今回紹介するのはサーキット・ブレイクよりこのカードです。
マスター・ボーイ
リンク・効果モンスター
水属性/水族/攻1400/LINK-2
【リンクマーカー:左下 右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
水属性モンスター2体
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドの水属性モンスターの攻撃力・守備力は500アップし、
炎属性モンスターの攻撃力・守備力は400ダウンする。
②:このカードが戦闘・効果で破壊された場合、
自分の墓地の水属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
スター・ボーイのリメイクとなる水属性水族のLINK-2リンクモンスターです。
ミリス・レディエントに続きスター・ボーイもリンクモンスターになりました。
ビフォー
↓
アフター
スター・ボーイが髭を生やし
さらにシルクハットと杖とモノクルつけて紳士風にキメております。
モノクルってお前そこに目ぇついてないだろ!
恐らくこの場合のマスターとは主人や支配人といった意味合いでしょう。
ちなみに名前当てクイズが実施されたモンスターでもあり
自分は「スター・ダンディ」と予想しました外れましたド畜生ですわ。
髭生やしておいてまだボーイなのかよ!
それとも給仕という意味でのボーイなのでしょうか。
支配人のボーイとか何か逆転裁判にいましたねそんな奴。
それにしても不気味さを全面に押し出したスター・ボーイに対して
マスター・ボーイはその全体的な不気味な外見は大して変わっていないにも関わらず
不気味さよりも愛嬌の方が強く感じられるカードイラストになっています。
彩度、目の向き、アクセサリー、キラキラといった細かい工夫で愛嬌を演出しており
個人的にはかなり秀逸なデザインだと感じられる1枚です。
リンク素材には水属性2体を要求しています。
黄泉ガエルがいればそれでリンク素材の1体を担う事が可能な他
ダブルフィン・シャーク、グレイドル・スライムJr、深海のディーヴァ、リチュア・ビーストと
フィールドに水属性を2枚揃えられるカードは数多く存在しており
比較的容易にリンク召喚を狙う事ができるでしょう。
①の効果はフィールドの水属性の攻撃力守備力を500アップさせ
炎属性の攻撃力守備力を400ダウンさせるという全体強化&弱体化効果です。
スター・ボーイの効果を受け継いだような性能であり
攻撃力だけでなく防御力にも影響を及ぼすようになっています。
②の効果は1ターンに1度、戦闘か効果で破壊された場合に
墓地の水属性1体を手札に回収できるというものです。
深海のディーヴァなどを回収すれば再びこのカードのリンク召喚を狙える他、
制限カードである餅カエルをデッキに戻して再利用したい場合にも重宝します。
このカードの登場をずっと待っていた人も多いでしょう
攻撃力、リンク数、リンクマーカー、リンク素材、効果と
まさに水属性版ミセス・レディエントとも言うべきカードです。
ミセス・レディエントが判明した時には
「他の属性にもミセス・レディエントポジションをくれ!」という声をいくつも聞きました。
今回水属性にとってはその念願が叶った形となるでしょう。
斜め下のリンクマーカーによってエクストラデッキからの召喚枠を増やす意義は大きく
エクストラデッキを使う水属性全般にとってありがたいカードです。
特にバハムート・シャークにとっては救世主のようなカードだと言えるでしょう。
ペンデュラムテーマであるダイナミストにとっても
攻撃力上昇効果も含めて実に有益なカードです。
また前述したように餅カエルをデッキに戻して再利用しやすくしてくれるので
ガエルやバージェストマ、アクアアクトレスも恩恵が大きいでしょう。
個人的にはフィッシュボーグ-プランターを採用した水フルモンも面白いと思ってます。
黄泉ガエルと一緒に合わせれば実質手札0枚で出せますし。
地属性のミセス・レディエントに続いて水属性のマスター・ボーイが出たとなれば
残り4属性の同じようなポジションのカード、
つまりリトル・キメラ、ブレードフライ、スーパースター、見習い魔女の
リメイクリンクモンスターの登場にも期待が持てます。
もし出るとすればどんな感じになるんでしょうね。
ちなみに自分としてはそれぞれ
ジェントル・キメラ
グレートフライ
スーパーミスター
家内魔女
みたいな名前を予想してます。全部大人化したイメージで予想してます。