遊戯王ARC-V110話の感想です。
絶対エンタメなんかに負けたりしないと意気込むエド総司令官。
しかしそこに遊矢の容赦ないエンタメデュエルが襲い掛かってくる。
はたしてエド総司令官はどうなってしまうのか。
お前に笑顔を持ってきた!
前回の引きであるディストピアガイのダイレクトアタック。
これをまともに食らっては遊矢はおしまいです。
アクションカードを取ろうとする遊矢をチェーンで妨害するエド、
しかしそれでも遊矢は華麗なアクションでカードをゲットし、
アクション魔法「回避」でディストピアガイの攻撃を凌ぎます。
エドはこれでターンエンドです。
遊矢のターン、ドロー。
まずは既にセットされているペンデュラムスケールで
ダグダガーマンとオッドアイズペンデュラムをペンデュラム召喚します。
そしてこの2体をリリースし、EMラフメイカーをアドバンス召喚します。
ラフメイカーのレベルは8、EMスライハンドマジシャンを越える、
現在最高レベルのエンタメイトモンスターです。
そして遊矢はラフメイカーでディストピアガイを攻撃、
攻撃力2500で2900を攻撃していますがエドは何かあると判断、
デマイス・アーバンでディストピアガイの攻撃力を上昇させ
そのエフェクトでラフメイカーを破壊しようとします。
しかしエドにデマイス・アーバンを発動させる事こそが遊矢の狙いでした。
まずラフメイカーの効果で場のモンスターの攻撃力が上昇した時に
攻撃力を1000アップさせます。これで攻撃力が3500となりました。
さらに遊矢は罠カード「反撃のエンタメイト」を発動、
効果破壊を無効にした上でディストピアガイを破壊しようとします。
すかさずエドはディレイ・アーマーを破壊する事で破壊を防ぎますが
ラフメイカーの笑顔ビームによりダメージを受けました。
遊矢はこれでターンエンドです。
わざと相手に効果を発動させてそれを逆手に取る、
やはりこういう駆け引きはデュエルの醍醐味ですね。
相手を許すという事
エドのターン、ドロー。
エドは以前あった遊矢とのデュエルを思い出しています。
スマイルワールドを発動後、モンスターと共に空に舞う遊勝。
そして遊勝は「やられたらやり返すだけでは争いは終わらない」
と相手を許す心の大切さをエドに説きます。
それでもエドは今までのアカデミアの教えを否定しきれませんでした。
エドは笑顔を必死で否定しディストピアガイでラフメイカーを攻撃、
遊矢はアクションカードを取ろうとするも今度こそエドに妨害されてしまい
ラフメイカーを破壊されライフは残り100になってしまいます。
エドはカードを1枚伏せてターンエンドです。
ピンチの時こそ笑え
絶体絶命に追い込まれた遊矢、しかし彼の表情は笑っていました。
戦うしかないというユートの声に対しても自分のデュエルを貫く遊矢。
「お楽しみはこれからだ!」
そんな掛け声と共にドローしたのはスマイル・ワールド。
遊矢は父さんも同じ気持ちであると確信し、エンタメデュエルを貫きます。
「レディース・エーンド・ジェントルメーン!」
こうして始まる遊矢のエンタメフェイズ。
まずは魔法カード「スケール・アップ」を発動、
時読みの魔術師のスケールを2つ上昇させ10にします。
これでペンデュラムゾーンのスケールは4と10、
レベル5から9までのモンスターをペンデュラム召喚可能となりました。
そしてダグダガーマンとオッドアイズペンデュラムドラゴン、
そしてレベル8のラフメイカーをペンデュラム召喚します。
さらに遊矢は魔法カード「エンタメ・エクスチェンジ」を発動、
選択したラフメイカーよりもレベルの低いモンスター、
この場合ダグダガーマンとオッドアイズペンデュラムのコントロールを
エドに与えます。遊矢が何をするつもりなのかエドには分かりません。
そして遊矢はここでスマイル・ワールドを発動、4体の攻撃力を上昇させます。
グレースちゃんが完全にスマイルの虜になってます。
この時ディストピアガイもにっこりしているのが非常にシュールです。
これによりラフメイカーの効果が発動、攻撃力が上昇した4体分、
なんと4000も上昇しその攻撃力は6900に到達します。
完全にスマイル・ワールドとのコンボを意識したモンスターですね。
しかし攻撃力が上昇した事でディストピアガイのエフェクトが発動、
ラフメイカーを破壊しようとします。
遊矢はチェーンを逆に利用してアクションカードを拾おうとしますが
エドは咄嗟に金網チェーンデスマッチのエフェクトを発動、
手札を1枚捨てる事で自身を破壊します。
これにより遊矢はアクションカードの取得に失敗してしまい、
そのままラフメイカーは破壊されてしまいました。
灼熱のメガスマイルバースト
しかし遊矢の狙いはこれだけではありませんでした。
ラフメイカーが破壊された事でさらなる効果が発動、
墓地からモンスター1体を蘇生させるというものです。
遊矢が選択するのはブレイブアイズ・ペンデュラム・ドラゴン!
