遊戯王ARC-V140話の感想です。
沢渡とクロウも倒され零王も倒され
沢渡からペンダントを託され真打とばかりに零児がズァークに対峙します。
零児はいいます。ズァークの中に遊矢の魂があると。
これで昇進確定だ!
零児のターン、ドロー。
零児は新カードのDD魔導賢者シュレディンガーとDD魔導賢者ディラックで
ペンデュラムスケールをセット、2から8レベルまでの召喚を可能にします。
そし呼び出すのはDDナイトハウリング、DD魔導賢者ニコラ2体、
そして新カードのDDヴァイス・テュポーンの4体です。
手札6枚を全て使い切った豪快なペンデュラム召喚です。
零児は言います。遊矢こそがペンデュラム召喚の創始者であると、
そして自分は遊矢を目標にしペンデュラム召喚の研究を始めたと。
まず零児はニコラ2体でオーバーレイネットワークを構築、
DDD怒涛大王 エグゼティブ・シーザーをエクシーズ召喚します。
さらにヴァイステュポーンとナイトハウリングでチューニングし
DDD疾風大王 エグゼティブ・アレクサンダーのシンクロ召喚、
そしてヴァイステュポーンの効果で自身とナイトハウリングを墓地から除外し
DDD烈火大王 エグゼティブ・テムジンの融合召喚を果たします。
いずれも一番最初のデュエルで使った3体のモンスターの進化形態です。
エグゼティブとは企業の幹部や上級管理職などを意味する言葉であり
言ってしまえばこの3体は昇進したと解釈が可能です。実に会社ですねDDD。
ズァークは覇王眷竜オッドアイズをエクストラデッキに戻す事で
ダークヴルム2体を召喚し零児のモンスターの攻撃力を0にしようとします。
しかしここでエグゼティブシーザーの効果が発動、
オーバーレイユニットを1つ消費する事で特殊召喚する効果を無効、
さらに特殊召喚されるはずだったモンスターの攻撃力を自身に加えます。
零児は続けてエグゼティブシーザーのオーバーレイユニットを1つ消費、
エグゼティブテムジンの攻撃力を同じ分だけ上昇させます。
続いてエグゼティブアレクサンダーの効果発動、
自分以外のDDが2体以上いる時に自身の攻撃力を倍にし6000まで高めます。
そしてエグゼティブテムジンの効果発動、自分以外のDDモンスターの数、
この場合は2枚までフィールドの魔法罠の効果を無効にします。
零児が選択するのはスケールにセットされた覇王門零と覇王門無限、
これでズァークにダメージを与える事が可能になりました。
バトルフェイズ、テムジン、シーザー、アレクサンダーの3体で
続けざまにズァークを攻撃してライフを2800にまで削りました。
これにはさすがのズァークも悲鳴をあげています。
というか一人称がさっきから「我」じゃなく「俺」です。
大分感情的になっているみたいですね。
悪の召喚法
零児はこれでターンエンドしますが
ズァークこの罠カード「覇王の逆鱗」を発動します。
これは自分が2000以上のダメージを受けた時に発動できるカードであり
デッキ、エクストラデッキ、墓地から覇王眷竜を可能な限り特殊召喚可能です。
ズァークが呼び出すのはオッドアイズ、クリアウィング、ダークリベリオン、
そして初披露となる覇王眷竜スターヴ・ヴェノムです、ちゃんとスターヴもいました。
ズァークは言います、ペンデュラムの創始者は遊矢ではなく自分だと
ペンデュラム召喚はかつてズァークがレイに敗れた際にその復讐を誓い、
分裂された際に再び復活する事を目的として生み出されたものだと言います。
そしてそのレイは零羅が器として受け入れズァークの元に向かっています。
しかしそれでも子供の体では骨なようで転んでしまいます。
しかしそんな零羅に差し伸べる1つの手が、月影さんだー!
