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究極伝導恐獣(アルティメットコンダクターティラノ):遊戯王カード考察

さあ恐竜族の時代がやってきた!

 

2月25日に「ストラクチャーデッキ-恐竜の鼓動-」のリメイクとなる

「ストラクチャーデッキR-恐獣の鼓動-」が発売されます。

このリメイクの登場を待ち望んでいた恐竜族好きの人達も多いでしょう。

今回紹介するのはその恐獣の鼓動からこのカードです。

 

 

 

究極伝導恐獣
特殊召喚・効果モンスター
星10/光属性/恐竜族/攻3500/守3200
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地の恐竜族モンスター2体を除外した場合に特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスター1体を選んで破壊し、
相手フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。
②:このカードは相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる。
③:このカードが守備表示モンスターを攻撃したダメージステップ開始時に発動できる。
相手に1000ダメージを与え、その守備表示モンスターを墓地へ送る。

 

 

今回のストラクチャーデッキのパッケージを務める特殊召喚モンスターです。

レベル10と恐竜族の中ではシンクロのジュラック・メテオと並ぶ最高レベルです。

黒い体に紫色に光る玉が所々にちりばめられた禍々しい姿の恐竜です。

究極恐獣と超伝導恐獣を悪魔合体させたような名前をしており

黒い体には究極恐獣の、紫色の玉に超伝導恐獣の面影がそれぞれ残っています。

 

 

特殊召喚モンスターであり

自分の墓地の恐竜族2体を除外する事で特殊召喚が可能となっています。

恐竜族をメインにするデッキであれば条件を満たすのは容易であり

墓地を肥やして発動条件を満たす他にエヴォルカイザー・ラギアなどの

エクシーズ素材にした恐竜族を除外すると無駄がありません。

 

 

①の効果はお互いのメインフェイズ時に1度、

自分のフィールドか手札のモンスター1体を破壊、

相手の場に存在する表側表示モンスター全てを裏側守備表示にしてしまうというものです。

いわば表側表示に戻さずドローもさせない皆既日蝕の書とも言うべき効果であり

相手の展開に合わせて発動すれば強力な妨害効果として発揮します。

対象に取らない効果である点も強力で対象耐性持ちのモンスター相手にも効果的です。

レベル9真竜のように手札のモンスターを破壊可能であり

プチラノドンやベビケラサウルスの発動トリガーとしても活用できます。

 

 

②の効果は相手モンスター全てに1回ずつ攻撃できる全体攻撃効果です。

このカードの攻撃力は3500とかなり高水準であり

①の効果を使わずとも大抵のモンスターを戦闘破壊する事が可能です。

 

 

③の効果は守備表示モンスターを攻撃したダメージステップ開始時に

相手に1000ダメージ与えた上で

そのモンスターを墓地に送る事が出来るというものです。

①や②の効果とシナジーしており相手モンスターを全て裏側守備にした上で

それらをリバースさせる事なく墓地へ送りダメージまで与えます。

墓地送りなので破壊時に発動する効果も許しません。

ちなみにこの効果は発動するかどうかは任意です。

貫通効果を付与している場合などは発動しないのも選択肢の1つです。

 

 

これは恐竜族の時代来ていますね

特に①の効果が文句なしに強力でこのカードがフィールドに立ったら

相手はこのカードをどうにかしない限りロクに動けなくなるでしょう。

その上でアタッカーとしても一級品の性能を持っており

恐竜族デッキにとってはエースとして活躍してくれる事間違いなしです。

耐性の類こそ一切持っていませんが特殊召喚条件は緩い為、

1回除去されてもめげずに2体目、3体目の特殊召喚を狙っていけば

相手にとってはたまったものではないでしょう。

 

 

恐獣の鼓動にはほかにも強力な恐竜族サポートが登場しています。

恐竜族は全種族の中でもかなり不遇な立場にいる種族の1つでしたが

このストラクチャーデッキにおいて恐竜族の評価は一気に上がると思われます。

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