遊戯王ヴレインズ第10話の感想です。
ストームアクセスによってトポロジック・ボマー・ドラゴンを入手したリボルバー、
そのよき力の前にプレイメーカーは絶体絶命に追い込まれます。
自爆戦術
プレイメーカーはカウンター罠「リンク・リスタート」を発動、
効果ダメージを無効にしつつデコード・トーカーを蘇生させます。
トポロジックボマーを凌いだ所でリボルバーはターンエンド、
ドラゴノイドジェネレーターの効果でプレイメーカーの場にトークンが生成されます。
プレイメーカーのターン、ドロー。
現状プレイメーカーにはトポロジックボマーに対抗できるカードは無いようです。
というわけでストームアクセスです。
ランダムで入手といっていますが入手できるカードはデータストームに影響されるようで
強いカードを入手する為にはより強力なデータストームが必要となります。
Aiは第1話でやったようなデータストームを生成させます。
リボルバーと同じく津波のようなデータストームがプレイメーカーを包み込みますが
どうやらリボルバーにとってAiにこれを行わせる事が目的だったようです。
それを見計らう形で鴻上博士が何かカードをリボルバーに送ります。
プレイメーカーは無事切り札となるカードを手に入れる事に成功しましたが
しかしリボルバーはこのタイミングで罠カード「リモート・リボーン」を発動、
相手の墓地のモンスターを自分のリンク先に蘇生させるカードですが
リボルバーが蘇生させたのはなんとコンデンサー・デスストーカー。
これは破壊された時にお互いに800ダメージを与えるモンスターであり
トポロジックボマーのリンク先に特殊召喚された事でその効果に破壊、
プレイメーカー、リボルバー両者共にこのダメージでライフが0になりました。
リボルバーはプレイメーカーに入手したカードを使わせないようにわざと相打ちしたのです。
マスターデュエル
そしてリボルバーは言います。「スピードデュエルでは窮屈だ」と
そうしてデータストームが2人を巻き込みその中に新しい戦いの場が現れます。
改めてリボルバーはプレイメーカーにデュエルを申し込みます。
ただし今度はスピードデュエルではなくマスターデュエルで。
プレイメーカーが再戦を受け入れると同時、
リボルバーに父、鴻上博士から渡されたカードがその手に渡ります。
Aiが「マスターデュエルに合わせたデッキの調整」と予想しつつ
プレイメーカーVSリボルバーのマスターデュエルが開始されました。
先行はリボルバー。
まずリボルバーはフィールド魔法「天火の牢獄」を発動させます。
凄まじいテキスト量です。
このフィールド魔法はまずドラゴン族の守備力を300上昇させ、
そしてフィールドにリンクモンスターが存在する時、
一番高いリンク数未満のリンク召喚が行えなくなり
さらにリンクモンスター以外攻撃宣言を封じられます。
おまけにフィールド魔法事体にも効果破壊耐性が存在するという厄介なカードです。
そしてリボルバーはスニッフィング・ドラゴンを召喚してその効果で同名カードをサーチ、
さらに速攻魔法「クイック・リボルブ」の効果でマグナヴァレット・ドラゴンを特殊召喚、
とうとうリボルバーの主力ヴァレットモンスターのお披露目です。
そしてこの2体でツイン・トライアングル・ドラゴンをリンク召喚します。
さらにリボルバーは手札からベルトリンク・ウォール・ドラゴンを守備表示で特殊召喚。
このカードはドラゴン族リンクが特殊召喚された時に特殊召喚可能であり
また特殊召喚された時にウォールカウンターを2つ置きます。
このウォールカウンターはお互いのリンク召喚に制限を設ける効果があり
このカウンターよりリンクが上のリンクモンスターはリンク召喚できません。
おまけに天火の牢獄により守備力は2400にまで上昇し
さらにリンク召喚できるLINK数に上限と下限が同時に設定されました。
天火の牢獄でリンク召喚に下限を設け
ベルトリンク・ウォール・ドラゴンで上限を設けるロック戦術です。
この上でリンクモンスターしか攻撃できない縛りがある事を念頭にいれておきましょう。
リボルバーはこれでターンエンドです。
プレイメーカーのターン、ドロー。
この時ベルトリンク・ウォール・ドラゴンのウォールカウンターが1つ増えます。
リンク召喚の上限は3になりました。
プレイメーカーはリンクスレイヤーとバックアップ・セクレタリーを特殊召喚、
さらにスタック・リバイバーを通常召喚して3体をリンクマーカーにセット、
エンコード・トーカーをリンク召喚です。
そしてスタック・リバイバーの効果でバックアップ・セクレタリーを蘇生しつつ
エンコード・トーカーでツイン・トライアングル・ドラゴンに攻撃しようとしますが
ここでベルトリンク・ウォール・ドラゴンのさらなる効果が発動、
エンコード・トーカーの攻撃を自身に強制的に変更させます。
これにより2300の攻撃は2400で弾かれプレイメーカーは反射ダメージです。
しかしこの瞬間プレイメーカーは手札からインタラプト・レジスタンスを特殊召喚、
インタラプト・レジスタンスの攻撃力はダメージと同じ数値、すなわち100ですが
Aiは得意げにいいます。「まあ守備表示だけど」
インタラプト・レジスタンスは守備表示で特殊召喚されていました。
守備力は2100、少なくとも下級アタッカーの攻撃はものともしない数値です。
さらにプレイメーカーは通常魔法「サイバース・キャッシュ」を発動、
フィールドに攻撃力の変動したサイバース族がいる時に2枚ドローできる効果です。
