今回紹介するのはサーキット・ブレイクよりこのカードです。
炎王獣 ガネーシャ
効果モンスター
星4/炎属性/獣戦士族/攻1800/守 200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがフィールドに存在し、モンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし、
このカード以外の自分の手札・フィールドの炎属性モンスター1体を選んで破壊する。
②:このカードが破壊され墓地へ送られた場合、
「炎王獣 ガネーシャ」以外の自分の墓地の
炎属性の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
その特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、エンドフェイズ時に破壊される。
炎王獣の新しい仲間となるレベル4モンスターです。
守備力200と当然の権利のように真炎の爆発に対応しています。
シャムシールとタバールの二刀流という勇ましいスタイルなピンクの像人間です。
武器と背中の装飾に青紫の炎が走っています。
ガネーシャとはヒンドゥー教に伝わる神の一柱で
片方の牙が折れた像の頭と四本の腕が特徴的な太鼓腹の神様です。
現世利益をもたらす富の神として特に商人から人気の高い神様で
自分の近所にあるインド料理店にもガネーシャの像が奉られてるのを見かけます。
①の効果は1ターンに1度、このカードが場にいる状態でモンスター効果が発動した時
それを無効にしつつ自身を除く場か手札の炎属性1体を破壊できるというものです。
炎王にとって手札からモンスターを破壊できる手段として活用しつつ
相手モンスターの効果を封じる強力な牽制として機能します。
手札や墓地からのモンスター効果も封じる事が出来るのがポイントで
灰流うららや幽鬼うさぎによる妨害も防げる点は美味しいです。
あくまで無効にするだけで破壊したりはしない点には気を付けましょう。
②の効果は1ターンに1度、このカードが破壊されて墓地へ送られた場合に
同名カード以外の獣族or獣戦士族or鳥獣族の炎属性1体を
効果を無効にして墓地から蘇生可能です。
この時蘇生させた炎属性はエンドフェイズ時に破壊されます。
炎王獣ヤクシャと同じく効果破壊、戦闘破壊を問わず発動し
さらに手札やデッキから破壊されてもOKと非常に発動条件が緩いです。
効果こそ無効にされますがエンドフェイズに破壊される為、
各種炎王やネフティスの鳳凰神などの破壊トリガーは問題なく活用可能です。
ぶっちゃけパワーカードです
①の効果も②の効果も非常に強力で炎王にとって強い事しか書いてありません。
相手の妨害に展開手段に大いに活躍してくれるでしょう。
1ターンに1度の制約にさえ気を付ければ思考停止で3枚積みしていいと思います。
①の効果だけを見ても炎属性主体のデッキであれば採用する価値があるでしょう。
特に灰流うららあたりに悩まされてるようなデッキにとっては僥倖です。
その場合は②の効果も活かせるカードを一緒に出張させると無駄がありません。
炎王も順調に強化されている息の長いテーマですね。
この強いぞうさんの登場で炎王が10期でどう活躍するのか興味深いです。