クロウが復活した中で月影はどうしたんだろうと思ったらこんな所にいました。
バトルフェイズ、まずクリアウィングでエグゼティブアレクサンダーを攻撃、
クリアウィングの効果でアレクサンダーを破壊しますが
零児はここで魔導賢者ディラックのペンデュラム効果を発動、
守備表示で特殊召喚し効果ダメージを無効にします。
続けてダークリベリオンでエグゼティブシーザーを攻撃、
やはりその効果でシーザーの攻撃力を吸収して戦闘破壊します。
零児は今度は魔導賢者シュレディンガーのペンデュラム効果を発動、
同じく守備表示で特殊召喚し今度は戦闘ダメージを無効にします。
そしてスターヴヴェノムでエグゼティブテムジンを攻撃、
同じ召喚法のモンスターをぶつけているあたりがズァークさんこだわってます。
ズァークはこの時にスターヴヴェノムの効果を発動、
相手の墓地に存在する先ほど倒したアレクサンダーの効果をコピーします。
アレクサンダーの効果は場にDDが2体以上いれば攻撃力を倍にするというもの、
これによりスターヴヴェノムの攻撃力を倍にしてテムジンを戦闘破壊します。
零児は特殊召喚したシュレディンガーのモンスター効果で戦闘ダメージを0にします。
最後に乱入するのは・・・
3体のエグゼティブが全て破壊され零児の場に残るのは2体の魔導賢者のみ
ズァークは容赦なくオッドアイズでディラックを攻撃します。
ここでスターヴヴェノムの更なる効果が発動、
自分の全てのモンスターに貫通ダメージを付与、
さらにオッドアイズの効果でその戦闘ダメージを倍にします。
零児のライフは残り200まで削られてしまいました。
そしてトドメに『俺!』でシュレディンガーを攻撃、
万事休すと言った所に零羅が乱入、零児も月影が救出します。
零児のライフが0になった所で零羅が、そしてレイがズァークに対峙します。
ズァークの零羅の中にレイがいる事を感じ取ったようで相当に動揺しています。
零羅が帽子を取ると隠れていた長い髪が姿を現します。
あれ?零羅ってもしかして女の子!?
いやいや、でもどこかで弟だって言及されていたような・・・。
零羅のターン、ドロー。
零羅は魔法カード「流転する生命力」を発動、
手札を全て捨てる事で墓地にあった4枚の花鳥風月カードを発動させます。
エン・バーズは墓地にエクシーズが3枚以上ある時に発動、
除外ゾーンも含めた全てのエクシーズを通常モンスターにし効果を無効にします。
覇王龍ズァークからエクシーズを表す黒色が消えました。
そしてエン・ウィンズも墓地にシンクロが3枚以上ある時に発動、
同じく全てのシンクロを通常モンスターにし覇王龍ズァークから白色を消します。
エン・ムーンも同様に全ての融合モンスターを通常モンスターにしてしまいます。
これで
「融合、シンクロ、エクシーズが墓地か除外ゾーンにある」
という覇王龍ズァークの耐性の条件が満たされなくなりました。
そして最後にエン・フラワーズの効果が発動。
エン・ムーン、エン・ウィンズ、エン・バーズが全て発動している時に
フィールドの全てのモンスター効果を無効にして破壊。
墓地へ送ったモンスターの数×600のダメージを与えるというものです。
これによりズァークのモンスターは全て破壊され
ズァークのライフは1000まで削られてしまいます。
進化する笑顔
レイに追い詰められ激昂するズァーク。
ズァークは許せませんでした、人にだけ戦いを強要し
自分たちだけは高みの見物をする人間たちを。
だからこそ自分で戦うデュエリスト達の存在が嬉しかったのかもしれません。
でもレイは言います、デュエルは争いの為にあるものではないと。
ズァークの顔がひび割れそこには遊矢の面影が姿を現してきました。
そして零児はペンダントを遊矢にたくします。零羅はこれでターン終了です。
ズァークから意識を取り戻した遊矢のターン、ドロー。
引いたのはスマイル・ワールドが進化したような速攻魔法「スマイル・ユニバース」
このカードの効果はまずエクストラデッキからペンデュラムを
通常モンスター扱いにしたうえで可能な限り特殊召喚、
これにより覇王龍ズァークがオッドアイズと共に復活します。
そしてその攻撃力分だけ零羅のライフを回復させます。
覇王龍ズァークが復活した影響かまたズァークの意識が少し戻りますが
遊矢はそれを抑え込み零羅とレイに後を託します。
そして再びエン・フラワーズの効果が発動、
覇王龍ズァークとオッドアイズを再度破壊しついにズァークのライフが0になりました。
しかしレイがズァークを封印しようとした所で
ズァークから放たれる気が零羅に襲い掛かります。
いやぁ非常に怒涛の展開でした。
まさに詰めるだけ詰め込んだ回だと言えるでしょう。
それにしても零羅がやたらと女の子っぽく見えて性別が非常に気になりました。
あ、やっぱり男の子ですよね。ちょっと安心
次回予告 141話『ジュニアユース選手権』
なんかいきなり世界が平穏を取り戻したとか言ってます。
遊矢、沢渡、権現坂の元にジュニアユース選手権の招待状が届いたようですが
もしかしたら全次元を合わせての大会を開くのかもしれません。
これは見てみたかった展開ではありますがちょっと超展開すぎます。
また柚子の姿が見えなかったので柚子の安否も気になる所ですね。
超熱血!デュエル塾
司会は沢渡、権現坂、素良、黒咲、零児に加え
さらにエド、カイト、そして塾長である修造という大所帯です。
ズァークを倒した記念という事でフルメンバーなのでしょう。
今回は零児の3体のエグゼティブDDDと4枚の花鳥風月カードに関する解説です。
自然のカード、全部発動するのは相当に条件が厳しいみたいですね。
「自分の墓地に」という発動条件ですが
今までのデュエルはどうやら全てランサーズ全員で墓地を共有していたみたいですね。
DDD怒涛大王 エグゼティブ・シーザー
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/水属性/悪魔族/攻2800/守1800
悪魔族レベル6モンスター×2
①:モンスターを特殊召喚する魔法・罠・モンスターの効果が発動した場合、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その効果を無効にする。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、
