今回紹介するのはサーキット・ブレイクよりこのカードです。
やりすぎた埋葬
装備魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:手札からモンスター1体を捨て、
捨てたモンスターより元々のレベルが低い自分の墓地の
モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードを装備する。
②:装備モンスターの効果は無効化される。
蘇生用の装備魔法です。
「やめて!こんな恥ずかしい墓死んでも死にきれない!」
死者を弔う気など微塵も感じられない金ピカのお墓です。
これ以上ないくらいに「やりすぎた」感が出ている埋葬ですね。
早すぎた埋葬のゾンビが同じような構図で蘇生していますが
そりゃまあこんな墓が構成に残るとか恥ずかしくて抗議したくなりますよね。
自分もこんな墓建てられたら成仏できる自信がありません。
早すぎた埋葬を強く意識したカードであり
イレギュラーなんだよ! やりすぎたんだお前はな!
って感じで禁止カード行きになった早すぎた埋葬の調整版とも言えるカードです。
ところでこのゾンビの人、早すぎた埋葬の時は腕と顔の間が土に隠れていましたが
やりすぎた埋葬では両方が繋がっているぐらいには土の外に出ています。
よっぽどこの墓嫌だったんだろうなぁ・・・。
その効果は1ターンに1度、手札からモンスター1体を捨てて
その捨てたモンスターよりレベルの低いモンスターを墓地から蘇生し
このカードを蘇生したモンスターに装備させるというものです。
そしてこのカードが装備されている間そのモンスターの効果は無効になります。
まさに早すぎた埋葬の調整版とも言える効果であり
・1ターンに1度の制約がついた
・手札コストが必要
・蘇生できるモンスターに制限がある
・蘇生したモンスターの効果が無効になる
と様々な面で弱体化が見られます。
特に蘇生モンスターの為にそれよりレベルの高いモンスターを捨てなければいけない点は
このカードを使う上でかなり頭を悩まされる部分になるでしょう。
ただし早すぎた埋葬よりも優れている部分もあり
装備状態になっているやりすぎた埋葬が破壊されても
蘇生したモンスターが破壊されずフィールドに残り続けます。
それどころかやりすぎた埋葬がなくなるとモンスター効果が解禁されるようになります。
そもそもただ蘇生するだけなら他に使いやすいカードがいくらでもありますし
最初から「バウンスなどで繰り返し蘇生を狙える装備魔法」としてデザインされているのでしょう。
元々早すぎた埋葬がバウンスなどで繰り返し再利用される為に禁止カード行きになりましたが
このやりすぎた埋葬はその再利用を全面に押し出したリメイクとなっています。
このカードを活用する上では繰り返し利用できる点と装備魔法である点を活かす事になるでしょう。
問題となるのはやはりコストにするモンスターをどう確保するかでしょう。
何でもいいわけではなく「蘇生したいモンスターより高いレベル」というのが厄介です。
とりあえずコストにするだけなら青眼の白龍のような
8レベルのドラゴン族通常モンスターが個人的なオススメです。
闇の量産工場によって墓地から2枚回収できる上に
竜の霊廟を使えば簡単に墓地に2枚送る事が可能です。
デッキから直接手札に持ってきたい場合にも召喚師のスキルがあります。
とりあえずこの方法でレベル7までは蘇生が可能です。
トレード・インも一緒に採用すればより手札コストとして無駄なく利用できるでしょう。
それ以上のレベルであれば悪夢再びに対応している守備力0の闇属性が候補でしょうか。
レベル12ではユベル-Das Extremer Traurig Drachenと
蛇神ゲーの2体が該当します。
手札に戻して再利用できてこそ真価を発揮できるカードなので
バウンス用のカードも別途用意する必要がありますが
それでも再利用しやすい蘇生魔法というのは夢がありますね。