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十二獣(じゅうにしし)クックル:遊戯王カード考察

こいつ素材にした十二獣エクシーズ結構厄介なんです

 

今回紹介するのはマキシマム・クライシスよりこのカードです。

 

 

 

十二獣クックル
効果モンスター
星4/地属性/獣戦士族/攻 800/守1200
①:このカードが戦闘・効果で破壊された場合、
「十二獣クックル」以外の自分の墓地の「十二獣」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキに戻す。
②:このカードを素材として持っている、
元々の種族が獣戦士族のXモンスターは以下の効果を得る。
●このカードを対象とする相手モンスターの効果が発動した時、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。その発動を無効にする。

 

 

十二獣の新しい仲間となるレベル4獣戦士族です。

 

長い髪と赤と白のマフラーが特徴的な中性的な外見のモンスターです。

このイラストだと少年に見えますが

十二獣の相剋のイラストだと少女にも見えます。性別どっちなんでしょうね。

十二獣の相剋ではハマーコングに文句を言うライカをなだめる様子が見られており

温厚な性格である事が伺えます。

名前の由来は英語における鶏の鳴き声「Cock-a-doodle-doo」からだと思われ

このカードが十二支の酉ポジションである事を伺わせます。

右手に持っている武器は恐らくジャマダハルではないでしょうか。

ジャマダハルとは↑のような形状をしたインドに伝わる刺突に特化した片手剣です。

通常の剣と違い握りを持った腕と刃が一直線になるように作られており

パンチをするような感覚で相手を攻撃できるのが特徴です。

この形状の武器はよくジャマダハルではなくカタールと呼ばれる事も多いですが

カタールは通常の短剣に近い形状をした別の武器の事であり

ジャマダハルという名前で呼ぶのが正しいです。

 

 

①の効果は戦闘か効果で破壊された場合に

自身と同名カード以外の十二獣カードを1枚墓地からデッキに戻せるというものです。

モルモラットの再利用などに活用できる効果ですが

このカードも十二獣同様に十二獣エクシーズを上に重ねる事が出来るため

基本的にはエクシーズに繋げる方が優先されてしまうでしょう。

この効果を狙う場合は主に十二獣ライカの効果で蘇生させた場合となります。

 

 

②の効果はメインデッキの十二獣が共通で持つ

獣戦士族エクシーズのオーバーレイユニットになった場合に効果を付与するものであり

このカードを素材とした獣戦士族エクシーズは

相手モンスターの効果の対象となった場合オーバーレイユニットを1つ消費する事で

その発動を無効に出来るというものです。

魔法を無効に出来るラビーナや罠を無効に出来るラムのモンスター効果版であり

モンスター効果は魔法罠に比べて対象に取る効果が多い傾向にある為、

このカードを素材にする事で自分のエクシーズを守れるケースは結構あります。

ラビーナやラムと一緒に素材になればより盤石な対象耐性が得られるでしょう。

 

 

マキシマムクライシスでついに十二獣が全員揃う事になりました。

あいも変わらず環境で様々なデッキに出張しまくっている十二獣ですが

もうしばらくこの状態は続きそうですね。

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