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メタバース:遊戯王カード考察  テラフォーミングの代わりにするかそれとも「ならでは」を活かすか

今回紹介するのはサーキット・ブレイクよりこのカードです。

 

 

 

メタバース
通常罠
①:デッキからフィールド魔法カード1枚を選び、
手札に加えるか自分フィールドに発動する。

 

 

汎用の通常罠です。

 

電子で作られたビルの街並みが広がっています。

メタバースとは高次を意味する「メタ」と

世界を意味する「ユニバース」が組み合わさった合成語で

インターネット上に作られた仮想空間を意味します。

言ってしまえば遊戯王VRAINSにおけるリンクヴレインズの事です。

 

リンクヴレインズもビルが並んだ街並みをしており

このカードがリンクヴレインズを意識したカードである事が伺えます。

 

 

 

その効果はデッキからフィールド魔法を1枚を選んでサーチ、

もしくは自分フィールドで発動するというものです。以上!

43文字、これまた相当に短くてシンプルなテキストです。

言ってしまえば罠カードになりサーチだけでなく発動も可能になったテラ・フォーミングです。

罠カードになり発動条件が指定されなくなった終焉の地という解釈もできるでしょう。

 

 

このカードの使い方は主に2つです。

1つは準制限となったテラ・フォーミングの後釜として

3枚目以降のテラ・フォーミング代わりとして採用する手です。

罠カード故にサーチして発動するのに1ターン待つ必要があるのは痛い点ですが

それでもフィールド魔法をサーチする手段としては貴重であり

フィールド魔法に強く依存するデッキにとっては

テラフォーミング2枚メタバース3枚のフル投入も十分に選択肢に入ります。

 

 

もう1つがデッキからフィールド魔法を直接発動できる事、

そしてフリーチェーンで発動できる事を活かす手です。

例えばオレイカルコスの結界のような攻撃力を増減させるフィールド魔法を

相手の攻撃宣言時に発動すればコンバットトリックのように利用が可能です。

岩投げエリアやゴーストリック・ミュージアムあたりも攻撃時に発動して不意を撃てます。

他にもアンデットワールドで種族サポートを妨害したり

王家の眠る谷-ネクロバレーで墓地利用を阻害したりと

相手の予期せぬタイミングで発動する事でカードを無駄撃ちさせやすいです。

またこのカードでオレイカルコスの結界を発動した場合

発動時の特殊召喚されたモンスターを破壊する効果をやり過ごす事が出来ます。

 

 

中々いやらしい使い方が出来るカードであり

単なるテラ・フォーミングの代用では終わらないポテンシャルを持っています。

フリーチェーンで発動できるカードは悪用のしがいがありますね。

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