さあみんなでかっとビングだ!
今回紹介するのは20th ANNIVERSARY PACK 2nd WAVEよりこのカードです。
通常罠
①:自分の墓地のモンスター2体を対象として発動できる。
そのモンスター2体を効果を無効にして特殊召喚し、
その2体のみを素材として光属性の「ホープ」Xモンスター1体をX召喚する。
ホープ用のサポートとなる通常罠です。
ZEXALにおいて九十九遊馬がアストラル戦で使用したカードであり
その効果で墓地のガガガガンマンとガガガサムライをエクシーズ素材として
FNo.0 未来皇ホープのエクシーズ召喚に繋げました。
イラストでは光輝く遊馬をバックに皇の鍵がでかでかと写っています。
マスター・ピースとは遊戯王ZEXALの最初の主題歌のタイトルです。
「自分とまったく違う存在との友情」を題材にした歌であり
九十九遊馬やZEXALという作品そのものを象徴する歌としてもよく言われます。
「マスター・ピース」は名作や傑作を意味する言葉ですが
「ピース&ピース 合わせてゆこう 輝けマスター・ピース」という歌詞があり
「ピース(かけら)を繋ぎ合わせてマスター・ピース(作品)を作る」
という違う存在が力を合わせて1つになるという意味も含んでいると思われます。
その効果は自分の墓地のモンスター2体を効果を無効にして蘇生、
その蘇生した2体を素材にして光属性のホープをエクシーズ召喚するというものです。
あくまでエクシーズ召喚する効果である為、素材は正規のものである必要があります。
ちなみにエクシーズ召喚できるホープは光属性限定ですが
現在光属性でないホープエクシーズはNo.98 絶望皇ホープレス1体のみです。
別にハブらなくてもよかったんじゃないかなぁ・・・
言わば素材が2体になった罠用の輝望道とも言えるカードです。
輝望道とは出せるホープのラインナップががらりと変わっており
レベル1が2体であればNo.39 希望皇ホープ・ルーツを、
レベル4が2体であればNo.39 希望皇ホープを、
レベル6が2体であればNo.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープを、
そして同じランクのナンバーズ以外のエクシーズ2体で
FNo.0 未来皇ホープか未来皇ホープ-フューチャー・スラッシュを
それぞれエクシーズ召喚可能です。
希望皇ホープと希望皇ホープ・ルーツは2回まで戦闘を無効にする壁となり
さらに希望皇ホープは生き残らせる事が出来れば
次のターンにはホープ・ザ・ライトニングに重ねる事が可能です。
希望皇ビヨンド・ザ・ホープはエクシーズ召喚時に
相手の攻撃力を全て0にできるので他のカードを守る事も可能です。
攻撃力も3000と高くアタッカーとして活躍させる事も出来るでしょう。
未来皇ホープと未来皇ホープ-フューチャー・スラッシュは
どちらも戦闘破壊耐性を持っており
さらに未来皇ホープは2回まで効果破壊耐性を持っています。
出せるエクシーズに攻撃的な性能が多かった輝望道とは逆に
防御的な効果が多いラインナップであり、罠カードである事も合わせて
相手ターンの、それもバトルフェイズ中に発動する事で
一種の防御カードとして運用しやすくなっています。
どのホープもこのカードの効果で出す候補として一定の需要があるため
ランク1、4、6それぞれのエクシーズ召喚が狙えるデッキで採用が見込めます。
また蘇生するカードの効果こそ無効になりますが
エクシーズ素材になった時の効果や墓地に送られた際の効果は発動可能です。
特にエクシーズ素材になった時にドローできるアステル・ドローンや
墓地へ送られた場合に墓地肥やしのできるワイトプリンス、
同じく墓地へ送られた場合にサーチ効果を発動できる光波異邦臣など
この効果で蘇生させるとお得なカードは数多く存在します。
エクシーズにもゴーストリック・デュラハンや彼岸の旅人ダンテなど
墓地へ送られる事で効果を発揮するカードがあるので
未来皇ホープを出す場合には積極的にエクシーズ素材にするといいでしょう。
上手く使えば単純に1枚でエクシーズ召喚する以上にアドバンテージを稼げる
実に面白いカードです。
個人的にはランク1メインのデッキでちょっと使ってみたいです。