今回紹介するのはコード・オブ・ザ・デュエリストよりこのカードです。
変則ギア
通常罠
①:自分のモンスターが相手モンスターと
戦闘を行うダメージ計算時に発動できる。
相手プレイヤーとジャンケンを行う。
引き分けの場合はジャンケンをやり直す。
負けたプレイヤーはその戦闘を行う自身のモンスターを
裏側表示で除外しなければならない。
ダメージ計算時に発動可能な汎用の通常罠です。
イラストではギアギアーノ達が工場らしき場所で集まっています。
カード名を考えると恐らく腕パーツの交換か改修をしているのでしょう。
ギアギアーノはそれぞれグー、チョキ、パーの手をカードでしていますが
ギアギアーノMK-Ⅱは頭の中でグー、チョキ、パー全てを満たす
いわゆる最強のジャンケン手を思い浮かべています。
多分このギアギアーノMK-Ⅱが思い浮かべているのが変則ギアなのでしょう。
トランスミッションギアとはエンジンなどが作り出すエネルギーを
歯車などを利用して回転数や回転方向などを調整しつつ
タイヤなどにエネルギーを伝達させる機構の事です。
変速機構とも呼ばれ本来は「変則」ではなく「変速」と書くのが正しいです。
その効果は自分と相手のモンスターが戦闘するダメージ計算時に発動、
相手プレイヤーと勝負が決するまでジャンケンを行い・・・・・・・
ジャンケン!?
今までコイントスなりサイコロ振るなりするギャンブルカードはありましたが
相手とジャンケンしろなんて事を要求するカードはこれが初です。
一概にジャンケンと言っても特に外国では色々な派生があったりしますが
まあこの場合はグーチョキパーの単純な3択だと考えるべきでしょう。
話を効果説明に戻します。
ジャンケンで負けた方のプレイヤーは戦闘を行うモンスターを
裏側表示で除外しなければいけないというものです。
この裏側表示で除外はプレイヤーに直接要求するものなので
例え該当のモンスターがアルティメットファルコンのような完全耐性持ちでも
問答無用で裏側表示で除外してしまいます。
とは言えそれはジャンケンに勝てた場合の話で負けてしまった場合は
逆に自分のカードを裏側表示で除外しなければなりません。
戦闘時でしか発動できない事もありそこまで強いカードではないです。
ジャンケンなのでコイントスと違いセカンドチャンスなども使えません。
一応完全耐性持ちを単体で突破できる可能性を秘めたカードなので
もし完全耐性持ちに対する対抗策を作れないデッキを使う場合であれば
お守りとしてサイドデッキに忍ばせておくのもありだと思います。
まあカードの性能はさておきこのカードを使えばジャンケンができます!
デュエル中にジャンケンをしたい場合にはこのカードを使いましょう。
至極単純に考えればジャンケンに勝てる確率は2分の1なのですが
誰もが知っているゲームで誰もがやるゲームであるが故に
少しでもジャンケンで勝てる確率を上げる研究というのは多いです。
そういったジャンケンについて研究している人が使うのであれば
単純な2分の1では終わらないカードとなるでしょう。
でも後出しはダメですよ?
逆にジャンケンするのが恥ずかしいって人は
こんなカードでも2人分用意して使ってもいいでしょう。