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遊戯王カード考察:調弦の魔術師(ちょうげんのまじゅつし)

手札からのペンデュラム召喚を狙え!

 

今回紹介するのはディメンション・ボックスよりこのカードです

 

 

 

調弦の魔術師
ペンデュラム・チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻   0/守   0
【Pスケール:青8/赤8】
①:このカードがPゾーンに存在する限り、
自分フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、
自分のエクストラデッキの表側表示の「魔術師」Pモンスターの種類×100アップする。
【モンスター効果】
このカードはエクストラデッキからの特殊召喚はできず、
このカードを融合・S・X召喚の素材とする場合、
他の素材は全て「魔術師」Pモンスターでなければならない。
「調弦の魔術師」のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札からのP召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「調弦の魔術師」以外の「魔術師」Pモンスター1体を守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、
フィールドから離れた場合に除外される。

 

 

貴竜の魔術師に続く2体目の魔術師ペンデュラムチューナーです。

 

調律の魔術師がちょっと大人になった感じの外見をしています。

恐らくは調律の魔術師が成長した姿なのでしょう。

調律の魔術師が小学生ならこちらは中学生くらいに見えますね。

持っている杖もほぼ同じですがいくつかパーツが追加されています。

ペンデュラムではなかった調律の魔術師がペンデュラムに進化しています。

またレベルも4に上昇していますが攻撃力守備力は変わっていません。

 

 

ペンデュラムチューナーですが効果外テキストとして

エクストラデッキからの特殊召喚ができず、魔術師ペンデュラムとしか

融合、シンクロ、エクシーズの素材にする事が出来ない制約があります。

中々重い制約であり他のペンデュラムとは違う運用が求められます。

 

 

ペンデュラム効果はこのカードがペンデュラムゾーンに存在する間

自分の場のモンスターの攻撃力・守備力を

エクストラデッキに表側表示で存在する

魔術師ペンデュラムの種類×100だけ上昇させるというものです。

エクスストラデッキに魔術師ペンデュラムが溜まれば

攻撃力500ぐらい上昇させる事も可能ですがそもそもその状況であれば

大抵の場合はペンデュラム召喚で大量召喚した方が都合がよく

中々攻撃力上昇効果を活かす機会を作るのは難しいと思われます。

ですがあって困る効果ではなくそもそも魔術師ペンデュラムとしては

竜穴の魔術師に続くデメリット無しのスケール8であり

単純にペンデュラムカードとして優秀です。

 

 

モンスター効果は1ターンに1度、

このカードを手札からペンデュラム召喚した時にデッキから

自身と同名カード以外の魔術師ペンデュラム1体を守備表示で特殊召喚できます。

ただしこの効果で特殊召喚した魔術師ペンデュラムの効果は無効化され

またフィールドから離れた場合に除外されてしまうデメリットが発生します。

レベル3の刻剣の魔術師や時読みの魔術師を特殊召喚すれば

アーカナイト・マジシャンのシンクロ召喚に繋げられます。

もう1体レベル3のペンデュラムを出す事が出来れば

そこからさらに涅槃の超魔導剣士にも繋げる事が可能です。

シンクロの他、レベル4の相生の魔術師や慧眼の魔術師を特殊召喚すれば

ランク4のエクシーズ召喚に繋げる事も可能です。

 

 

エクストラデッキから特殊召喚ができず

手札からペンデュラム召喚をする事で最大限の力を発揮できるという

精霊機巧軍のような特徴を持ったペンデュラムモンスターです。

攻撃力守備力0の闇属性である為、エクシーズ素材にして墓地へ送れば

ダークバーストや悪夢再びなどで手札に回収し、

再度手札からのペンデュラム召喚を狙う事が可能です。

チューナーですがむしろエクシーズ向きのカードだと言えるでしょう。

魔術師ペンデュラムの中では刻剣の魔術師も悪夢再びに対応しているため

エクシーズ召喚主体の魔術師デッキを組んでみるのも1つの手だと思います。

 

 

重い制約が存在しておりかなり癖の強いカードではありますが

モンスター効果は強力かつスケール要因としても優秀であり

中々に面白いカードだと思います。

 

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