遊戯王ARC-V115話の感想です。
デニスは自らカードになってしまいました。
ランサーズの誰にも見送られない形で。
あの場にランサーズの誰かがいれば結果が変わっていたのでしょうか。
遊勝が手に取ったデニスのカードにはどのような表情が写っていたのでしょう。
流れるような誘拐手順
セレナが案内したのはなんとまあいかにもな海賊船でした。
不安がる遊矢達に対して見た目はボロいが問題ないという船長、キャプテン・ソロ。
不安こそぬぐえませんが他に手立ても無い遊矢達は海賊船に乗る事にしました。
そしてそこにアカデミアの兵士達が乗り込んできました。
それに対してセレナは柚子を奥へ避難させる振りをしてそのまま捕らえます。
慌てて助けようとする遊矢ですがそれに立ちふさがるキャプテン・ソロ、
沢渡と権現坂は網で動きを制限された後にそのまま縛られてしまいました。
どうやら完全にセレナとソロはグルでセレナを騙していたわけですね。
そのまま連れされられてしまう柚子、セレナに裏切った理由を問いますが
セレナはそれに応えず淡々と仕事をこなします。
あまりにも綺麗すぎる誘拐作業です。デュエルしろよ。
というかこの回挟んだ理由の8割は柚子誘拐する為ですね間違いない。
感動の再開を果たしてすぐにこれですからこれはもう今後
終わりの方まで遊矢と柚子がイチャイチャできる機会は無さそうです。
こうして遊矢VSキャプテン・ソロのデュエルが開始されました。
融合次元恒例の懐かしい融合素材
先行はキャプテン・ソロ。融合次元らしく早速融合を発動、
スカル・ナイトと海賊船スカルブラッド号という懐かしいカードを素材に
レベル6、キャプテン・ロックを融合召喚します。
このカードは攻撃力が0ですがこのカードが存在している間は
お互いに手札からモンスターを召喚、特殊召喚を封じるキャプテンなロック効果を持ちます。
先行1ターン目にこれをやられてしまうとペンデュラム召喚はお手上げ・・・
とは言いませんがPゾーンから破壊するなりしてエクストラデッキに送った後
再度スケールをセッティングしてエクストラデッキから出す必要があります。
さらにソロは海賊船を動き回りアクション魔法「パワー・クリスタル」を発動、
キャプテン・ロックの攻撃力を800アップさせます。
どうやらこの船長、アクションデュエルにはかなり自信があるようです。
そしてカードを1枚伏せてターンエンドです。
そして攻撃力1000以上のモンスターがいる時に自壊してしまうという
キャプテン・ロックの弱点を挙げます。
その為の方法は2つ、新しく攻撃力1000以上のモンスターを場に出すか
キャプテン・ロックの攻撃力を1000以上に上げてしまうかです。
デメリットアクション魔法
遊矢のターン、ドロー。
引いたカードは新カードであるEM大加勢、
しかし手札と合わせてもこのロックを打開できる方法は無いようです。
しかし先ほどソロがパワー・クリスタルを発動したのを見てか、
アクションカードでキャプテンロックの攻撃力を上げる事に決めたようです。
こうして遊矢はローラーシューズを駆使してアクションカードを取ろうとしますが
キャプテン・ロックがそれを妨害、逆にアクションカードを取られてしまいます。
ソロは早速アクション魔法「ファイアー・クリスタウル」を発動、
遊矢に600のダメージを与えます。
遊矢はめげずにアクションカードを取ろうとしソロに妨害されながらも
カードをゲットしますが拾ったのはアクション魔法「カースド・クリスタル」
これは自分に600のダメージを与えるというデメリットカードです。
しかしアクションカードは手札に1枚しかもてないルールが存在します。
仕方なく遊矢はこれを発動してあえてダメージを受ける事にしました。
そこに畳み掛けるようにソロが2枚目のファイヤー・クリスタルを発動、
遊矢のライフは2200まで減らされてしまいました。
海賊船と言う完全に相手の庭で行われているアクションデュエル、
このソロ、アクションで遊矢を翻弄するという今までに無い敵です。
遊矢は通常の場所にあるアクションカードでは相手に取られてしまうと考え
あえてロープをローラーブレードで渡って帆の上のカードを取りにいきます。
しかしそこでソロが取った行動は部下に舵を切らせるという妨害行動、
海賊船は大きく揺れて遊矢は落下してしまいます。
待たせたな!
