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遊戯王カード考察:滅びの呪文-デス・アルテマ

対象を選ばない裏側表示の除外!ブラフとしても使える!

 

今回紹介するのは20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVEよりこのカードです。

 

 

 

滅びの呪文-デス・アルテマ
速攻魔法
①:自分フィールドにレベル8以上の魔法使い族モンスターが存在する場合に発動できる。
フィールドのカード1枚を選んで裏側表示で除外する。
②:魔法&罠ゾーンのこのカードが相手の効果で破壊された場合に発動できる。
デッキから「マジシャン・オブ・ブラックカオス」または
「混沌の黒魔術師」1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。

 

 

魔法使い族用の速攻魔法です。

必殺技カードの一種でありマジシャン・オブ・ブラックカオスの攻撃名です。

アルテマは特にファイナルファンタジーで馴染み深い単語であり

恐らくは「究極」を意味する「Ultimate」からとられているのでしょう。

 

 

 

①の効果は自分の場にレベル8以上の魔法使い族モンスターが存在する場合に

フィールドのカード1枚を選んで裏側表示で除外するというものです。

裏側表示で除外という非常に再利用のされにくい除去を発動でき

特に制限カードに対して発動できればデッキバウンス以上の効果が期待できます。

その上で対象に取らない効果であり対象耐性持ちのモンスターも除外可能です。

 

 

②の効果は魔法罠ゾーンに存在するこのカードが相手の効果で破壊された場合に

デッキからマジシャン・オブ・ブラックカオスか混沌の黒魔術師を

召喚条件無視で特殊召喚できるというものです。

能動的に発動する事は出来ない為ブラフとしての発動が基本にとなりますが

速攻魔法なので破壊される時に発動すれば①と②の効果を同時に発動可能です。

特に混沌の黒魔術師を特殊召喚できれば効果で墓地のこのカードを回収でき

フィールドに維持できればそのまま①の効果の発動条件をみたす事が可能です。

この効果に1ターンに1度の制限は無い為、ハーピィの羽箒などで一掃されれば

その数だけ混沌の黒魔術師を特殊召喚する事は出来ますが

その混沌の黒魔術師の①の効果は1ターンに1度なので注意しましょう。

 

 

レベル8以上の魔法使い族モンスターを用意する必要こそありますが

強力な除外効果を持ち例え発動条件を満たせない場合であっても

ブラフとして使えるという中々小回りの利くカードです。

肝心のレベル8の魔法使い族ですが②の効果で呼び出せる混沌の黒魔術師や

マジシャン・オブ・ブラックカオスがまず第一候補となるでしょう。

マジシャン・オブ・ブラックカオスは儀式デッキを組む必要がありますが

混沌の黒魔術師は汎用性が高く様々なデッキに混ぜる事も可能です。

それ以外の魔法使い族としてはレベル変動効果を持つガガガマジシャンや

汎用のレベル8シンクロである覚醒の魔導剣士あたりもオススメです。

他にもEMラフメイカーや召喚神エクゾディア、

サイレント・マジシャンLV8などレベル8以上の魔法使い族は結構います。

 

 

カオス・ソルジャーが様々な強化に恵まれている中、同じく遊戯の使った儀式カードである

マジシャン・オブ・ブラックカオスは中々日の目を見る事はありませんでしたが

ついにマジシャン・オブ・ブラックカオスを名指しでサポートするこのカードが登場しました。

儀式の下準備に対応している事もあり

マジシャン・オブ・ブラックカオスを中心としたデッキを組むのも面白いかもしれません。

 

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