解放のアリアドネと組み合わせると一気に凶悪カードに
今回紹介するのはEXTRA PACK 2016よりこのカードです。
神の摂理(Ultimate Providence)
カウンター罠
①:モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
そのカードと同じ種類(モンスター・魔法・罠)の手札を1枚捨てて発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
海外よりやってきたカウンター罠です。
救いは無いんですか!?
霊獣使い達を守るようにしてガイアペライオが自らを盾にいます。
状況から見ても完全に霊獣側が劣勢と見ていいでしょう。
その効果はモンスター効果、魔法カード、罠カードのいずれかが発動した時、
そのカードと同じ種類、つまりモンスター効果であればモンスターカードを、
同じように魔法であれば魔法カードを、罠であれば罠カードを
手札から捨てる事でその発動を無効にして破壊するというものです。
言うなれば手札から捨てるコストが限定された代わりに
モンスター効果だけでなく魔法罠も無効できるようになった天罰です。
天罰同様に2:1交換となり基本はディスアドバンテージとなるので
マストカウンター(防がないとこちらが大きく不利になってしまうカード)
をしっかりと見極めて発動できるかが重要になってきます。
モンスター効果だけを防ぐのであれば天罰の方が有用ですが
コストにできる手札さえあればこちらの方がより幅広く対応が可能です。
このカードを活かすのであればモンスター、魔法、罠が
バランスよく採用されているデッキで使う方がいいでしょう。
さて、このカードとものすごく相性のいいカードが存在します。
解放のアリアドネです。
解放のアリアドネはカウンター罠を発動する際に
そのコストを踏み倒す事のできるペンデュラム効果を持っており、
解放のアリアドネがPゾーンにセッティングされていれば神の摂理は
「一切のコスト無しでモンスター効果と魔法罠を無効にして破壊する」
という恐るべきカウンター罠と化します。
これは数あるカウンター罠の中でも神の宣告と同じレベルの凶悪さであり、
神の宣告と違いこちらは無制限カードなので3枚積む事が可能です。
もし解放のアリアドネをペンデュラムゾーンにセットできた状態で
このカードを複数毎セットできれば相手は悪夢というレベルではないでしょう。
素のままでもカウンター罠として悪くない効果を持ちつつ、
解放のアリアドネと組み合わせる事でさらにさらに強力な力を発揮する1枚です。
というかやっぱりアリアドネが色々とやばいんじゃないかなぁ。