これあかん奴じゃ・・・
今回紹介するのはレイジング・テンペストよりこのカードです。
おろかな副葬
魔法カード
「おろかな副葬」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。
レイジング・テンペストに登場する魔法カードです。
もう名前からしておろかな埋葬をもじったカードですね。
もうちょいちゃんと埋めてやれよ
おろかな埋葬はスコップ持ってたから自分で埋まったって解釈できるけど
こっち手に持ってるの花じゃん!埋めたの別の人じゃん!
ちなみに副葬とは亡くなった方が生前身につけていた衣服や
愛用していた道具を一緒に埋葬したり墓に添えたりする事です。
イラストにも貴金属が墓の前に供えられておりこれが副葬なんでしょう。
ちなみに今後海外でのカード化も考慮してか
墓の形が海外版のおろかな埋葬に近い形になっています。
その効果は1ターンに1度、魔法罠1枚を墓地に送ります。以上!
まさに魔法罠版のおろかな埋葬と言える効果であり
これ以上ないほどにシンプル極まりないテキストをしています。
このカードの使い道はそれこそいくらでも存在します。
真源の帝王やバージェストマなどの墓地から特殊召喚できる罠モンスターや
幻影騎士団など墓地から除外して効果を発動する魔法罠の多くが
このカードの効果によって使いやすくなります。
特に方界業を除外すればデッキからモンスターをサーチできる【方界】や
U.Aペナルティを除外してデッキから魔法罠をサーチできる【U.A】では
このカードが間接的に万能のサーチカードとして機能します。
また今度制限に復帰する聖なる魔術師と組み合わせれば
好きな魔法カードを墓地に落としてそれを回収する事も可能です。
墓地の魔法罠の効果をコピーできる【堕天使】でも非常に有用です。
このカードが弱いなんて口が裂けても言えないです
いくらでも悪用しがいがある、
というよりはそもそも悪用する為のカードだと言えます。
このカードが影響を与えるデッキは非常に多いです。
特に【ジェムナイト】にとってのジェムナイト・フュージョンや
【ヴォルカニック】にとってのブレイズ・キャノン・マガジンは
墓地に落とす意義が極めて大きく、それを助けるこのカードの登場は
大幅な強化に繋がるといっていいでしょう。
遊戯王にとって墓地に任意のカードが送れる事がいかに重要であるかは
現在制限カードとなっているおろかな埋葬を見れば明らかであり、
それの魔法罠版であるこのおろかな副葬もまた例外ではありません。
墓地からなんらかの効果を発動できるカードは日に日に数を増やしており、
今後そういった魔法罠が登場するたびにこのカードの評価は変動するでしょう。
はっきりいって今後規制されたとしてもまったくおかしくないカードです。