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V・HERO(ヴィジョンヒーロー) ヴァイオン:遊戯王カード考察

D-HEROにとって非常にありがたい墓地肥やし!

 

今日3月11日、いよいよプレミアムパック19が一般販売されます。

プレミアムパック19のカード考察はこちらにまとめてあります

今回紹介するのはプレミアムパック19よりこのカードです。

 

 

 

V・HERO ヴァイオン
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1000/守1200
「V・HERO ヴァイオン」の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「HERO」モンスター1体を墓地へ送る。
②:1ターンに1度、
自分の墓地から「HERO」モンスター1体を除外して発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。

 

今まで融合モンスターしか存在しなかったヴィジョンヒーローに

新しくメインデッキのモンスターが登場しました。

漫画版GXにおいてエド・フェニックスが天上院吹雪戦で使用し

その効果でV・HEROインクリースを墓地へ送りました。

全身にカメラアイと思われる紫色のレンズがついた

黒色のスーツを着たモンスターです。

なかなか未来的なデザインのHEROですね。

 

 

①の効果は1ターンに1度、召喚か特殊召喚に成功した場合に

デッキからHERO1体を墓地へ送る墓地肥やし効果です。

エレメンタルヒーローでもデスティニーヒーローでも

HEROであれば種類を問わずに墓地へ送る事が可能であり

非常に万能な墓地肥やし効果となっています。

 

 

②の効果は1ターンに1度、墓地からHERO1体を除外する事で

デッキから融合をサーチできるサーチ効果です。

①の効果で墓地へ送ったHEROをそのままコストとして除外可能であり

特にE・HEROシャドー・ミストを①の効果で墓地に送って除外すれば

HERO1体と融合1枚を同時にサーチ可能となります。

 

 

同じく墓地肥やしと融合サーチが出来るカードとして

E・HERO ブレイズマンが存在します。

2つのカードを比較した場合E・HEROブレイズマンは

融合をサーチする際に除外コストを必要としない点、

E・エマージェンシーコールやヒーローアライブに対応している点、

墓地送りするモンスターによって属性を自由に変更できる点で優れています。

一方でV・HEROヴァイオンはE・HERO以外も墓地送り出来る点、

融合サーチと墓地肥やしを同じターンで発動できる点、

墓地肥やし時に特殊召喚の制約を作らない点で優れています。

また属性こそ変更できないものの闇属性である為、

マスク・チェンジによってM・HEROダークロウを出す事も可能です。

 

 

特にディアボリックガイやディバインガイなどを墓地に送れる点は

【D-HERO】にとって非常にありがたい効果です。

融合サーチも含めてD-HEROを強烈にサポートしてくれるでしょう。

【E・HERO】においても融合サーチと墓地送りを同時に行える点で

ブレイズマンとはまた違った働きをしてくれるカードです。

またヴァイオンもブレイズマンも墓地肥やし効果は1ターンに1度のみなので

両方とも採用してより迅速に墓地肥やしを行えるようにするのも1つの手です。

ただ両方とも採用する場合すぐにデッキから融合をサーチしつくしてしまうので

貪欲な瓶など融合を使いまわす手段を用意すればより腐りにくくなるでしょう。

 

 

 

ヴィジョンヒーローはダメージをトリガーに墓地から魔法罠ゾーンに置かれ

魔法罠ゾーンからモンスターゾーンに復活して効果を発揮していくという

非常に面白い性質を持った個性的なテーマとして描写されていました。

今回のヴァイオンはそれらV・HEROの特徴を持ったカードではありませんが

今後もし新しいV・HEROが登場するのであれば

上記のような戦い方の出来るテーマになってくれたら嬉しい限りです。

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