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直通断線(シャットライン)、導爆線(どうばくせん):遊戯王カード考察  よりカードの位置に気を付ける環境に

今回紹介するのはサーキット・ブレイクよりこのカードです。

 

 

 

直通断線(シャットライン)
カウンター罠
①:このカードと同じ縦列でモンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
セットされたこのカードを発動できる。
その発動を無効にし破壊する。

 

 

汎用のカウンター罠です。

 

電池メン達が肩車をして痺れまくっています。

断線という事で単四型がバランス崩して他の電池メンから離れちゃってます。

後ろにはボルテックドラゴンの姿も見えますね。

 

 

その効果はこのカードがセットされた位置と同じ縦列で

モンスター効果、魔法、罠のいずれかが発動した時に

それを無効にして破壊しまうというものです。

リンク召喚もそうですが10期はカードの位置を重要視していますね。

 

 

ノーコストでモンスター、魔法罠全てに対応できるカウンター罠は破格ですが

やはりどうやって列を合わせるかがポイントとなるでしょう。

まず狙い目となるのは2つしかないEXモンスターゾーンのある列のどちらかです。

エクストラデッキから特殊召喚する場合2列のうちどちらかになる為、

この列にセットしておけばエクストラデッキのモンスターに対して発動しやすくなります。

もう片方のEXモンスターゾーンをあらかじめ自分で埋めておけばより確実でしょう。

ペンデュラムデッキが相手であればPゾーンのある両端にセットするのもいいでしょう。

 

 

またこのカードの場合「後出し」も効果的です。

既に相手がモンスターを出していた場合後出しでその列にセットしておけば

次に相手がモンスター効果を発動した場合にそこを突く事が可能です。

同様に相手が魔法や罠をセットしていた場合同じ列にセットしておく事で

相手が次のターン以降にその魔法罠を発動した時に止める事が可能です。

エンドサイクだった場合は泣きましょう

 

 

 

 

丁度いいので同じく列に関係するこのカードも紹介です。

 

導爆線
通常罠
①:このカードと同じ縦列のカード1枚を対象として、
セットされたこのカードを発動できる。
そのカードを破壊する。

 

同じくサーッキット・ブレイクに収録される汎用の通常罠です。

「あ、あれ?絡まっちゃったぞ・・・」

キャノンソルジャーに爆導索が絡まってしまっています。

その後ろでは火のついた蝋燭が今にも倒れそうになっており

まあこういうオチになるんでしょう

導爆線というのは導火線のように雷管などに点火させる為のロープ状の装置です。

導火線と違い爆発を起こす事によって伝達を行い

遠距離でもより確実に起爆させる事が出来るようになっています。

 

その効果はこのカードをセットした縦列のカード1枚を対象に発動し

そのカードを破壊するというものです。

丁度爆導索の効果を限定させ発動条件を緩くしたもので

直通断線と合わせてカードの位置に深く関係するカードだと言えます。

リンク召喚もそうですが10期はカードの位置を重要視していく方針のようです。

 

直通断線と違い発動こそ無効にする事が出来ませんが

後出しから安定な除去が可能であり発動がやや遅くなる点を許容できるのであれば

安定して発動できる万能除去として活用する事が可能です。

あらかじめセットしておいて発動する場合やはり直通断線と同様に

EXモンスターゾーンやPゾーンが狙い目となるでしょう。

 

 

 

どちらのカードも同じ列に対して効果を発揮するカードであり

これらのカードを警戒するのであれば

「伏せカードを置く位置に出来るだけカードを置かない」

というのがプレイングの基本となってくるでしょう。

そういう意味では全体に大きな影響を与えるカードだと言えます。

そしてそういったプレイングが基本となるのであれば

なんでもないカードをEXモンスターゾーンと同じ列にセットするなど

そういった「わざとこのカードを警戒させるテクニック」というのも

意識していく事になるでしょう。

今後違う列のカードに影響を及ぼすような

そんなこれらのカードと逆の選択肢になるカードの登場に期待したい所です。

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