今回紹介するのはサーキット・ブレイクよりこのカードです。
比翼レンリン
ユニオン・効果モンスター
星3/闇属性/ドラゴン族/攻1500/守 0
①:1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象とし、
このカードを装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
装備モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりにこのカードを破壊する。
●装備されているこのカードを特殊召喚する。
②:装備モンスターの元々の攻撃力は1000になり、
1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
闇属性ドラゴン族のレベル3ユニオンモンスターです。
非常にカラフルな色合いをした2つの頭を持つ鳥型のモンスターです。
名前の由来は「比翼の鳥」及び四字熟語の「比翼連理」からでしょう。
比翼の鳥とは中国に伝わる伝説上の鳥で
目と翼がそれぞれ1つずつしか持っていない夫婦の鳥で
お互いが力を合わせる事ではじめて飛ぶことが可能だと言われています。
そこから転じて男女の仲が非常によく相思相愛である様を
比翼の鳥と連理の枝(2つの枝が途中で1つに合わさる事)に例えて
比翼連理(ひよくれんり)と言います。
鳥型のモンスターですが鳥獣族ではなくドラゴン族なので注意しましょう。
①の効果は1ターンに1度、自分の表側表示モンスター1体に
このカードを装備カード扱いとして装備する、
もしくは既に装備カードになっているこのカードを特殊召喚するという
身代わり効果も含めてユニオンモンスターの仕様とも言える効果です。
このカードは装備するモンスターに制限がなく誰とでもユニオンできます。
②の効果はこのカードを装備したモンスターの元々の攻撃力を1000にした上で
2回攻撃を可能ににするというものです。
元々の攻撃力を1000にしてしまう関係上
攻撃力の高いモンスターよりも低いモンスターに装備させた方が恩恵が大きくなります。
その上で2回攻撃の付与を活かすのであれば
直接攻撃や自己強化効果を持ったカードに装備させるのがいいでしょう。
レベル3のドラゴン族である点や1500という攻撃力も含めて
もうあからさまにサイバー・ダークに装備させろと言っています
サイバー・ダークに装備させると元々の攻撃力の変更も合わせて2500打点となり
サイバー・ダーク・ホーンであれば攻撃力2500の貫通効果持ち2回攻撃、
サイバー・ダーク・エッジに至っては攻撃力2500で2回直接攻撃が可能です。
2500のダイレクトアタックを下級モンスターが平気でぶっ放してくるとか
相手からすればたまったもんじゃありません。
またユニオンである為サイバー・ダークの効果だけでなく
自身の効果でも装備する事が可能です。
その場合サイバー・ダーク・カノンやサイバー・ダーク・クローと共生しつつ
2回攻撃効果を付与できるので墓地肥やしをさらに早めたりも可能です。
サイバー・ダーク以外でも相性のいいモンスターはいくつか存在します。
例えば機皇帝グランエル∞あたりにこのカードを装備すると
初期ライフ状態で攻撃力5000の2回攻撃持ちになります。
ドリル・バーニカルに装備させた場合2回の直接攻撃で3000ダメージ与えたのち、
その攻撃力が3000まで上昇します。次のターン同じ事出来れば相手は死にます。
個人的にちょっと面白いと思ってるのが地縛神 Wiraqocha Rascaです。
自身の効果で攻撃力が最大4000まで上昇した上で2回直接攻撃が可能なので
そのまま攻撃が通れば1ターンキルです。
今はトークンをリンクモンスターに変換した上でそれをデッキに戻せるので
コストとなるカードも用意しやすくなっていますし
最強の自縛神として名を馳せさせたいなら狙ってみてもいいかもしれません。