墓地にナンバーズを溜めて一気に勝負を決めろ!
2月24日にザ・ヴァリュアブル・ブック19が発売されました。
今回紹介するのはその付録カードとなるこのカードです。
FNo.0 未来皇ホープ-フューチャー・スラッシュ
エクシーズ・効果モンスター
ランク0/光属性/戦士族/攻 0/守 0
「No.」モンスター以外の同じランクのXモンスター×2
ルール上、このカードのランクは1として扱う。
このカードは自分フィールドの「希望皇ホープ」モンスターまたは
「FNo.0 未来皇ホープ」の上に重ねてX召喚する事もできる。
①:このカードの攻撃力はお互いの墓地の
「No.」Xモンスターの数×500アップする。
②:このカードは戦闘では破壊されない。
③:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
未来皇ホープのリメイクモンスターとなるランク0エクシーズです。
未来皇ホープの攻撃名は「ホープ剣・フューチャー・スラッシュ」であり
最近増えてきた必殺技の名を冠したリメイクモンスターの1体です。
未来皇ホープがまさに攻撃するシーンをイラストにしています。
作中では罠カード「ブレイビング・メモリー」により攻撃力を上昇させた上で
連続攻撃を付与された上で攻撃をしかけており
このカードの効果はそのブレイビング・メモリーによる効果を再現しています。
リメイク元と同じくルール上ランク1として扱う効果外テキストを持ちます。
元の未来皇ホープもそうでしたが普通にランク1と書けばいいのに
わざわざカードの表記上ランク0にしているのは嬉しい原作再現です。
召喚条件も同じくNo以外の同じランクエクシーズ×2ですが
それとは別に希望皇ホープか未来皇ホープの上に重ねる事でも召喚可能です。
効果の関係上ナンバーズを多く採用しているデッキの方が都合がいいので
重ねてエクシーズ召喚する出し方がメインとなるでしょう。
①の効果はお互いの墓地に存在するナンバーズの数×500まで
このカードの攻撃力を上昇させるというものです。
フューチャー・スラッシュは元々の攻撃力が0なので
以下に墓地にナンバーズが存在しているかがその性能に直結します。
相手の墓地も参照できますがそもそも相手がナンバーズを使うとは限らない為、
基本的には自力で墓地を肥やす必要があるでしょう。
守備力は上昇しない為②の効果で壁にする場合貫通効果には気を付けましょう。
②の効果は戦闘破壊耐性です。
①の効果で十分に攻撃力が上昇していない場合であっても壁として機能します。
希望皇ホープや希望皇ホープ・ルーツのオーバーレイユニットが尽きた場合に
とりあえずの壁として出しておくのも1つの手です。
③の効果は1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ消費する事で
1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できるというものです。
①の効果で十分に攻撃力が上昇していれば
強力なアタッカーとして機能してくれます。
元の未来皇ホープが見る影もないほど殺意全開な性能です
希望皇ホープもそんなんでしたが未来皇ホープも似たようなものですね。
このカードを最大限に活かす場合、剛雷帝ザボルグを使うのが効果的です。
剛雷帝ザボルグの効果でエクストラデッキからナンバーズを8体ほど墓地に送れば
それだけで攻撃力4000で2回攻撃が可能となります。
ここまでできればフィニッシャーとしても活躍できる性能を持つようになり
実質的にレベル4×2やレベル1×2で出せる事を考えれば
剛雷帝ザボルグをアドバンス召喚する手間をかける価値は十分にあるでしょう。
特にランク1メインのエクシーズデッキにとっては
ホープ・ルーツから繋げられる貴重なアタッカーとなります。
剛雷帝ザボルグを、つまりアドバンス召喚のギミックを採用しない場合では
希望皇ホープ→希望皇ホープレイorホープONE→希望皇ホープ・ザ・ライトニング
と繋げるだけでも3体分のナンバーズを墓地に送れるので
ライトニングをアタッカーとして運用しつつ墓地を肥やせる事が出来るでしょう。
ホープ以外のカオスナンバーズがあればさらに効果的に墓地を肥やせるので
S・H・Dark Knightや葬装覇王レクイエム・イン・バーサークあたりを
ランクアップマジックあたりと一緒に採用しておくのもいいでしょう。
新マスタールールによりエクストラデッキからの特殊召喚は大きく制限されましたが
このカードのように「重ねてエクシーズ召喚」が出来るカードは
丁度新しい環境にもマッチしていると言えます。