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東方鈴奈庵第44話『紫色の日は外出を控えましょう:前編』感想

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東方鈴奈庵44話の感想です。

扉絵は傘を持った外出仕様小鈴ちゃんです。

 

 

 

ハイテク龍神像

人里には龍神様の像が備えられています。

この龍神像は求聞史紀でも紹介された事があるんですが

河童の機械が中に埋め込まれており

天候予測が出来るというハイテク機能が備わっています。

龍神の目の色によって天候が分かり、

青であれば雨、赤であれば何か異常気象の兆しが見られます。

以前登場した小間使いの少年達が風が強い為に龍神像を確認すると

なんとこの龍神像の目が紫色になっていました。

どうやら今まで見たこともない色だったようで

少年たちは慌てて阿求の元へその事を報告しにいきました。

阿求はそれを聞くとその事を周囲にも伝えるように指示しますが

同時に赤よりは危険の少ない天候であると伝え落ち着かせます。

 

あいもかわらず小説の売れ行きは良好のようで

悪役のマダムのようなオーラをかもし出しているアガサクリスQ。

阿求が言うには実は龍神像の目が紫色になるのは

それほど珍しいケースでは無いとの事。

ただ紫色になっているような状況というのは

基本的に皆外出を控えているような状態ではなく

そんな状況で龍神像を確認する人がいなかったのだとか。

紫色の目が伝える天候は異常気象の中でも

特に日本人には馴染み深いものである野分(のわき)、つまりは台風です。

しかし小鈴はやる事があるからとまだ雨が降り出していない今のうちにと

台風の中外に出かけてしまいました。

 

 

風の子

一方博麗神社、こっちは本格的に台風が強くなっています。

霊夢はたまたま近くにいた魔理沙に賽銭箱の収納を手伝うようにいいますが

魔理沙に「賽銭箱軽いもんな」とからかわれています。

最近お金儲けは上手く言っているようですが賽銭は相変わらずのようですね。

ちなみに賽銭箱は大型のものになりますと大体15キロ程度。

霊夢は逞しいですが1人で運ぶとなるとちょっと骨かもしれませんね。

 

とりあえず賽銭箱も運び終えたようで神社の中に避難しています。

大分雨に打たれようで魔理沙は風呂を借りた上で着替えています。

霊夢はなんでこんな日に神社の近くに来ているのかと魔理沙に聞きますが

魔理沙曰くこういう天候の荒れている日は珍しいものが落ちてるのだとか

もしかしたら外から何か飛ばされてきているのかもしれませんね。

この時の魔理沙が本当に台風ではしゃぐ子供のようでワシにも覚えがある。

そんなわけで魔理沙は意気揚々と外に出かけようとしますが

もう外は台風の影響で結構すごい感じになっていました。

霊夢も「本当に外に出るの?」と呆れ気味ですが

さすがの魔理沙も外の荒れようを見て障子をそっ閉じしてます。

 

 

台風の妖怪

さてここで妖怪退治の専門家、霊夢の妖怪知識が始まります。

霊夢が言うには台風とは外の世界の外来妖怪であり

南の方からやってきては大暴れしていくのだとか。妖怪ウォッチかな?

まあ実際に台風は今でも日本で恐れられているものの1つですし

台風の妖怪が外で元気でやっているとしても不思議ではありませんね。

そして同時に人里には台風に対する結界が張られており

幻想郷でも人里だけは台風の影響が少ないのだとか、

魔理沙はもしかしたら人里がなくなると困る妖怪の仕業かもと考えます。

 

事実博麗神社が散々な有様なのに対し、

人里ではまだ外出できるレベルの規模に収まっており

それこそ普通の雨程度の強さになっています。

しかしそれが逆に不幸を呼ぶ原因にもなっており

小鈴はまだ風が弱いままだと勘違いした状態で本を回収しています。

しかしその台風除けがあるのは人里の中だけであり

博麗神社にも足を運ぼうと小鈴が人里の門をくぐった瞬間、

一気に暴風雨が襲ってきました。

正直その時点で戻るべきだったと思うんですが

小鈴もまた台風でテンション上がる系女子だったようで

よせばいいのにそのまま博麗神社まで向かっていってしまいました。

まず本が無事じゃ済まないと思うんですけど

しかし結局夜が更けても神社に小鈴がやってくる事はありませんでした。

魔理沙は完全に外出を諦めて今日は神社に泊り込む様子のようで

霊夢と2人では何もやる事が無いと暇をもてあましています。

小鈴は足を滑らせてしまったのか台風の中地面に倒れており

そしてそんな小鈴を見つめる1つの人影が・・・。

 

 

 

 

というわけで台風のお話です。

小鈴が倒れこんで次回へ続くという緊迫もの展開ですが

まあきっと誰かが助けてくれるんでしょう。

台風の神としては天津彦根神(アマツヒコネカミ)という神様が存在します。

雨乞いの神様なのですが台風の時は風の神として

その被害を抑えてくれるご利益があると言われており

丁度人里における台風の被害を減らす今回のお話に似ています。

 

 

東方で台風と言えば個人的にはあれですね。東方緋想天

自分、結構非想天則はやりこんでいた方なんですが

本当に台風に泣かされるケースはとってもたくさんありました。

スキルカードデッキはいざと言う時天候操作が出来ないのが弱点ですね。

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