闇属性魔法使い族なんでもサーチ!
12月23日にストラクチャーデッキ-ペンデュラム・エボリューション-が発売されます。
覇王龍ズァークに関係するカードが多く収録されており
全体的にズァーク用のストラクチャーデッキという印象を強く感じます。
今回紹介するのはそのペンデュラム・エボリューションよりこのカードです。
星刻の魔術師
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/魔法使い族/攻2400/守1200
レベル4「魔術師」Pモンスター×2
このカードは上記のカードをX素材にしたX召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のデッキ・墓地のモンスター及び自分のエクストラデッキの表側表示のPモンスターの中から、
魔法使い族・闇属性モンスター1体を選んで手札に加える。
②:1ターンに1度、自分のモンスターゾーン・Pゾーンの
Pモンスターカードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりに自分のデッキから魔法使い族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
魔術師用のランク4エクシーズモンスターです。
星読みの魔術師と時読みの魔術師が混ざったような姿をしており
2人のパーツをそれぞれ所持しており色合いも白と黒を基調としており
星刻という名前からも星読みと時読みを強く意識したものになっています。
でも2人ともレベル4じゃないのでそのままだとエクシーズ素材にはなれません
ステータスは攻撃力2400、守備力1200と
丁度星読みの魔術師の攻撃力守備力が反対になった数値をしています。
エクシーズ素材にはレベル4の魔術師ペンデュラム2体を要求しています。
同じくペンデュラム・エボリューションに収録されている
虹彩の魔術師、黒牙の魔術師、白翼の魔術師、紫毒の魔術師が
全てレベル4でありこれらのカードでエクシーズ召喚する事を意識しているのでしょう。
また調弦の魔術師を手札からペンデュラム召喚すれば
デッキからレベル4の魔術師ペンデュラムを特殊召喚する事で繋げられます。
それ以外ではレスキューラビットの効果で
竜脈の魔術師2体を特殊召喚するのもオススメです。
ちなみにレベル4魔術師×2体でのエクシーズ召喚でしか
エクストラデッキから特殊召喚できないという制約が存在します。
つまりはRUMやエクシーズ・ユニバースなどでは特殊召喚できないという事です。
恐らくは①の効果を何度も使って悪用されるのを防ぐ為のテキストでしょう。
①の効果はオーバーレイユニットを1つ消費する事で
自分のデッキ、墓地、もしくはエクストラデッキの表側表示ペンデュラムから
闇属性の魔法使い族1枚を選んで手札に加えるというものです。
デッキからも墓地からも手札に加えられる上に
魔術師ペンデュラムだけで見てもこの効果に対応するカードは数多く存在し
他にはEMドクロバットジョーカーやトランプ・ガールなんかも対応しています。
②の効果は1ターンに1度、自分のモンスターゾーンかペンデュラムゾーンに存在する
ペンデュラムが破壊される場合、その身代わりとして
デッキから魔法使い族1体を墓地に送る事が出来るというものです。
特にペンデュラムゾーンのカードを破壊から守れるのは重宝する点であり
その上で魔法使い族の墓地肥やし効果までついてきます。
【魔術師】であれば竜脈の魔術師や竜穴の魔術師を墓地へ送り、
闇の量産工場で回収するといった芸当も可能です。
またEmトリック・クラウンを墓地へ送りそのまま特殊召喚する事もできます。
積極的に墓地を肥やしたいのであれば能動的にこの効果の発動を狙ってもいいでしょう。
エクシーズ素材こそ魔術師ペンデュラムという指定がありますが
どちらの効果も魔法使い族全般を強力にサポートする効果であり、
他の魔法使い族デッキにレベル4魔術師を混ぜる意義は十分に存在します。
特に①の効果が非常に優秀で
闇属性の魔法使い族であれば何でもいいという抜群な対応範囲の広さを誇っており
シャドールやブラック・マジシャン関連のカード、
他にはガガガや召喚師アレイスターなんかもこの効果で手札に加えられます。
面白い所ではエクゾディアパーツも手札に加える事が可能であり
星刻の魔術師を場に出す=エクゾディアパーツが1枚揃うという図式になります。
エクシーズ・リボーンあたりも組み合わせて
エクゾディアパーツを積極的に揃えていく構築も面白いでしょう。