今回紹介するのはサーキット・ブレイクよりこのカードです。
ダックドロッパー
デュアル・効果モンスター
星1/水属性/鳥獣族/攻 0/守 0
①:このカードはフィールド・墓地に存在する限り、
通常モンスターとして扱う。
②:フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを
通常召喚としてもう1度召喚できる。
その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードは効果の対象にならず、効果では破壊されない。
●このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
相手モンスターの攻撃は全て直接攻撃になる。
水属性鳥獣族のレベル1デュアルモンスターです。
実は今までレベル1のデュアルモンスターは存在しておらず
最もレベルの低いデュアルモンスターとなります。
涙と鼻水の覚悟はよろしいか?
百獣王 ベヒーモスから身を護る為に
レスキューラビットのハリボテの裏に隠れたアヒルです。
このハリボテ、滅茶苦茶効果的なようで
ベヒーモスがワンピースでよく見るようなものすんげー顔で驚いています。
そうそうこんな感じの奴
正直ベヒーモスのインパクトが強すぎて本体の印象が全然ありませんが
カードの効果から考えるとある意味それで正解なのかもしれません。
ベヒーモスは以前レスキューラビットにひどい目に合わせており
それ以来レスキューラビットを大の苦手にしている様子です。
ものすごいトラウマだったんだなぁラッキーパンチ・・・
てかベヒーモス対策としてハリボテが機能すると思われてるあたり
周知の事実なんでしょうかレスキューラビットが苦手なの。
他のデュアルと同様に墓地とフィールドで通常モンスターとして扱う効果、
再度召喚する事で効果モンスターとなる効果を持っています。
その効果は2つあり1つは効果では破壊されず効果の対象にもならない
効果破壊耐性と対象耐性の複合です。
すっかりお馴染みとなったこの複合ですが依然として強力である事に変わりなく、
再度召喚が必要とは言え下級モンスターが持っているのは貴重です。
2つ目の効果はこのカードがデュアルとしてモンスターゾーンにいる間、
相手の攻撃が全て直接攻撃になるというものです。
言わばモンスター版アストラルバリアとも言うべき効果であり
相手にモンスターへの攻撃を許しません。
ただしアストラルバリアと違って直接攻撃になるのは強制であり
モンスターで受けたい場合であってもライフで受けるしかありません。
しかしそれ以外はアストラルバリアと同様に使う事が可能であり
直接攻撃をトリガーとするカードの発動をより狙いやすくなります。
ワーム・リンクスなど維持できればアドバンテージに繋がるモンスターを
戦闘破壊から守りたい場合にも機能してくれます。
強固な耐性もあり場持ちの良さはアストラルバリアを上回るでしょう。
この手の耐性持ちに対する対抗手段としてよく使われるホープ・ザ・ライトニングも
このカードには手も足も出す事が出来ません。
相手にこのカードを処理する手段が全くないという状況も十分にありえます。
その一方で再度召喚が必要な点から召喚権で困る事になりやすく
アストラルバリアとの兼ね合いではその部分が課題となるでしょう。
またレベル1デュアル故にワン・フォー・ワンでのデッキからの特殊召喚や
黙する使者やトライワイトゾーンでの蘇生に対応していたりします。
召喚権を使わずに場に出す手段は結構あるのでそれらを駆使する事で
再度召喚も狙いやすくなるでしょう。
レベル1のモンスターにはバトルフェーダーやゴーストリック・ランタン、
虹クリボーなど直接攻撃をトリガーとするカードも多く
これらのカードを利用するレベル1メインのデッキに採用するのも面白いです。
ちなみに自分の使うレベル1デッキ、↑のカードはフル投入してます。