サイバース族用のドローエンジン来ましたね。条件も比較的緩いです。
プレイメーカーはカードを1枚伏せてターンエンドです。
リボルバーのターン、ドロー。
ベルトリンク・ウォール・ドラゴンのカウンターは4つとなりました。
そしてオートヴァレット・ドラゴンを通常召喚しアローヘッドを確認します。
上限が4まで上がった事でプレイメーカーとAiは
LINK-4のトポロジック・ボマー・ドラゴンを警戒しますが
リボルバーが呼び出したのはLINK-3の新モンスター、
スリーバースト・ショット・ドラゴンでした。攻撃力は2400です。
さらにベルトリンク・ウォール・ドラゴンの効果が発動、
カウンターより低いリンクのドラゴン族リンクをリンク召喚した時に
ウォールカウンターを2つ下げます。これにより上限が2まで減りました。
そしてスリーバーストショットでバックアップセクレタリーを攻撃します。
この時エンコード・トーカーの効果でダメージと破壊を防ごうとしますが
スリーバーストショットは戦闘に1度、効果発動を封じる効果を持っていました。
プレイメーカーは間髪いれずにインタラプト・レジスタンスの効果を発動、
バックアップセクレタリーの守備力を2100まで上昇させ戦闘破壊耐性も付与します。
しかしスリーバーストショットは貫通効果まで備えておりダメージまでは防げませんでした。
それでもダメージを300に抑えモンスターも破壊されずに済みました。
リボルバーはこれでターンエンドです。
Aiはリボルバーの戦術を読み切れておらず混乱しています。
サブタイトル回収
プレイメーカーのターン、ドロー。
ベルトリンク・ウォール・ドラゴンのウォールカウンターは3になります。
プレイメーカーはバランサーロードを通常召喚し
レジスタンス、バランサーロード、セクレタリーの3体をリンクマーカーにセット、
デコード・トーカーをエンコード・トーカーの真下にリンク召喚します。
その効果でデコード・トーカーの攻撃力は2800まで上昇しますが
リボルバーは言います、「この瞬間を待っていた!」と。
そして天火の牢獄のさらなる効果が発動、
フィールド、墓地、手札のサイバース族の攻撃と効果が封じられ
さらに効果の対象と攻撃対象にもならないというものです。
それは実質上、サイバース族モンスターの無力化を意味しました。
サイバース族デッキであるプレイメーカーにとっては最悪のメタカードです。
リボルバーがトポロジック・ボマー・ドラゴンを出さなかったのは、
このカードもサイバース族故に巻き込まないようにした為だと思われます。
デコード・トーカーとエンコード・トーカーは消滅するかのように姿を消し
そしてAiもまたこの影響を受けてデュエルディスクから消えてしまいました。
ついにマスターデュエルが来ましたね。
ですがマスターデュエルでもライフは4000のままでした。
もう少しスピードデュエルとの違いを強調させてくると思ったんですが。
デッキ枚数やペンデュラムゾーンの有無とかも今後言及されるのか気になります。
そして鴻上博士がリボルバーの父親という言及が出ました。
現実世界で意識不明となってからずっとネット世界にいるのだと思われます。
さて今回登場した天火の牢獄、効果を読み取るとこんな感じでした。
天火の牢獄
フィールド魔法
①:このカードはこのカード以外の効果では破壊されない。
②:自分フィールドのドラゴン族モンスターの守備力は300アップする。
③:お互いのプレイヤーは、お互いのフィールドのリンクモンスターの中で
リンクマーカーの数が一番多いモンスターより
リンクマーカーの数が少ないモンスターのリンク召喚ができず、
リンクモンスター以外のモンスターで攻撃宣言できない。
④:フィールドにサイバース族リンクモンスターが
2体以上存在する場合にこの効果を発動できる。
このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
お互いの手札・フィールド・墓地のサイバース族モンスターは攻撃できず、
攻撃対象及び効果の対象にならず、その効果は無効になる。
この時、自分のフィールドのモンスターがサイバース族モンスターのみの
プレイヤーへの攻撃は直接攻撃になる。
⑤:このカードの④の適用時にフィールドに存在したサイバース族モンスターが、
全てフィールドから離れた場合に発動する。
このカードを破壊する。
ちょっと詰め込みすぎじゃないですかね?
インチキカードかと思いましたが思ったよりは発動条件厳しいですね。
それでもリンクモンスター以外攻撃不可はちょっとやりすぎだと思いますが。
何にせよサイバース族モンスターはほぼ無力化されるわけです。
しかしどうやらデコード・トーカーとエンコード・トーカーが
フィールドから離れれば自壊するようですね。
リンク素材にする事までは封じられていないので
もしかしたらこの2体を素材にリンク召喚して打開するのかもしれません。
次回予告 11話『轟く弾倉 ヴァレルロード』
電子の花が咲き乱れ サイバースは消え去った
それでもリボルバーの攻撃の手は緩まない
宿敵により描かれる 未来回路の輝きは
プレイメーカーに 更なる過酷な運命を突きつける
翔一ポエム、今回も絶好調です。
Aiが海に揺蕩っているのが見えます。消失した影響でしょうか。
そしてついにヴァレルロード・ドラゴンが出るみたいですね。
リボルバー、本当に強キャラ感が出ています。