サイトアイコン 遊戯王考察好きMUGEN次元

遊戯王OCGカード考察:パワー・ウォール

あのヘルカイザーのカードついにOCG化

 

2016年12月17日に

20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVEが発売されます。

「1st WAVE」というからには今後も発売される予定なのでしょう。

今回紹介するのは20th ANNIVERSARY PACK 1st WAVEよりこのカードです。

 

 

 

パワー・ウォール
通常罠
①:相手モンスターの攻撃によって自分が戦闘ダメージを受けるダメージ計算時に発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージが0になるように500ダメージにつき1枚、
自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。

 

 

アニバーサリーパック1st WAVEに登場する汎用の通常罠です。

GXにおいて丸藤亮がヘルカイザー時代に使っていたカードであり

発動の際にはこんな感じでデッキからカードをばら撒いて使っていました。

大量のカードを無碍に扱うヘルカイザーの暗黒面を象徴するようなカードです。

良い事と悪い子の皆は真似をせずにちゃんと墓地に送りましょう。

アニメではデッキから任意の枚数カードを墓地に送る事で

その数×100だけダメージを軽減するというものでしたが

さすがにそれだと墓地肥やしとして強する為OCG化に伴い調整されました。

 

右手を掲げてビームシールド的なものを作り出しています。

左手に盾を持っていながらわざわざ作っている為、

通常の盾では防げない攻撃を防御する為の奥の手的な奴なんでしょう。

 

 

その効果は相手モンスターの攻撃によってダメージを受けるダメージ計算時に

その戦闘で受けるダメージ500につき1枚カードを墓地に送る事で

そのダメージを0にするというものです。

「戦闘ダメージが0になるように」という記述があるので

例えば800ダメージを受ける場合は2枚墓地に送るものと思われます。

モンスターの戦闘破壊自体は防ぐ事が出来ない為、

防御カードとしてはあくまでダメージを防ぐ為のものとなりますが、

受けるはずだったダメージに応じて墓地を肥やせる点が特徴で

この墓地肥やし効果が本命となってきます。

また相手の攻撃力でなく「受けるはずだった戦闘ダメージ」を参照する為、

ブルーアイズ・カオス!MAX!ドラゴンのように

戦闘ダメージを倍加させるモンスター相手に使えれば

より多くのカードを墓地へ送る事が出来るでしょう。

自爆特攻でダメージを受ける場合には発動できないので注意です。

 

 

このカードを使う場合主に2つの活用法があります。

1つは単純に防御カード兼墓地肥やしカードとして使う点です。

直接攻撃を受ける状況であれば攻撃力2000が相手でも

4枚の墓地肥やし、攻撃力3000なら6枚の墓地肥やしが可能で

大体針虫の巣窟と同じ程度の墓地肥やしが期待できます。

あちらと違い発動タイミングが限られる代わりに

防御手段としても使える為一長一短となります。

 

 

もう1つは相手に攻撃力の高いモンスターを送りつけた上で

その攻撃を誘って大量の墓地肥やしを狙う点です。

例えば相手に壊星壊獣ジズキエルを送りつけた後に

その壊星壊獣ジズキエルの直接攻撃に対してこのカードを発動、

さらに肥大化をチェーンさせて攻撃力を倍にする事で

6600のダメージを本来受ける事になりこれを無効化する事で

14枚の墓地肥やしが実現できます。

追記:肥大化ではチェーンしても直接攻撃はできませんでした。

成立させるには攻撃されるモンスターを用意する必要がありました。

相手の攻撃力を高めれば高めるほど墓地肥やしできる枚数は増えますが

同様のコンボは魔法の筒でも狙う事が可能であり

あちらはそのまま即死級のダメージを叩き出す事も可能なので

どちらを優先するかは悩ましい所でしょう。

こちらは対象に取る効果ではないのでその点で差別化は可能です。

 

 

いずれにせよこのカードを使う場合は

直接攻撃を受けやすいデッキの方が効果的に使いやすいでしょう。

改めて言うけどカードをばら撒いちゃ駄目だぞ!

モバイルバージョンを終了