特殊召喚される際にブレイブアイズの効果によって
モンスター3体の攻撃力を0にした上でブレイブアイズの攻撃力を
0にした3体×100の300分上昇させます。
そう、これこそが先ほどエンタメ・エクスチェンジを使って
ダグダガーマンとオッドアイズペンデュラムを送りつけた真意でした。
エドのライフは残り3100、先ほど送りつけていなければ
デバイス・アーバンで攻撃力を上昇されてしまうと
ギリギリライフが残ってしまうのです。
つまり殺しきる為にエドにモンスターを送りつけたわけですね。
そしてブレイブアイズでディストピアガイを攻撃します。
これに対しエドは最大限の抵抗を試みます。
まずはデバイス・アーバンでディストピアガイの攻撃を100上昇、
さらに罠カード「D-ソウル」を発動、
墓地のD-HEROの攻撃力をディストピアガイに乗せ1700に、
そこからさらに先ほど拾ったアクション魔法「バイアタック」を発動、
バトルフェイズの間ディストピアガイの攻撃力を倍にします。
これでディストピアガイの攻撃力は3400に到達し、
ブレイブアイズの攻撃力を上回る事に成功しました。
しかし遊矢もまたアクションカードを拾う事に成功します。
発動したのはアクション魔法「ミラクル・ファイア」
このターン発動されたアクション魔法をコピーする効果を持っています。
これによりバイアタックをコピーしてブレイブアイズの攻撃力を
6600まで上昇させ、再びディストピアガイを上回りました。
灼熱のメガスマイルバースト!
技名までちゃっかり変わったブレイブアイズの攻撃は
ディストピアガイを撃破し、夜空に笑顔の花火を浮かばせました。
これでエドのライフは0、遊矢の勝利です。
倒れたエドの表情には確かに笑顔が存在していました。
エドは「気持ちのいい敗北」というものを理解したのです。
実はそれまだ遊矢体験した事ないんだけどね!
総司令官が倒されてしまったアカデミア組ですが
ノロはデュエルの最中にしっかりと援軍を呼んでおり、
車でやってきた増援によって遊矢は囲まれてしまいました。
意外とあっさりエドとの決着がついてしまいました。
グレースもすっかりエンタメにドハマりしていますし
あれ、もしかしてエクシーズ次元早めに終わりそう?
まだアレンとサヤカ、いい所なしなんですが・・・。
所で今回「やられたらやり返す」というのを否定されてましたが
「それが孤高なる鮫の流儀だ!」
と言っていた人が確かZEXALにいたような・・・。
次回予告 112話『笑顔あふれる街へ』
デニス来たぁぁぁぁぁぁぁ!
素良の手でアカデミアに帰還されて以来音沙汰の無かったデニス、
なんと遊勝の元へと現れます。
ついにデニスと遊勝の関係が語られそうですね。
その一方でノロの呼んだアカデミアに囲まれる遊矢、
しかし笑顔を知ったエドは遊矢の味方についてくれるそうです。
超熱血!デュエル塾
司会は前回に引き続き遊矢と権現坂、
今回は遊矢の新たな融合モンスター、
ブレイブアイズ・ペンデュラム・ドラゴンについての解説です。
やはりこのカードの1番の特徴は
「特殊召喚する場合」という特殊なタイミングで発動する効果でしょう。
また融合素材に「オッドアイズ」でなく「ペンデュラム・ドラゴン」
を指定している事もポイントです。
他の融合体よりもやや素材を揃えるのが難しいでしょう。
残念ながらミラージュを素材にしようという自分の目論見は消えました(
ブレイブアイズ・ペンデュラム・ドラゴン
融合・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
「ペンデュラム・ドラゴン」モンスター+戦士族モンスター
①:このカードを特殊召喚する場合、
フィールドの全てのモンスターの攻撃力をターン終了時まで0にできる。
また、このカードの攻撃力はカードの効果で攻撃力を0にした
モンスターの数×100アップする。
②:相手はこのカードの攻撃、
及びこのカードの戦闘による相手モンスターの破壊を無効にできない。