遊戯王ARC-V126話の感想です。
暴走により瑠璃とセレナを撃退した遊矢とユートは2人を追いかけるものの
ドクトルの罠にはめられて捉えられてしまいました。
一方遊勝達はプロフェッサー赤馬零王に歓迎され・・・
ユーゴVSユーリ
絶体絶命の素良の元にかけつけたユーゴとエド、
エドと素良は少し面識があるみたいですね。
そしてユーリと相対する事で怒りを露にするユーゴ、
リンの事も気になりますが救出はエドにお願いする事にし
ユーリとの決着を優先する事にしました。
そしてユーリもまた先ほどまで使っていた優等生デッキではなく
自分の持つ捕食植物で挑む事を決めます。
今度はブースターパックの販促ですね分かります。
リアルソリッドビジョンの創設者
零王と退治する遊勝は零王に何故こんな事をしているのかを問います。
同時にデュエルディスクを起動してEMインコーラスを召喚し
零王がリアルソリッドビジョンの生みの親として、
そして榊遊勝というエンタメデュエリストという存在も
零王がいたからこそ生まれたのだと零王を賞賛します。
零王と遊勝は昔からの知り合いでありまだ2人が無名だった頃、
小さな工場でリアルソリッドビジョンの開発を手がけていました。
この場面、零王がごく普通の作業着を着ているのに対して
遊勝は今と変わらない派手なスーツを着ているのが対照的です。
この頃はまだエンタメデュエリストではなかったはずなので、
恐らくは大道芸や手品師などをしていたのでしょう。
そしてそんな遊勝の問いに対し零王はこう答えます。
「リアルソリッドビジョンは既にあったものを再現しただけ」
そして零王はリアルソリッドビジョンのあった技術があった頃、
かつて全ての次元が1つの世界だった頃の話を始めます。
元の世界
零王が元々いたかつて1つだった世界は
シンクロ次元よりもさらに技術が進歩しているような
そんな未来的な都市でした。
そこにリアルソリッドビジョンのシステムもありましたが
その時はまだインテリア用かプレゼンテーション用という
ごく限られた使い方しかされていませんでした。
また実際に動くといっても機械的な動きを再現する程度であり
科学者であった零王はこのリアルソリッドビジョンを
もっと効果的に活用し、進歩させられないものかと思案しました。
その目的も技術を発展させて人々に賞賛されたいという、
あまりにも人間的であり微笑ましいものでした。
そこで零王が目を付けたがデュエルモンスターズというカードゲームです。
元々ソリッドビジョン自体がそこから派生して進歩したものであり
零王はその技術を再度原点回帰させてみようと試みたわけです。
するとリアルソリッドビジョンにおけるモンスターは
従来の機械的なものと違う、実に生物的な動きを見せたのです。
その後さらにリアルソリッドビジョンに改良を重ねた零王は
いつしか実際にデュエリストがモンスターに乗って動けるようにまで
リアルソリッドビジョンを発展させました。
それによりデュエルはさらに大きな盛り上がりを見せ人々を夢中にさせました。
零王も功労者として世界から大いに賞賛されるという夢を実現させました。
エンタメデュエリスト、ズァーク
さて、ここまでで終われば物語はめでたしめでたしでした。
しかしそんな中1人のデュエリストが注目を集めるようになりました。
その名はズァーク、彼は今までぱっとしないデュエリストでしたが
彼は「自分はモンスターと心を通じ合える」と主張、
リアルソリッドビジョンが発達してからめきめきと活躍していきます。
そんな中ある事件が起こりました。
ズァークがあるデュエルで相手デュエリストに重症を負わせてしまったのです。
その事に最初は動揺するズァークでしたがその激しく危険なデュエルに
観客は大いに盛り上がりズァークを称えたのです。
その歓声を聞いたズァークの口元には笑みが浮かんでいました。
そしてズァークはその観客の声に答えようと
デュエル相手を痛めつけるような荒々しいデュエルをするようになります。
観客はズァークを更に称え、そしてそんなズァークを模倣しようと
他のデュエリストも次々と凶暴なデュエルをするようになりました。
しかしそんな中でもズァークの強さは他を圧倒、
4体の竜を駆使していつしかデュエルの頂点に立っていました。
再度引き寄せられる竜
