レイド・フォースやデス・ダブル・フォースと高相性!
今回紹介するのはマキシマム・クライシスよりこのカードです。
RR-エトランゼ・ファルコン
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/鳥獣族/攻2000/守2000
レベル5モンスター×2
①:このカードがXモンスターをX素材としている場合、以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
②:このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、
「RR-エトランゼ・ファルコン」以外の
自分の墓地の「RR」Xモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、このカードをそのカードの下に重ねてX素材とする。
まだ見ぬ勇猛なハヤブサよ!
猛き翼に秘めし未知なる力、今ここに知らしめよ!
クロスエクシーズ召喚!現れろランク5!
レイド・ラプターズ-エトランゼ・ファルコン!!
レイドラプターズの新しい仲間となるランク5エクシーズです。
アークファイブにおいて黒咲隼が黒咲瑠璃戦で使用したカードであり
魔法カード「Xエクシーズ」の効果によりランク5のブレイズ・ファルコンと
レベル5になっていたリトル・フェアリーを素材にエクシーズ召喚、
そのままフィニッシャーとなりました。
黒色と金色をベースに赤い光がライン状に存在しています。
他のRRに比べて全体的に丸みを帯びた独特の形状をしています。
エトランゼとは異邦人の事であり口上から考えても「まだ見ぬ隼」と訳すと思われます。
サヤカのカードであるリトル・フェアリーを素材にしたカードである事からも
今までには無いレイドラプターズという事を強調しているのでしょう。
①の効果はこのカードがエクシーズモンスターをオーバーレイユニットにしている場合、
1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ消費する事で
相手のモンスター1体を破壊してその元々の攻撃力分のダメージを与えるというものです。
ホープレイVの効果によく似ていますが
あちらと違い「元々の」攻撃力を参照する点で微妙に違いますが
それでも除去とバーンを同時に兼ねる十二分に強力な効果には違いありません。
②の効果はこのカードが相手によって破壊された場合に
自分の墓地の同名カード以外のレイドラプターズエクシーズを1体蘇生、
このカードをその蘇生したレイドラプターズのオーバーレイユニットにするというものです。
相手の手によって破壊される必要こそありますが戦闘破壊でも効果破壊でもよく
安定して後続に繋げられる効果となっています。
RRエクシーズを素材にして①の効果を発動しているのなら自然蘇生対象用意する事が可能です。
あらかじめ墓地にアルティメットファルコンを用意できるなら強力な後続に繋げる事も可能であり
いざという時には自爆特攻で積極的に発動を狙ってもいいでしょう。
①の効果はエクシーズモンスターをオーバーレイユニットにする必要がある為、
基本的にランクアップマジックからのエクシーズ召喚を狙う事になるでしょう。
RUM-レイド・フォースを使えば様々なランク4からこのカードに繋げられる他、
相手がランク4を使うならRUM-レヴォリューション・フォースで奪える可能性もあります。
闇属性であるためRUM-幻影騎士団ラウンチにも対応しています。
状況によってはダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンで相手にモンスターを攻撃した後に
このカードに繋げて更なる除去とバーンを行うユートとの友情コンボを狙うのも面白いです。
同じくランク5のブレイズファルコンと比較した場合、
あちらは状況次第では複数の相手モンスターを同時に除去が可能であり
こちらは攻撃力と後続に繋げる効果、バーン効果の期待値で勝っています。
特に相手のモンスターが少ない場合にはブレイズファルコンより有利な場面が多く
全体的にこちらの方が使いやすいでしょう。
またあちらと違い素材2体でエクシーズ召喚が可能であり鳥獣族の縛りも存在しない為、
ランクアップマジックを使わない形でのエクシーズ召喚も狙いやすいです。
その場合①の効果こそ使う事はできませんがスキップ・フォースやソウル・シェイブ・フォースから
RR-アーセナル・ファルコンに繋げる事が可能です。
またRUM-デス・ダブル・フォースを使えば自爆特攻から
RR-アルティメット・ファルコンをはじめとするランク10に繋げるといった芸当も可能です。
ランク5のエクシーズ召喚を狙えるデッキであれば
そこにデス・ダブル・フォースさえ入れればランク10を積極的に活用していけます。
中々にできる事が多い面白いカードです
レイドラプターズに限らず様々なエクシーズデッキで活用していく事が可能であり
まさに未知なる力を知らしめる事の出来る可能性を秘めたカードだと言えるでしょう。