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LL(リリカル・ルスキニア)-インディペンデント・ナイチンゲール:遊戯王カード考察

ちょっと再現しちゃダメな部分再現してます

 

今回紹介するのはマキシマム・クライシスよりこのカードです。

 

 

 

LL-インディペンデント・ナイチンゲール
融合・効果モンスター
星1/風属性/鳥獣族/攻 1000/守 0
「LL-アセンブリー・ナイチンゲール」+「LL」モンスター
①:元々のカード名に「LL」を含むXモンスターを素材として
このカードが融合召喚に成功した場合に発動できる。
そのモンスターが持っていたX素材の数だけ、このカードのレベルを上げる。
②:このカードの攻撃力はこのカードのレベル×500アップし、
このカードは他のカードの効果を受けない。
③:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
このカードのレベル×500ダメージを相手に与える。

 

 

闇夜に響く小夜鳴鳥(サヨナキドリ)のさえずりよ
内なる声と一つになりて更に激しく鳴くがいい!
融合召喚!舞い降りよ!気高き孤高の夜鳴き鳥!
リリカル・ルスキニア インディペンデント・ナイチンゲール!

 

 

リリカル・ルスキニアの融合モンスターです。

アークファイブにおいて黒咲瑠璃が黒咲隼及びユート戦で使用したカードで

共にアセンブリー・ナイチンゲールとパラサイト・フュージョナーを素材に

融合召喚召喚されました。

アニメでは特に耐性の類は持っていませんでした。

 

アセンブリーナイチンゲールをベースに全体的に色が暗くなり服装も豪華になっています。

目も赤くなっておりいかにも闇堕ちって感じのするモンスターですね。

アニメではこれに加えてパラサイト・フュージョナーがおっぱいに巻き付いており

実にけしからん様相となっていました。

ナイチンゲールはサヨナキドリの事でインディペンデントとは「独立」を意味します。

兄である隼との対決の時のセリフから考えると

過保護な兄からの独立という意味が込められているのでしょう。

 

 

アセンブリーナイチンゲールとあと1体リリカルルスキニアを融合素材に要求しています。

パラサイト・フュージョナーで代用する事も可能ですが

①の効果にエクシーズのリリカル・ルスキニアを要求しており

効果を最大限に発揮するのはアセンブリーナイチンゲールが必要となってきます。

ただリリカルルスキニアもパラサイトフュージョナーもレベル1であり

金華猫やワン・フォー・ワンを共有できる為相性は悪くありません。

 

 

①の効果は元々のカード名に「LL」とつくエクシーズモンスターを素材に

融合召喚に成功した場合、そのLLが持っていたオーバーレイユニットの数だけ

このカードのレベルを上げるというものです。

②と③の効果は自身のレベルに直結する効果を持っており

オーバーレイユニットの数が多いLLエクシーズを素材にするほど

このカードは強くなります。

 

 

②の効果はこのカードの攻撃力をレベルの500倍だけ上昇させる攻撃力上昇効果と

さらに自身以外の効果を一切受けないという完全耐性です。

元々の攻撃力が1000しかない為素の状態ですと攻撃力は1500しかありませんが

仮にオーバーレイユニットが5つのLLを素材に融合召喚できた場合

完全耐性付きの攻撃力4000が出来上がります。

ただそこまで攻撃力を挙げても壊獣やホープ・ザ・ライトニングには無力であり

またそこまで素材があるのならば素のアセンブリーナイチンゲールの方が強いケースが多く

むしろ素材3枚程度の攻撃力3000ぐらいの状態が最も有効活用できるでしょう。

また一切の効果を受けない強烈な耐性を持っていますが

ギャラクシー・クィーンズ・ライトなどでレベルを上げる事が出来なかったり

リサイト・スターリングで攻撃力を強化できなかったりと

この完全耐性がデメリットとなる要素も強かったりします。

むしろ安易にレベルを上昇できないようにする為に

完全耐性が追加されたと考える方が自然と言えます。

 

 

③の効果は1ターンに1度、自分メインフェイズ時に

このカードのレベル×500のダメージを相手に与えるというものです。

素の状態では500しかダメージを与える事が出来ませんが

オーバーレイユニット5つのLLを素材にしてレベル6にすれば

3000のダメージが与える事が可能とこのカードのレベル次第では

強力なダメージ源として活用していく事が可能です。

 

 

【リリカル・ルスキニア】においては特に③の効果によるダメージを利用した

とっておきのダメ押し用のカードとして活躍してくれます。

素材5体のアセンブリー・ナイチンゲールで5000の直接攻撃を与えた後に

そのアセンブリー・ナイチンゲールを素材にこのカードを融合召喚、

レベル6となったこのカードの③の効果で3000ダメージを与えれば

丁度合計8000ダメージとなり1ターンキルが成立します。

後攻1ターンキルの可能性を飛躍的に高めてくれるカードであり

リリカル・ルスキニアに融合のギミックを積む価値は十分にあると言えるでしょう。

リリカル・ルスキニアの高い殺意をさらに高めてくれる1枚です。

 

 

 

 

さてここからがこのカードの解説における本題です

上記の説明は全て「このカードをまともに運用した場合」の話です。

このカードにはもっと恐ろしい悪用方法が存在します。

 

 

The tyrant NEPTUNE
効果モンスター
星10/水属性/爬虫類族/攻   0/守   0
このカードは特殊召喚できない。
このカードはモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚する事ができる。
このカードの攻撃力・守備力は、アドバンス召喚時にリリースしたモンスターの
元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値分アップする。
このカードがアドバンス召喚に成功した時、
墓地に存在するリリースした効果モンスター1体を選択し、
そのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。

 

それがこのザ・タイラント・ネプチューンを利用する方法です。

このカードはモンスターを1体か2体をリリースして

そのモンスターの攻撃力、守備力とその効果を受け継ぐ効果を持っていますが

こいつレベル10あるんです。

つまりインディペンデントナイチンゲールをリリースして

タイラントネプチューンをアドバンス召喚してその効果をコピーすれば

毎ターン5000ダメージ与える完全耐性持ち攻撃力6000が誕生します

しかもインディペンデントナイチンゲールはレベル1の為、簡易融合に対応しており

手札に簡易融合とタイラントネプチューンがあれば上記の化け物を作り出せます。

タイラントネプチューンは爬虫類族である為キングレムリンでサーチが可能であり

実際にこの2枚を手札に揃えるのはそれほど難しい事ではないでしょう。

 

 

これさすがにダメなんじゃないかなぁ?

もしかしたらジュラゲドの時みたいに②や③の効果が融合召喚時限定になるみたいな

そんな感じのエラッタがこっそりされるかもしれません。

それぐらいにはやばいカードですこれ。

 

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