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遊戯王OCGカード考察:磁石の戦士δ(マグネット・ウォリアー・デルタ)

マグネット・バルキリオンがさらに救済!

 

 

8月21日にVジャンプ10月号が発売されます。

今回紹介するのはその10月号の付録カードとなるこのカードです。

 

 

 

磁石の戦士δ
効果モンスター
星4/地属性/岩石族/攻1600/守1400
「磁石の戦士δ」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからレベル4以下の「マグネット・ウォリアー」モンスター1体を墓地へ送る。
②:このカードが墓地へ送られた場合、
「磁石の戦士δ」以外のレベル4以下の「マグネット・ウォリアー」モンスター3体を
自分の墓地から除外して発動できる。
手札・デッキから「磁石の戦士マグネット・バルキリオン」1体を
召喚条件を無視して特殊召喚する。

 

 

 

なんと磁石の戦士に新しい仲間が登場しました。

なんていうかトッキントッキンなデザインです。

頭と両腕にU磁石、足にI磁石とフル武装感が出ています。

かなりシンプルなデザインでαβγと並んでも違和感ありません。

他の磁石の戦士同様レベル4地属性の岩石族となっています。

 

 

①は1ターンに1度、召喚、特殊召喚に成功した場合にデッキから

レベル4以下のマグネットウォーリア1体を墓地に送る墓地肥やし効果です。

②の効果の為の布石の他、電磁石の戦士を墓地に落とし

マグネット・ベルセリオンの特殊召喚に繋げるのにも貢献します。

 

 

②の効果は1ターンに1度、このカードが墓地へ送られた場合に

磁石の戦士δ以外のレベル4以下のマグネット・ウォーリアが墓地に3体あれば

それを除外する事で手札かデッキからマグネット・バルキリオン1体を

召喚条件を無視して特殊召喚できるというものです。

墓地へ送る手段はなんでもよくフィールドだけでなく手札やデッキ、

エクシーズ素材として墓地へ落とした場合でも発動が可能です。

 

 

うん、バルキリオンまだ使いづらいと思ってたんだ。

今までマグネット・バルキリオンを特殊召喚するには

手札からフィールドから磁石の戦士3体を墓地へ送る必要があり

どちらの場合でも多大なディスアドバンテージが必要でしたが

磁石の戦士δと墓地コストさえあればデッキから直接特殊召喚が可能と

マグネット・バルキリオンの使い勝手が一気に高まりました。

ただしマグネット・バルキリオンの力を最大限に発揮したい場合

墓地に磁石の戦士α、β、γの3体を置いておく必要があり

この効果の為に除外してしまったばかりにバルキリオンで蘇生させる

3体の磁石の戦士がいなくなるというケースも多く発生するでしょう。

バルキリオンを特殊召喚する為の墓地コストが揃っている場合でも

実際に特殊召喚するべきかは状況を見て判断する必要があります。

ですが逆にこの効果で墓地の磁石の戦士を除外しても

まだ墓地に蘇生させる磁石の戦士3体が残る程度に墓地が肥えていれば

その3体で武神姫-アマテラスをエクシーズ召喚して

もしくはマグネット・コンバージョンの②の効果で

除外した磁石の戦士を再利用するといった動きも可能です。

 

 

このカードを活かす場合とにかく墓地を肥やせるかが重要であり

このカード自身も①の効果で墓地肥やしが可能ですが

それ以外にも岩投げアタックなど墓地に磁石の戦士を溜める手段があれば

より力を発揮できるようになるでしょう。

いずれにしても磁石の戦士にとっては

非常にありがたいカードであるのは間違いないでしょう。

 

 

基本的には②の効果がメインとなるのですが

もし最初から電磁石の戦士の方を中心に据えて戦うつもりであれば

もういっそのこと②の効果をバッサリ切り捨てて

①の効果だけを目当てに採用してしまう選択肢も実は結構アリです。

まあここまでバルキリオンの事を考えてくれている効果なのに

それは大分寂しいのですが。

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