遊戯王ARC-V138話の感想です。
黒咲、カイトがズァークに敗れ去り今度は権現坂とジャックが立ち向かいます。
新たなる覇王眷竜
ジャックと権現坂がズァークに向かう様子を沢渡が見守ります。
沢渡はデュエルディスクが壊れている為に戦えない事を悔やんでおり、
手元にあるカード化されたクロウに一緒見守って欲しいと嘆きます。
また次元中継によりシンクロ次元にいる長次郎とクロウの子供たちも
また一緒にこのデュエルを見守ります。
ジャックのターン、ドロー。
ジャックはまず新カード、レッド・ガーゴイルを手札から特殊召喚、
続けてレッド・リゾネーターを通常召喚します。
そしてレッドガーゴイルでレッドリゾネーターのレベルを4にした上でチューニング、
レッド・デーモンズ・ドラゴンをシンクロ召喚です。
しかしズァークはいいます。「シンクロモンスターを出した時点でお前の負けだ」と
そして前回相手ターンに覇王眷竜ダークリベリオンをエクシーズ召喚したように
今回も相手ターンに2体のダークヴルムをリリース、
覇王眷竜クリアウィングをシンクロ召喚します。
元の覇王眷竜より全体的に暗い色合いになっているのが特徴です。
何気に本来のクリアウィングと違い8レベルになっていますね。
そしてクリアウィングが特殊召喚された時に効果発動、
なんと相手モンスター全てを効果を無効にして破壊するというトンデモ効果です。
しかしジャックは手札からブルータル・レッドを墓地に送りこの破壊を無効、
スカーライトを守りつつさらにスカーライトの攻撃力を1000上げます。
そしてスカーライトでクリアウィングを攻撃しますが
ここでもさらにクリアウィングの効果が発動、
1ターンに1度バトルを無効にして相手モンスターを破壊、
さらに攻撃力分のダメージを相手に与えるというものです。
しかしジャックは墓地のブルータル・レッドの効果でこの破壊も防ぎます。
ジャックはカードを1枚伏せてターンエンドです。
続いて権現坂のターン、ドロー。
権現坂は超重武者タマーCと新カード、超重武者ロッカ-Qを続けて展開、
2体でチューニングして超重武者カタナカ-Gをシンクロ召喚です。
この時守備表示で特殊召喚した権現坂を弱気だと笑うズァーク、
どうやらズァークは権現坂の不動のデュエルの事も記憶にない様子です。
権現坂は遊矢にとって無二の親友とも言える存在ですが
その権現坂の事すらズァークは覚えていないのです。
ならば思い出させてやると権現坂、カタナカ-Gの効果を発動、
手札の超重武者を可能な限り特殊召喚するというもので
これによりソード-999、ワカ-O2、ビッグベン-Kを特殊召喚します。
これらの超重武者でジャックを守り切ると宣言し権現坂はターンエンド。
ズァークのエンタメ
そしてズァークのターン、ドロー。
ズァークは我のエンタメを見せてやるといい
装備魔法「覇王烈気」を発動、クリアウィングに装備させます。
この覇王烈気は対象が1体の効果を全モンスターに広げるというもので
クリアウィングの戦闘時の効果でジャックと権現坂のカードを全滅させてやろうという魂胆です。
そしてクリアウィングでビッグベン-Kに攻撃、クリアウィングの効果が発動されます。
しかし権現坂はここで手札から超重武神フドウミョウ-Oの効果を発動、
これはバトルフェイズ中にカードを破壊する効果が発動された場合に
場の超重武者1体をリリースして特殊召喚て場のカード1枚を選択、
自分自身とそのカードを破壊から無効にしてバトルフェイズを終了する効果を持ちます。
それに加えてフリーチェーンでモンスター2体を選択し、
そのモンスターも1ターンの間破壊から守る効果も持つまさに防御に特化したカードです。
効果モンスターのため覇王龍ズァークに無効にされず
これにより見事クリアウィングの攻撃を防ぎつつ覇王龍ズァークの攻撃も封じます。
ジャック、権現坂ともに残りライフが1000になりながらも
見事にズァークのターンを凌ぐ事が出来ました。
ズァークは相手が自分の攻撃を凌いだ事がよほど嬉しかったらしく
「褒めてつかわす」とか言ってます。相変わらず超偉そうですが
思うんですがズァークって人類滅ぼすとか人間嫌い的な発言しているわりには
本当にデュエルするのが楽しくてしょうがない感じに見えるんですよね。
最初に姿を現した時も「我とデュエルしろ!」とか言ってましたし。
やっぱりそのあたりは遊矢の心が残っているだけでなく
ズァークも元々はプロデュエリストだった関係があるのかもしれません。
不動のデュエル
そして再びジャックのターン、ドロー。
ジャックは伏せてあった「ヴィジョン・シンクロ」を発動、
手札からシンクロ召喚の素材となるモンスターを墓地へ送り
そのモンスターを素材にシンクロ召喚するという効果です。
これによりダークリゾネーター、ネットリゾネーターの2体のチューナーと
レッドスプリンターで手札からダブルチューニング、
レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントをシンクロ召喚です。
こうして2体のレッド・デーモンがフィールドに並ぶことになりました。
そしてスカーライトでクリアウィングを攻撃、
再び覇王烈気の効果で全体化したクリアウィングの効果が襲いますが
フドウミョウ-Oの効果により2体のレッド・デーモンを破壊から守ります。
しかしフドウミョウ-O自身は破壊されてしまい、
ジャックはネット・リゾネーターの効果により効果ダメージを無効にするも
権現坂はダメージを直接受けてしまいライフが0となってしまいました。
それでも権現坂はやり遂げた顔をして倒れます。
まさに自分の身を挺して仲間を守る不動のデュエルの体現者です。
後を託されたジャックはタイラントでクリアウィングを攻撃、
見事にこれを破壊するも覇王門零と覇王門無限の効果で戦闘ダメージは無効、
クリアウィングこそ倒したものの逆にズァークのライフを回復させる結果となりました。
この時ジャックは「何!?」と言ってますが
いやそこはちゃんと情報共有しときましょうよ、周知情報でしょ!
