っています。
これにより条件が整えばどのモンスターもフリーチェーンで自身を除外、
次のターンに帰還というゼンマイラビットのような生存性能を手に入れる事になります。
さらに極天気ランブラがフィールドに存在していれば
各種天気模様は対象耐性と効果破壊耐性という強固な耐性を確保できます。
このようにモンスター、魔法罠共に高い場持ち性能を誇るのがこのテーマの持ち味です。
もう1つの特徴として各種天気モンスターは
手札やデッキ、墓地から天気模様を表側表示でフィールドに置く効果を持っています。
これにより雷の天気模様やオーロラの天気模様などの永続罠も
セットを挟まずにそのターンからすぐさま効果を発揮させる事が可能になっています。
それに加えて「発動する」ではなく「表側表示で置く」というのもポイントです。
これは永続魔法や永続罠の発動を挟まないという事であり
ギャクタンや魔宮の賄賂などに妨害されずに発動できる事を意味します。
このテーマのキーカードと言える存在が雪天気シエルです。
召喚するだけで各種天気魔法をデッキから直接フィールドに置ける為、
最初の基盤づくりとして重要な立場にあります。
ここから雪の天気模様によるサーチ効果を狙っていく事も出来るので
まずは雪天気シエルを召喚して雪の天気模様をフィールドに置いて効果発揮、
相手ターンにもっかい雪の天気模様の効果発揮をすれば
雪天気シエル1枚から一気に4枚分のカードを確保可能です。
このように準備を整えつつ盤面を整えていくのが基本的な動きとなるでしょう。
一度布陣を整える事に成功すればその高い場持ち性能により
強固な布陣が完成するのでいかに素早く盤面を整えられるかが鍵となります。
テーマと切り札と言える虹天気アルシエルはLINK-3のリンクモンスターです。
下方向3つという優秀なリンクマーカーを持っている上に
リンクマーカー先の天気は自身を除外する事で
相手のモンスター効果や魔法罠の発動を効果を無効にする強烈な効果を発揮できます。
素材にモンスター3体が必要な上にさらに効果の発揮する為のモンスターが必要ですが
相手を封殺する事も十分可能なまさに切り札と呼ぶに相応しいカードです。
効果範囲の限定された特殊な永続魔法、永続罠や
自己除外を前提とする動きなど独特の癖がありますが
高いポテンシャルを秘めたテーマは間違いありません。
縦横無尽に天気模様をころころ変えて相手を翻弄していきましょう。
以下は個人的に相性がいいと思われるカードを挙げていきます。
※カード名をクリックでwikiを表示します
一族の結束
墓地の種族が1種類のみの場合、その種族の攻撃力を800上昇させる永続魔法です。
天気たちは高い場持ちを誇る一方で攻撃力は抑えめであまり戦闘は得意ではありません。
このカードのように戦闘を補強するカードがあればより動きやすくなるでしょう。
永続魔法なので発動する際は各種天気模様の阻害をしないように
出来るだけ端の方で発動するといいでしょう。
神の居城-ヴァルハラ
自分フィールドにモンスターがいない時、
手札から天使族モンスターを特殊召喚できる永続魔法です。
【天気】はノーコストで特殊召喚できるカードが存在せず
特に虹天気アルシエルのリンク召喚を狙う場合展開力の確保は大事になってきます。
天気たちはある程度任意のタイミングで自身を除外する事が出来るので
ヴァルハラの発動条件を満たしやすいのもポイントです。