今回紹介するのはサーキット・ブレイクよりこのカードです。
素早いビーバー
効果モンスター
星2/水属性/獣族/攻 400/守 100
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分のデッキ・墓地からレベル3以下の「素早い」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
素早いシリーズに新しいのが来ました。
ビーバーです。素早そうです。
このモンスターの場合ダム作りのスピードがすごいのでしょう。
素早いシリーズって割と普通の動物してますよね。
その効果は召喚に成功した時にレベル3以下の「素早い」と名の付くモンスターを
デッキか墓地から特殊召喚するというものです。
非常に短いテキストながらデッキと墓地両方から特殊召喚に対応する優秀な効果です。
レベル3以下なので素早いビッグハムスターの特殊召喚はできませんが
そもそもリバースするのが前提のカードなのでそこまで問題にはならないでしょう。
フィールドから効果で墓地に送られた場合に効果を発揮する素早いマンボウや
戦闘破壊をトリガーとする素早いマンボウや素早いモモンガなど
【素早い】デッキでは状況に合わせて出していく事が可能です。
またこの手の効果では珍しく自分自身も特殊召喚する事が可能です。
デッキからでも墓地からでも特殊召喚できる関係上
このカードを3枚入れるだけでも十分に機能します。
それに加えてレベル2の水属性獣族というのもまた美味しいポイントで
キャット・シャークやNo.64 古狸三太夫のエクシーズ素材として活用可能で
しかもサルベージに対応している為墓地から2枚一気に回収可能です。
ランク2のモンスターを使いたいデッキに
このカードとサルベージを併せて出張させるのも1つの手です。
レベル2の獣族という事で魔獣の懐柔にも対応しています。
単体で十分に優秀なカードなので魔獣の懐柔を採用したいデッキに
獣族の水増し要員として候補に上がってくれるでしょう。
また魔獣の懐柔によって素早いビーバーとラッコアラ、
それから森の聖獣 ヴァレリフォーンなどのレベル2チューナーを一緒に出せば
魔獣の懐柔1枚から氷結界の虎王ドゥローレンのシンクロ召喚に繋げられます。
セルフ・バウンスを旨とするデッキならば
ドゥローレンを出す方法の1つとして意識しておくといいでしょう。
ドゥローレンが制限カードになっているのが惜しまれますね。
素早いシリーズの中でも何かと使いやすい1枚です。
特にローレベル軸の獣族にとってはありがたいカードとなってくれるでしょう。