幅広く相手モンスターを素材にできる!
今回紹介するのはマキシマム・クライシスよりこのカードです。
SRアクマグネ
チューナー・効果モンスター
星1/風属性/機械族/攻 0/守 0
「SRアクマグネ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードはこのカードの効果によるS召喚でしかS素材にできない。
①:このカードが自分メインフェイズに召喚・特殊召喚に成功した場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードのみを素材として風属性Sモンスター1体をS召喚する。
スピードロイドの新しいレベル1チューナーです。
アークファイブにおいてユーゴがユーリ、エド、カイト戦で使用したカードであり
カイトにコントロールを奪われていたクリアウィング・シンクロ・ドラゴンと共に
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンのシンクロ素材となりました。
名前は「アクマ+マグネット」と見ていいでしょう。
U字型の磁石を2つつけたモンスターですが
悪魔というよりはどことなくコウモリを連想させる見た目をしています。
その効果は1ターンに1度、自分のメインフェイズに召喚、特殊召喚した場合に
相手の場いる表側表示モンスター1体を選択、
選択したカードと自身を素材に風属性シンクロをシンクロ召喚するというものです。
このカードはこの効果でしかシンクロ素材にできず、
通常のシンクロ召喚に使う事はできません。
あくまで「自分のメインフェイズ」に場に出さないと効果が発動できない為、
相手ターンやバトルフェイズには使えない点には注意しましょう。
相手モンスターをシンクロ素材にするという点では超重武者タマ-Cに似ていますが
根本的にシンクロ召喚できるモンスターが違う他にも
あちらと違いシンクロ召喚を行う為には正規の素材でなければならず
例えばクリスタルウィングをシンクロ召喚したい場合、
素材にする相手モンスターはシンクロモンスターでなければいけませんし
素材が3体必要なミスト・ウォームなどはシンクロ召喚する事が出来ません。
その代わりペンデュラムなど墓地に送れないカードも素材にする事が出来る点や
墓地に魔法罠があっても問題なく効果を発動できる点など
超重武者タマ-Cよりも使いやすい面も存在します。
風属性のシンクロモンスターにはクリアウィングやハイスピードロイドを中心に
レベル2からレベル9まで各レベルに幅広く存在しているので
エクストラデッキの余裕次第ですがシンクロ素材にできるモンスターの範囲は多いです。
ただレベル2のTG レシプロ・ドラゴン・フライはあまり汎用性が高いとは言えない為
基本的にはレベル2~レベル8の相手モンスターを狙う事になるでしょう。
主にスピードロイドと相性のいいシンクロモンスターを出す事が出来ますが
対応するシンクロにはクリアウィングや古神ハストール、
スターダスト・チャージ・ウォリアーなど汎用的に使いやすいカードも多く
スピードロイド以外のデッキでも十分に使えるカードとなっています。
ワン・フォー・ワンに対応している点も嬉しいポイントですね。
個人的には【壊獣】に採用してレベル9の浮鵺城を狙うのも面白いと思います。
怪獣にはレベル8のモンスターも多い為、相手に送り付けた上で素材にしやすく
また雷撃壊獣サンダー・ザ・キングがレベル9なので蘇生対象も用意しやすいです。
そのまま真竜皇V.F.D.をはじめとしたランク9エクシーズに繋げるといいでしょう。
いっその事レベル9の真竜も一緒に混ぜちゃってもいいかもしれませんね。
様々なデッキで活躍できる可能性を秘めた面白いカードです。
今後風属性のシンクロが新しく登場するたびに評価の変わるカードでもある為、
動向の見逃せないカードの1つだと言えるでしょう。