覇王シリーズはまだ終わらない!
5月13日にコレクターズパック2017が発売されます。
今回紹介するのはそのコレクターズパック2017よりこのカードです。
覇王紫竜オッドアイズ・ヴェノム・ドラゴン
融合・ペンデュラム・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻3300/守2500
【Pスケール:青1/赤1】
①:1ターンに1度、
自分フィールドの融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
相手フィールドのモンスターの数×1000アップする。
【モンスター効果】
「スターヴ・ヴェノム」モンスター+「オッドアイズ」モンスター
このカードは融合召喚及びP召喚でのみ特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
エンドフェイズまで、このカードの攻撃力はそのモンスターの攻撃力分アップし、
このカードはそのモンスターと同じ、元々のカード名・効果を得る。
②:モンスターゾーンのこのカードが破壊された場合に発動できる。
自分のPゾーンのカード1枚を選んで特殊召喚し、
このカードを自分のPゾーンに置く。
覇王龍ズァークに続く融合・ペンデュラムモンスターです。
名前と姿からしてオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンと
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンが1つになった姿と思われます。
スターヴ・ヴェノムの特徴であった大量の赤い玉を残しつつも
禍々しいイメージだったスターヴ・ヴェノムから一転
鮮やかな紫と白を基調としたどこか神秘的な姿をしています。
融合素材にはスターヴ・ヴェノムとオッドアイズをそれぞれ指定しています。
オッドアイズの方は種類が豊富な為素材には事欠きませんが
スターヴ・ヴェノムの方はスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンか
覇王眷竜スターヴ・ヴェノムのどちらかを先に召喚する必要があります。
龍の鏡にも対応しているので轟雷帝ザボルグで墓地に落としてもいいでしょう。
モンスター効果の①は1ターンに1度、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を選択、
そのターンの間選択したモンスターの攻撃力をこのカードに上乗せした上で
元々のカード名と効果をコピーしてしまうというものです。
丁度スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンの①と②の効果を統合、
その上で効果の対象範囲を広げたような代物になっています。
相手を選ばなくなったので安定して攻撃力を3300上回る事が可能であり
攻撃表示のモンスターを戦闘破壊出来れば相手に大ダメージを与えられます。
モンスター効果の②はこのカードがモンスターゾーンで破壊された場合に
自分のペンデュラムゾーンのカード1体を選んで特殊召喚、
その上で自身はペンデュラムゾーンに移動するというものです。
覇王黒竜オッドアイズ・リベリオン・ドラゴンのように
Pゾーンのカードを破壊した上でPゾーンに置く効果とも
覇王烈竜オッドアイズ・レイジング・ドラゴンのように
そのままPゾーンに移動する効果ともまた違った仕様となっており
Pゾーンが埋まっていてもバトンタッチする形で移動できます。
ただしその一方で今度はPゾーンにペンデュラムが存在しない場合には
効果を発動する事が出来ないという新しい問題も発生しています。
相手がこれを理解している場合あらかじめPゾーンを除去した上で
このカードを除去してくる可能性もあるので留意しましょう。
ペンデュラム効果は1ターンに1度、
自分の場の融合モンスター1体を選択し、その攻撃力を1ターンの間
相手のモンスターの数×1000だけ上昇するというものです。
融合モンスターを別途用意する必要がありますがその上昇量は高く、
2体以上いれば多くの場面で相手モンスターを戦闘破壊できるようになるでしょう。
覇王眷竜スターヴ・ヴェノムあたりに連続攻撃か貫通効果あたりをコピーさせて
この効果で攻撃力を上昇させられれば理想的です。
またペンデュラムスケールも1と低いのでスケール要因としても使いやすいです。
その融合素材から基本的には【オッドアイズ】で使う事になるでしょう。
その上で融合召喚のギミックを多く採用すればこのカードを活かしやすいです。
融合召喚だけでなくペンデュラム召喚でも特殊召喚が可能ですがレベルは10であり
ペンデュラム召喚には覇王門無限を用意する必要があるでしょう。
覇王門零の効果でスターヴ・ヴェノムを特殊召喚する事が出来る為、
【オッドアイズ】に覇王のギミックを混ぜてみてもいいでしょう。
しかしここに来て新たな覇王シリーズが出るのは予想GUYです。
果たしてクリアウィング・シンクロ・ドラゴンと1つになった
覇王白竜も今後登場したりするんでしょうか。