スピードロイド初のペンデュラムモンスター!
今回紹介するのは10月21日に発売される
Vジャンプ12月号の付録カードとなるこのカードです。
SRパッシングライダー
ペンデュラム・効果モンスター
星5/風属性/機械族/攻2200/守2000
【Pスケール:青3/赤3】
①:1ターンに1度、手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
「スピードロイド」チューナー1体を墓地へ送って発動できる。
ターン終了時まで、墓地へ送ったそのモンスターの
元々のレベル分だけこのカードのPスケールを上げる、または下げる(最小1まで)。
【モンスター効果】
「SRパッシングライダー」の①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
①:お互いのフィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
②:このカードがアドバンス召喚に成功した時、
自分の墓地のレベル4以下の「スピードロイド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
③:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手は他の「スピードロイド」モンスターを攻撃対象に選択できない。
スピードロイド初の上級モンスターにしてペンデュラムモンスターです。
漫画版アークファイブにおいてユーゴが蓮戦で使用したカードであり
SRドミノバタフライとチューニングし
クリアウィング・ファスト・ドラゴンのシンクロ召喚へとつなげました。
恐らくモチーフとなっているのは組み立て飛行機でしょう。
パッシングとは車などのライトを瞬間的に切り替える事で送る合図の事で
レーシングラグーンにおいては敗北者はPartsを奪われる非情のBattleを
相手に持ちかけるSignでもあります……冗談じゃねえ……
ペンデュラム効果は1ターンに1度、
自分の場か手札のスピードロイドチューナー1体を墓地へ送る事で
そのターンの間墓地へ送った元々のレベルの数値分だけ
このカードのスケールを上げるか下げるというものです。
元々のスケールは3でありレベル4のペンデュラム召喚を狙うならば
そのままでも問題ないのですが特にスピードロイドの場合
レベル3のモンスターが多い事もありスケールを上げるのみならず
下げる意義も結構大きいです。
スケールを変更するにはスピードロイドのコストが必要ですが
捨てたスピードロイドをダブルヨーヨーで蘇生といった動きも可能です。
またベイゴマックスでこのカードをサーチしてPゾーンにセット、
そのままベイゴマックスを効果でリリースすれば
スケール1かスケール6になれます。
追記:チューナー限定でした、ごめんなさい
モンスター効果は3つあります。
①の効果は1ターンに1度、お互いの場にモンスターが存在しない場合に
手札から特殊召喚できるというものです。
先行1ターン目以外では狙って特殊召喚するのは難しいですが
あって困る効果ではありません。
②の効果はこのカードがアドバンス召喚に成功した時に
墓地からレベル4以下のスピードロイド1体を蘇生するというものです。
このカード自身のレベルが5の為レベル3のチューナーを蘇生させれば
レベル8のシンクロ召喚に繋げられます。
ダブルヨーヨーより蘇生できるレベルが1増えましたが
現在スピードロイドのチューナーは全てレベル3以下であり
実際にこの1差を活かすのは中々難しいでしょう。
むしろこのカードがペンデュラムである事が一番の差別点で
メタファイズ・ホルス・ドラゴンの性能を最大限に発揮しやすく
レベル1のチューナーを蘇生させればシンクロ召喚に繋げられます。
自身を蘇生できればランク5のエクシーズ召喚に繋げられたのですが
そうは問屋が卸しませんでした。
③の効果はこのカードがモンスターゾーンに存在している間
相手は他のスピードロイドに攻撃できなくなる攻撃制限効果です。
このカードを複数並べる事が出来ればロックが完成します。
レベル5のペンデュラム召喚が狙えるのであれば
複数体並べる事も難しくなく、一度ロックが突破されても
再度ペンデュラム召喚できればロックを作り直す事が可能です。
スピードロイドで初となるペンデュラムモンスターですが
それ故に墓地へ送りづらい点があり
墓地のスピードロイドを利用する事の多いスピードロイドにとっては
この点が少し使いづらい点ポイントとなってしまうでしょう。
ただベイゴマックスから簡単にサーチできるレベル5であり
ベイゴマックスを特殊召喚してそれをリリースしてアドバンス召喚する事で
ベイゴマックスを蘇生しレベル5とレベル3を並べる事が可能です。
【超量】であればこの点を活かしやすいでしょう。
またレベルや種族、ペンデュラムスケール等が共通している
ダイナミストに混ぜてみるのも面白いと思います。
総じて純正のスピードロイドで使うよりもベイゴマックスと共に
他のテーマに出張させる事で活きやすいカードと言えます。