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SW2.0:ラクシアゴッドブック登場、PC用新種族「センティアン」は3種類の性能に分かれます

5月20日、今まで登場した46柱もの神様を記載した神様用のゴッドブックです。

今までサプリやリプレイでのみ記載されてた神についてもしっかり載っており、

これ1冊で既存の特殊神聖魔法のある神様のデータは確認可能になっています。

また新たに特殊神聖魔法が記載された神様もいます。

追加種族「センティアン」や神の加護を受けたマジックアイテムのデータも記載されてます。

各種神様に関するエピソードも挿絵と共に書かれており読みものとしても面白いです。

 

表紙になっているこの目つきの鋭い怖いおっさんですが

この人ライフォス様です

これだけ見ると調和する気が微塵も感じられませんが

神話で語られてる中ではまさに聖人といった様子が描かれています。

人は見かけによらないものですね。

 

 

新種族「センティアン」

この本の目玉の1つ、追加種族センティアンです。

神から使命を受けた魂がその神を奉る神像や彫像に宿り受肉した存在です。

その為外見や性別は元となる彫像と一緒となります。

外見はほとんど人間と見分けがつきませんが体のどこかに神のシンボルが刻まれており

これが神聖魔法を行使する際の聖印の代わりとして機能します。

性別はあっても生殖能力はないのですが異性に興味を示すセンティアンも存在します。

生まれた時から成人と同程度の知識を有しており

使命を終えた時に再び彫像の姿に戻ります。

 

 

特殊な出自の種族ゆえにこの種族ならではの特徴がいくつも存在します。

まず生まれ表に関係なく必ずプリースト技能を持って生まれます。

神に仕えるものとしてプリースト技能は持っていて当然という事なのでしょう。

 

次にセンティアン専用の経歴表が存在します。

使命を持って生まれながらその使命を忘れてしまっていたり

使命以外の生きがいや楽しみを見つけ出したもの、

中には受肉した時に全裸だったというちょっとえっちな経歴まであります。

裸の彫像だってあるだろうしね、仕方ないね。

 

そして最大の特徴とも言えるものが信仰する神の属する陣営、

つまり第1の剣ルミエルか第2の剣イグニスか第3の剣カルディアかによって

ステータスや種族特徴が3種類に分かれるという点です。

この為、同じセンティアンでも

ルミエルかイグニスかでまったく違う種族と言っていいものとなっています。

ルミエルとカルディアに属するセンティアンは人族ですが

イグニスに属するセンティアンは蛮族扱いとなり弱点(物理+2)も存在します。

 

死亡した時の扱いも特殊で、しかも属する陣営によって3タイプに分かれ

いずれもリザレクションによって蘇生は不可能になっています。

ルミエルセンティアンは死亡すると石像の姿になります、

この石像を属する神の神殿や祠に1時間安置すると

穢れと引き換えに蘇生をする事が可能です。

カルディアセンティアンは死亡した瞬間に体は消滅し

属する神の神殿などで新しい肉体を持って生まれ変わります。

穢れは増えませんが一定数死亡すると蘇生が不可能となります。

イグニスセンティアンは一切の蘇生が出来ません、

死亡した瞬間石となりバラバラになります。

穢れは3点ですが実質的に一度の死亡も許されない為、

3種類の中でもっとも気を付けて運用する必要があるでしょう。

 

 

ステータスはルミエルセンティアンを例にする場合、

器用度が低めで生命力が高めな傾向があります。

知力や精神力は普通ですが倒れにくいプリーストとして活躍できるでしょう。

 

イグニスセンティアンはルミエルよりも筋力と生命力に優れています。

器用度の問題さえカバー出来れば優れた神官戦士になれるでしょう。

もしくは攻撃面を捨ててメイン盾を目指すのも1つの道です。

 

カルディアセンティアンはルミエルよりも生命力で劣りますが

知力、精神力がやや優れています。

純粋な後衛をする場合には3つの中で一番優れていると言えます。

 

 

種族特徴はまず3種類全てに共通する要素として

聖印を装備せずとも神聖魔法が使用可能です。

自分の体そのものが聖印として機能するわけですね。

さらに6レベル、11レベルで神聖魔法の魔力が+1されます。

これに加えてそれぞれの種族に応じてさらに追加能力があります。

 

ルミエルセンティアンは呪い属性の抵抗に+4のボーナスが加わり

さらに神聖魔法の行使判定の際、出目が一定以下だと消費MPが0になります。

 

イグニスセンティアンは暗視持ちでさらに人族からのダメージを軽減します。

それに加えてMPを追加で消費する事で

威力表を参照する神聖魔法の威力を高める事が可能になっています。

攻撃向きな種族特徴ですが回復魔法の威力も高められます。

 

カルディアセンティアンは技能レベルの半分以下の神聖魔法を行使する際に

その消費MPを半減できるというものです。

低レベルの魔法の行使をする場合これ以上ないアドバンテージです。

 

どのセンティアンもまさに神聖魔法に特化した種族だと言えるでしょう。

 

 

新しく特殊神聖魔法の判明した神

自分の見落としがなければ該当するのは

貨幣神ガメル、制裁の双子女神、

惑いと偽りの神ソーンダーク、策謀神ワギル=イシナニの4柱です。

 

貨幣神ガメルは契約と公平の神でありラクシアで使われる通貨と同名です。

公平な取引を重んじる神であり商人や裁判官、傭兵などに信仰されています。

特殊神聖魔法も貨幣や金銭に関係するものが勢ぞろいしています。

 

制裁の双子女神は慈雨神フェトルの娘にあたる神で

それぞれ名前はヴィルトルード、オイゲーニアと言います。

フェトルの娘と言ってもティダンの隠し子とかじゃないよ!(多分)

裁きと報復を司る神であり軍人や衛視などに信仰されています。

特殊神聖魔法は雷属性と風属性に関係するものが多く戦闘向きなものばかりです。

 

惑いと偽りの神ソーンダークは第2の剣に属する古代神です。

偽りを司る神であり嘘を信じ込ませてそれを新たな真実にする事を教義とします。

真実を覆い隠し、自分に都合のいい嘘を広める事によって世界を制するのです。

詐欺師や賭博師の他、芸術家にも信仰されています。

特殊神聖魔法も嘘を信じ込ませたり擬態をしたりと騙す事に特化しています。

 

策謀神ワギル=イシナニは第2の剣に属する神ワギルと

第3の剣に属する神イシナニが一緒になった神であり

ワギルがイシナニを懐柔した結果2柱合わせてイグニス陣営の神になっています。

陰謀と策略を司る神でありソーンダークとやや似ていますが

こちらは目的云々よりも「策を企てる」という行為そのものを是とします。

とにかくいかにして見事な策略を練る事が出来るかが教義と言えるでしょう。

特殊神聖魔法も暗号文を作成したり特定の言葉を他人に強制的に発言させたりと

非常にトリッキーで独特の使い方ができるものばかりとなっています。

個人的には4つの神の中では一番心惹かれた神様です。

 

 

追加アイテム

神や信仰に関係するアイテムがいくつか追加されています。

命中させるたびに魔物知識判定のできる剣<直観の刃>や

風属性と雷属性のダメージを+3出来る<嵐の聖杖>、

後攻時に1回だけ補助動作を行える<先魁の印>など

中々面白いアイテムが多いです。

個人的に特に注目なのが弓の射程を10メートル伸ばせる<風乗りの矢>です。

値段も12本30Gと手ごろなのがありがたいです。

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