別の場所ではユーゴとユーリのデュエルも開始されました。
専攻はユーゴ、彼はまず魔法カード「スピードロー」を発動、
自分の場にカードが無い時にカードを2枚ドローして
スピードロイド1枚を墓地に捨てる・・・何それ強い
このカードで三つ目のダイスを墓地に捨てた後に
ダブルヨーヨーを召喚して三つ目のダイスを蘇生、
2体を素材にクリアウィング・シンクロ・ドラゴンをシンクロ召喚です。
そしてカード3枚伏せてターンエンド。
ユーリのターン、ドロー。
ユーリも負けずに融合を発動、フライヘルとモーレイネペンテスを素材に
スターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴンを融合召喚です。
こうして2体の竜が揃った所で捕らえられていた遊矢に異変が、
苦しみのあまりカードを床に落とし、散らばったカードの中から
オッドアイズペンデュラムとダークリベリオンが反応しています。
一方でカイトは倒れている黒咲を発見、エドもそこに合流します。
2人ともドクトルの場所は既に突き止めているようで
黒咲は自分の事はいいから遊矢の後を追いかけろと2人にいい
エドとカイトもそれに従います。
満足民ズァーク
デュエルの頂点に立ったズァークですが彼はまだ満足していませんでした
観客ももっと先が見たいとズァークに呼びかけます。
そしてズァークはさらなる先を目指そうとある行動に出ました。
なんと4体の竜を召喚、観客席を攻撃しはじめたのです。
そのズァークの恐慌に結構のんきしてた零王の顔に一気に焦りが浮かびます。
観客は逃げ惑いまたたく間に世界は阿鼻叫喚に包まれました。
そして零王は今まで空論だと思っていた
「デュエルモンスターズのカードには魂が宿る」
という噂の真実を身をもって体験する事になりました。
人々の破壊欲求をカードにぶつけ続けてしまった結果、
そのカードが今度は人々に牙を向けるようになったのです。
ズァークの駆る4体の竜は世界中を破壊しはじめました。
なんかすごいデザインの戦車や戦闘機が応戦していますが
通常兵器では4体の竜には太刀打ちできず簡単に倒されてしまいます。
覇王龍ズァーク
誰にも止められなくなったズァークはさらなる行動に出ました。
彼はアストログラフマジシャンというモンスターを呼び出し
自分の操る4体の竜を1つにまとめあげたのです。
さらにはズァーク自身も4体の竜と共に1つとなり
そこには1体の巨大なドラゴンが存在していました。
そしてズァークは言います、人々の欲望の果てに自分は生まれ
ついには神に等しい力を手に入れるようになったと。
こうして世界を破滅に導く存在、覇王龍ズァークは誕生しました。
零王が語ったその言葉に零羅は悲鳴を上げて苦しみだし、
零児はそんなものは作り話だと零羅を必死に落ち着かせようとしています。
ですが零王は自分が語った事は全て実際に体験した真実だと
さらなる話を3人に聞かせ始めます。
その一方でエドとカイトは遊矢の元に駆けつけましたが
明らかに遊矢の様子がおかしいです。
そして遊矢は暴走、エドとカイトは壁に叩きつけられ
遊矢を捕らえていた鉄格子は見るも無残な姿になっていました。
ついに話の根源に関わる部分が判明してきました。
零王の語る言葉が真実だとすると1つ疑問が浮かびます。
「何故零王以外の人々は誰もその事を知らないのか?」
そもそも本当に世界が4つに分かれたのだとしても
シンクロ次元などは明らかに独自の発展をしています。
歴史背景を考えても100年以上の年月は経過しているでしょう。
つまりはもっとずっと昔に世界は4つに分裂した事になります。
赤馬零王・・・果たして何年生きているんでしょうね。
次回予告 127話『リバイバル・ゼロ』
次回も引き続きプロフェッサーの過去語りのようです。
少女レイが「お父様」と言葉にしている事から、
恐らく彼女はプロフェッサーの娘なのでしょう。
そうなるとレイは零児の姉という事になりますね。
超熱血!デュエル塾
視界は遊矢と零児。
今回のプロフェッサーの語った内容に関するおさらいですね。
覇王龍ズァークの素材となった4つのドラゴンについて明言されていますが
素オッドアイズは頂点のドラゴンでいいんでしょうか?
そもそも何の分類で頂点に立ってるんでしょう素オッドアイズ・・・。