あわや海へ堕ちるという状況になった遊矢ですが
そこに現れたのは驟雨のライキリ、そうクロウ・ホーガンです。
そこには月影や零羅、素良といったランサーズの姿や
ドヤ顔でボートを運転している零児の姿がありました。
どうやらシンクロ次元でのいざこざがひと段落ついた為に、
皆して融合次元にやってきたとの事。
長次郎やシンジはシンクロ次元でお留守番です。
何はともあれこれで離れ離れになっていたシンクロ次元組と合流できました。
そしてちゃっかり手下を倒して沢渡と権現坂を救出する月影超有能。
仲間と再会した遊矢ですがとはいえまだデュエルの最中。
カードを1枚伏せてターンエンドです。
キャプテン・ソロのターン、ドロー。
永続魔法「大海戦」を発動します。
これは水属性モンスターが与える戦闘ダメージを2倍にするというもの。
これによるキャプテン・ロックのダイレクトアタックで
遊矢は1600のダメージを受けます、残りライフは600です。
ソロはこれでターンエンド。
遊矢と素良の連携プレイ
そして遊矢のターン、と思いきやここで素良が乱入します。
どうやら素良はキャプテン・ソロと面識があるらしくお互いに悪態をついてます。
沢渡は召喚もできないのに乱入してどうするのだと言いますが
キャプテン・ロックが封じるのはあくまで手札からの特殊召喚のみ、
そう、融合召喚は手札からではなくエクストラデッキからの特殊召喚なのです。
その穴をついて素良はエッジインプ・トマホークと
新カードであるファーニマル・オクトを融合、
レベル8、デストーイ・ハーケン・クラーケンを融合召喚します。
その攻撃力は2200、キャプテン・ロックは自壊条件を満たし破壊されます。
しかしソロにとってどうやらその破壊は想定の範囲内だったようです。
彼はすぐさま罠カード「デッドマン・パイレーツ」を発動、
墓地のキャプテン・ロックを効果を無効にして蘇生させます。
さらに1ターンに1度、墓地のモンスターの攻撃力を加える効果を持っており
スカルブラッド号の攻撃力をキャプテン・ロックに加えて攻撃力1600、
さらに先ほど拾ったパワー・クリスタルも発動、
これで攻撃力は2400、ハーケン・クラーケンを上回りました。
しかしここで遊矢がEM大加勢を発動、
これは手札の攻撃力1000以下のエンタメイト1体を
このターン特殊召喚されたモンスターに装備、その攻撃力を
装備カードにしたモンスターの攻撃力×2アップさせるというものです。
遊矢は手札のEMソード・フィッシュをハーケン・クラーケンに装備、
攻撃力3400まで上昇させて再びキャプテン・ロックを上回りました。
さらにハーケン・クラーケンは2回攻撃効果を持ってます。
キャプテン・ロックを攻撃した後にさらにダイレクトアタックをかまして
そのままソロのライフは0となりました。遊矢、素良の勝利です。
月影マジ有能
勝利をした後そのままボートで海賊船を後にするランサーズ。
ソロはそれを追いかける為に手下に舵を切らせますが
そんな事は当然予測済みだとばかりに月影の手元には大きなネジが。
直後操舵輪が取れ、そのままコントロールが効かなくなりました。
どうやらあのネジ、舵を固定する部品だったようです。
そして素良が言うにはプロフェッサーの側近に洗脳能力者がおり
セレナがそれに操られている可能性が高いとの事。
後続の憂いも絶ち、ランサーズは改めてアカデミアに向けてボートを進めます。
なおこの時運転しているのは月影、本当になんでも出来ますこの人。
というわけで柚子誘拐&ランサーズ合流回でした。
なんとなくまた誘拐されるんだろなーとは思いましたが
まさかあそこまでスムーズに誘拐されるのはさすがに予想外でした。
しかしセレナはてっきりエクシーズ次元に飛ばされているものと思ったのですが
普通に融合次元に飛ばされていたという事なのでしょうか。
次回予告 116話『太陽と月の守護者』
西の塔の番人ディアナと東の塔の番人アポロに
それぞれカイトとユーゴが挑みます。
ユーゴがここにいるという事はブレスレットでここまで飛ばされたんですね。
どうやら次は2つのデュエルが同時進行するようです。
超熱血!デュエル塾
司会は遊矢と沢渡と素良。沢渡が相当にいじられてます。
今回はお互いが使用した融合モンスターについての解説です。
手札からの特殊召喚が封じるというのは強力なロック効果ですが
融合ならばそれをすり抜けられる事を解説しています。
他には一旦モンスターを墓地に落としてから蘇生させる手もありますね。
キャプテン・ロック
融合・効果モンスター
星6/水属性/悪魔族/攻 0/守 0
「海賊船スカルブラッド号」+「スカル・ナイト」
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いに手札からモンスターを召喚・特殊召喚・セットできない。
②:フィールドに攻撃力1000以上のモンスターが存在する場合に
このカードは破壊される。
デストーイ・ハーケン・クラーケン
融合・効果モンスター
星8/水属性/悪魔族/攻2200/守3000
「エッジインプ・トマホーク」+「ファーニマル・オクト」
①:このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
②:自分バトルフェイズ終了時に発動できる。
このカードを守備表示にする。