この効果で特殊召喚を無効にされたモンスターの攻撃力分アップする。
②:このカードの①の効果を適用してこのカードの攻撃力がアップした場合、
このカードのX素材を1つ取り除き、
自分フィールドの「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
このカードの①の効果で攻撃力がアップした数値分アップする。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「契約書」カード1枚を手札に加える。
DDD烈火大王 エグゼティブ・テムジン
融合・効果モンスター
星8/炎属性/悪魔族/攻2800/守2400
レベル5以上の「DD」モンスター+「DD」モンスター
①:1ターンに1度、このカードがモンスターゾーンに存在し、
自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが特殊召喚された場合、
自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
②:1ターンに1度、
このカード以外の自分フィールドの「DD」モンスターの数まで、
相手フィールドの表側表示の魔法・罠カードを対象として発動できる。
そのカードの効果は次の自分のスタンバイフェイズまで無効化される。
DDD疾風大王 エグゼティブ・アレクサンダー
シンクロ・効果モンスター
星10/風属性/悪魔族/攻3000/守2500
「DD」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:1ターンに1度、このカードがモンスターゾーンに存在し、
自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが
召喚・特殊召喚された場合、自分の墓地の
レベル4以下の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
②:フィールドにこのカード以外の
「DD」モンスターが2体以上存在する限り、
このカードの攻撃力は倍になる。
覇王眷竜 スターヴヴェノム
融合・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2800/守2000
悪魔族モンスター×2
①:自分フィールドに「覇王龍ズァーク」が存在し、
相手フィールドに融合モンスターが融合召喚された場合、
このカードは自分フィールドの「覇王眷竜」モンスター2体をリリースして
エクストラデッキから特殊召喚できる(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカード以外の融合モンスターを攻撃対象にできない。
③:自分のメインフェイズまたはバトルフェイズに1度、
自分または相手のフィールド・墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、そのモンスターの効果は無効化され、
このカードはその対象のモンスターの効果を得る。
④:自分のモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ相手に戦闘ダメージを与える。
⑤:このカードをエクストラデッキに戻して発動できる。
エクストラデッキから「覇王眷竜」Pモンスター2体を特殊召喚し、
相手フィールドの全ての融合モンスターの攻撃力を0にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
エン・フラワーズ
永続魔法
①:自分の魔法&罠ゾーンに
「エン・ムーン」「エン・ウィンズ」「エン・バーズ」が
表側表示で存在する場合にこの効果を発動できる。
1ターンに1度、フィールドの全てのモンスターの効果を無効にし破壊する。
この効果で墓地へ送られたモンスターのコントローラーは、
その自分のモンスターの数×600ダメージを受ける。
エン・バーズ
永続魔法
自分の墓地にXモンスターが3体以上存在し、
自分の魔法&罠ゾーンに「エン・フラワーズ」が
表側表示で存在する場合にこのカードを発動できる。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
フィールド・墓地のXモンスター及び除外されているXモンスターは
通常モンスターとして扱い、その効果は無効化される。
エン・ウィンズ
永続魔法
自分の墓地にSモンスターが3体以上存在し、
自分の魔法&罠ゾーンに「エン・バーズ」が
表側表示で存在する場合にこのカードを発動できる。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
フィールド・墓地のSモンスター及び除外されているSモンスターは
通常モンスターとして扱い、その効果は無効化される。
エン・ムーン
永続魔法
自分の墓地に融合モンスターが3体以上存在し、
自分の魔法&罠ゾーンに「エン・ウィンズ」が
表側表示で存在する場合にこのカードを発動できる。
①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
フィールド・墓地の融合モンスター及び除外されている融合モンスターは
通常モンスターとして扱い、その効果は無効化される。
スマイル・ユニバース
速攻魔法
このカードを発動するターン、お互いのプレイヤーは
このカードの効果以外ではモンスターを召喚・特殊召喚できず、攻撃もできない。
①:Pモンスターを自分のエクストラデッキから可能な限り特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは通常モンスターとして扱い、
その効果は無効化される。
その後、この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力分だけ相手のLPを回復する。