今回紹介するのはコード・オブ・ザ・デュエリストよりこのカードです。
ハック・ワーム
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 400/守 0
①:相手フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
レベル1闇属性の機械族モンスターです。
まさにワームの形をした機械のモンスターであり
この場合のワームとはコンピューターウィルスの一種の事であり
感染したコンピュータの中で自分の複製を次々と作りながら
他のコンピューターに感染していく特徴を持ったものを指します。
背中にクラッキング・ドラゴンと同じような楔が存在しており
このカードもクラッキング・ドラゴンと同様、
遊戯王VRAINSでVR世界にハッキング攻撃を仕掛ける悪役、
ハノイの騎士が使用してくるカードと考えていいでしょう。
その効果は相手の場にモンスターがいない場合に
手札から特殊召喚できるという非常にシンプルな特殊召喚効果です。
実質的に相手の場にモンスターが存在する場合に特殊召喚が可能な
魔界劇団-エキストラとちょうど反対の特殊召喚条件と言えるでしょう。
一緒に採用する事でお互いの穴を埋める形になってくれます。
相手のモンスターがいない局面は先行1ターン目の他にも
ブラック・ホールなどで全体除去した場合などいくつかチャンスがあります。
除去手段がいくつかあるのならより特殊召喚できる機会は多いでしょう。
特にレベル1メインのデッキにおいて
手札から積極的に展開していけるカードの1つとして使っていけます。
機械複製術に対応しているのも特徴です。
それでもやっぱり先行1ターン目以外では使いにくいと考える場合には
マッチ戦でサイドデッキに入れておき先行を取れる事が確定している場合などで
魔界劇団-エキストラとバトンタッチする形で交換するという手もあります。
え?ジェスター・コンフィの方が無条件で特殊召喚できて使いやすい?
そのジェスター・コンフィがもっと欲しいんだよ!
レベル1メインのデッキを使った事ある人なら分かるかもしれませんが
特にミスティック・バイパーを採用している場合
手札にカードが溜まってもそれを展開する手段がないというのはよくあります。
正直いってジェスター・コンフィ3枚だけでは全然足りないので
このカードのように手札から特殊召喚できるカードが増えるに越したことはないです。
守備力0の闇属性なのでジェスター・コンフィと悪夢再びを共有できるのも魅力です。
またジェスター・コンフィにはない魅力として
相手の場にモンスターがいない状態ならば手札から複数出せるという点があります。
チャンスがあれば悪夢再びで墓地から回収して大量展開とかしてもいいでしょう。