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覇王白竜(はおうはくりゅう)オッドアイズ・ウィング・ドラゴン:遊戯王カード考察 Pゾーンにいってからが本番だ

4月28日にマスターガイド5が発売されます。

今回紹介するのはその付属カードとしてついてくるこちらです。

 

 

 

覇王白竜オッドアイズ・ウィング・ドラゴン
シンクロ・ペンデュラム・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
【Pスケール:青10/赤10】
①:1ターンに1度、
自分のモンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算前に発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力はそのダメージステップ終了時まで、
その相手モンスターの攻撃力分アップする。
【モンスター効果】
闇属性チューナー+チューナー以外の「クリアウィング」モンスター1体
このカード名の①②のモンスター効果は1ターンに1度、
いずれか1つしか使用できない。
①:相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
②:S召喚したこのカードが存在する場合、
お互いのバトルフェイズに発動できる。
相手フィールドのレベル5以上のモンスターを全て破壊する。
③:モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
このカードを自分のPゾーンに置く。

 

 

涅槃の超魔導剣士、クリアウィング・ファスト・ドラゴンに続く

3体目のシンクロペンデュラムモンスターです。

アークファイブに置いて榊遊矢が赤馬零児戦で使用したカードで

速攻魔法「オッドアイズ・シンクロ・ゲート」の効果で

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンをレベル1のチューナーにした上で

クリアウィング・シンクロ・ドラゴンと共にチューニング、

このカードをシンクロ召喚しました。

アニメでは相手のモンスターを全て破壊しつつ

相手モンスター1体の攻撃力を得るという凄まじい効果を持っていましたが

OCG化に伴い破壊できる対象に制限がついてしまい

また攻撃力上昇はペンデュラム効果の方に変更されました。

 

黒と白、そして青を基調としたカラーリングとヒロイックな外見が眩しい

クリアウィング以上に未来的な印象を抱かせるドラゴンです。

個人的には3体の遊矢が使う覇王竜の中では一番好みなデザインです。

オッドアイズとクリアウィングがチューニングした姿ですが

色合い的にあまりオッドアイズの要素はあまり感じられません。

自分は次回予告でこのモンスターを最初に見た時には

オッドアイズとダークリベリオンが合体した姿だと勘違いしてしまいました。

 

 

レベル8のペンデュラム・シンクロモンスターであり

闇属性チューナーとチューナー以外のクリアウィングを素材にしています。

チューナー以外のクリアウィングと言いますが

現在の所チューナーなクリアウィングはいないのであまり関係ないでしょう。

現在クリアウィングとつくモンスターは

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン、クリアウィング・ファスト・ドラゴン、

そして覇王眷竜クリアウィングの3体が存在しています。

ただし覇王眷竜クリアウィングはこのカードと同じレベル8である為

なんらかの手段でレベルを下げないとシンクロ素材にはできません。

ほかのクリアウィングもレベル7なので

基本的にレベル1の闇属性チューナーを用意する事になるでしょう。

オススメはシンクローン・リゾネーターで

クリアウィングが場にあれば自然と特殊召喚条件は満たせます。

【魔術師】デッキならば調律の魔術師を使ってもいいでしょう。

ちなみに白竜とか言っていますがこいつ闇属性です。

スピードロイドの制約などで風属性縛りがある場合には出せません。

遊矢が使ったカードなのでしょうがない所ではあるんですが

もうちょっとユーゴに優しい仕様にしてもよかったんじゃないかな?

 

 

モンスター効果の①は相手の効果モンスター1体の効果を

そのターンの間無効にするというものです。

耐性を持っているモンスターなどに対して事前に発動しておくといいでしょう。

 

 

モンスター効果の②の効果はシンクロ召喚したこのカードがフィールドに存在する場合

お互いのバトルフェイズ中に相手のレベル5以上のモンスターを全て破壊できます。

対象と発動タイミングこそ限定されていますが

相手が融合やシンクロを主軸にしているデッキであれば効果的に働くでしょう。

1ターンに1度しか発動できずさらに①の効果とどちらか片方しか発動できないので

この効果で破壊出来るカードがあれば②の効果を、

そうでなければ①の効果と使い分けていくといいでしょう。

ただどちらの効果も有効に機能しない場面も少なくありません。

 

 

モンスター効果の③の効果はモンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に

ペンデュラムゾーンへ移動するというものです。

クリアウィング・ファスト・ドラゴンの②の効果とほぼ同一のものであり

破壊さえされればPゾーンに移動する事が可能です。

 

 

 

ペンデュラム効果は1ターンに1度、

自分のモンスターが相手と戦闘を行うダメージ計算前に発動、

ダメージステップの間だけ自分のモンスターの攻撃力を

戦闘する相手モンスターの攻撃力分だけ上昇させるというものです。

言ってしまえば攻撃力の上昇がダメージステップのみに限定された代わりに

全てのモンスターに対して有効になったオネストです。

実質的にこのカードがPゾーンにあるだけで

1ターンに1度は戦闘で一方的に相手に勝てるという強力な効果です。

特にオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンと相性がよく

攻撃表示のモンスターに対して戦闘ができれば5000ダメージを与えられます。

 

 

 

基本的にこのカードをシンクロ召喚できるのであれば

クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンもシンクロ召喚が狙えます。

クリスタルウィングの方が相手に対する拘束力が高く

全体的な使いやすさではクリスタルウィングに軍配が上がります。

クリスタルウィングと比較するとオッドアイズウィングは控えめな印象ですが

こちらはこちらで状況次第で②の効果による複数除去が狙える他、

破壊されてもPゾーンに移動できる点で優れています。

基本的にはクリスタルウィングをメインに運用しつつ

オッドアイズウィングが活きる状況であればこちらを出していくと行ったように

使い分けを意識していくといいでしょう。

 

 

レベル8なので王魂調和で出す事も可能です。

このカードは王魂調和と相性がよくバトルフェイズに出す事になるので

そのまま②のモンスター効果で相手モンスターの除去を狙っていくことが可能です。

罠カードの発動から突然このオッドアイズウィングが出るので不意打ち性能も高く

相手ターンに発動できるという特徴がここで活きてくる形になります。

 

 

またオッドアイズウィングドラゴンはモンスターカードとしてよりも

Pゾーンに移動してからが本番だと言えます。

好きなモンスターにオネストと同等の攻撃力強化が出来るのは非常に強力で

しかもデメリットなしのスケール10とPカードとしては文句なしです。

このスケールを活かせるのであれば使う価値は大いにあります。

除外やバウンスではPゾーンに移動してくれないので

激流葬など自発的に破壊できる手段があるとより使いやすくなるでしょう。

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