サイファー以外でも大いに役立つ!
今回紹介するのはレイジング・テンペストよりこのカードです。
光波異邦臣
効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
「光波異邦臣」の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在する場合、
自分フィールドの「サイファー」Xモンスター1体を対象として発動できる。
このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「サイファー」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
レイジング・テンペストで追加されるレベル1のサイファーです。
アークファイブにおいて天城カイトがデニス・マックフィールド戦で使用し
リトル・フェアリーの効果で手札から捨てられて効果を発動、
デッキからRUM-光波昇華をサーチしました。
アニメではランクアップマジックをサーチする効果でしたが
OCG化に伴いサイファー魔法罠をサーチする効果になっています。
効果は2つありますが1ターンに1度、どちらか片方しか使えません。
①の効果はこのカードが手札か墓地に存在する場合に
このカードを自分のサイファーエクシーズ1体の下に重ねて
エクシーズ素材にできるというものです。
サイファーエクシーズは現状では銀河眼の光波竜、銀河眼の光波刃竜、
そして超銀河眼の光波龍の3体が該当します。
銀河眼の雲篭の効果で墓地から蘇生させた場合など
オーバーレイユニットの無い状態で蘇生させたサイファーエクシーズでも
このカードがあればオーバーレイユニットにして効果を発動できます。
また超銀河眼の光波龍の効果を発動する為には
サイファーカードをオーバーレイユニットにしている必要がありますが
例えサイファーを素材にせずにエクシーズ召喚してしまった場合でも
後からこのカードをオーバーレイユニットにする事で
超銀河眼の光波龍の効果を発動させる事が可能になります。
現状そのような状態で超銀河眼の光波龍を出す事はまずありませんが
一応覚えておくといいでしょう。
②の効果はこのカードが墓地へ送られた場合に
デッキからサイファー魔法罠1枚をサーチするというものです。
サーチ対象としては特にRUM-光波昇華が狙い目であり
超銀河眼の光波龍へのランクアップに繋げ易くなります。
デッキからでもエクシーズ素材からでも墓地に送られればOKという
非常に緩い条件で効果の発動が可能ですが
1ターンに1度、①の効果と取捨選択になってしまう為、
どちらの効果を優先するべきかの状況判断が重要になってきます。
RUMをサーチできる効果の中では特に使いやすい1枚です
どこからでも墓地に送られさえすればRUM-光波昇華をサーチ可能であり
RR-ネクロ・ヴァルチャーのようなエクシーズに関する制約もありません。
RUM-光波昇華自体はランクアップ先が非常に限られてきますが
No.99 希望皇龍ホープドラグーンのコストにする事も可能であり
このカード自体がレベル1であり他のレベル1を用意すれば
No.39 希望皇ホープ・ルーツのエクシーズ召喚につなげる事も可能です。
特に金華猫で繰り返し蘇生してエクシーズ素材に利用すれば
オーバーレイユニットとして墓地に落とすたびにサーチ効果を発動でき、
ランクアップマジックを安定して確保する手段として貢献してくれます。
いままでサイファー関連のカードはあまり取り上げる事はありませんでした。
というのもアニメを見るかぎりテーマのコンセプトは判明しているのに
OCGでは現状そのコンセプトの動きをするのが難しいからです。
光波干渉がOCG化された時ぐらいにちゃんとした記事にしたいですね。