倒れた権現坂の元に駆け付ける沢渡、権現坂は沢渡に後をよろしく頼むと
遊矢のペンダントを、そして自分のデュエルディスクを託します。
「エンタメ」という言葉に反応したズァークには確かに遊矢の心があると言って。
その思いを受け継ぎズァークに立ち向かう沢渡、
しかし背後から「俺もいるぞ」と声があり現れたのはなんとクロウ、
どうやら次元統合の影響でカード化から復活した様子であり
沢渡と共にズァークに立ち向かいます。
そしてズァークはクリアウィングを倒したジャックがいたく気に入った様子で
最後は我の手で直接倒してやると覇王龍ズァークで攻撃をします。
シティの道を貫通するような覇王龍ズァーク初の戦闘での攻撃により
スカーライトはシティの道と共に破壊されジャックのライフも0となってしまいました。
ホイール・オブ・フォーチューンから投げ出されたジャックの元に
ホイール・オブ・フォーチューンが横転して迫ってくる様子は正直すごく心臓に悪いです。
こうしてジャックもまたズァークを倒すことはできませんでした。
ジャックもまた沢渡とクロウに後を託して倒れます。
覇王眷竜ダークリベリオンに続き覇王眷竜クリアウィングもまた恐ろしい性能でした。
権現坂とジャックも倒され今度は沢渡とクロウがズァークと戦います。
・・・・・・うん、言っていいかな?
そこはデニスや月影にポジション譲ってあげようよクロウ
次回予告 139話『闇に染まる眼』
二色の眼持つ眷属よ
その鋭き両眼で捉えた敵を焼き尽くせ!
というわけで今度は覇王眷竜オッドアイズが出てくるみたいですね。
恐らくこのカードも対ペンデュラムに関する効果を持っていると思いますが
今回のタッグはシンクロのクロウとペンデュラムの沢渡で分かれているので
そのあたりが攻略の鍵になってくるかもしれません。
超熱血!デュエル塾
司会は零児と権現坂と沢渡
今回はズァークの使った覇王眷竜クリアウィングについての解説です
覇王眷竜(はおうけんりゅう) クリアウィング
シンクロ・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
闇チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:自分フィールドに「覇王龍ズァーク」が存在し、
相手フィールドにSモンスターがS召喚された場合、
このカードは自分フィールドの「覇王眷竜」モンスター2体をリリースして
エクストラデッキ・墓地から特殊召喚できる
(この特殊召喚はS召喚扱いとする)。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドに表側表示で存在する全てのモンスターの効果を無効にし破壊する。
③:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカード以外のSモンスターを攻撃対象にできない。
④:1ターンに1度、このカードが相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に、
その相手モンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃を無効にし、対象の相手モンスターを破壊し、
その攻撃力分のダメージを相手に与える。
⑤:このカードをエクストラデッキに戻して発動できる。
エクストラデッキから「覇王眷竜」Pモンスター2体を特殊召喚し、
相手フィールドの全てのSモンスターの攻撃を0にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
いやぁ覇王眷竜ダークリベリオンに続いてふざけんなって効果ですね
本編では見せてませんでしたがダークリベリオン同様
エクストラデッキに戻してダークヴルム特殊召喚する効果も持ってます。
あまりに強すぎて最近ズァーク本体の活躍がちょっと地味です。
いやズァークも十分強いんですけどね。
超重武神フドウミョウ-O
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻1000/守3000
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
①:自分・相手のバトルフェイズに、
自分フィールドのカードを破壊する魔法・罠・モンスターの効果が発動した場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
自分フィールドの「超重武者」モンスター1体をリリースし、
このカードを手札から特殊召喚する。
その後バトルフェイズを終了する。
このターン、対象のモンスターとこのカードは効果では破壊されない。
②:このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
③:1ターンに1度、フィールドのモンスターを2体まで対象として発動できる。
このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
ターン終了時まで、対象のモンスターは戦闘・効果では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
覇王烈気
装備魔法
「覇王」モンスターにのみ装備可能。
①:装備モンスターの「相手フィールドのモンスターを対象とする効果」は、
「相手フィールドの全てのモンスターに適用する効果」扱いになる。