アークファイブ106話の感想です。
黒咲でさえもカイトを説得する事は出来なかった。
その一方で融合次元でもひと波乱があるようで・・・。
榊遊勝の経緯
赤馬零児がランサーズを作り他次元に言っている事を知った遊勝、
しかし遊勝が他次元に行くのもまた赤馬零児が理由だといいます。
3年前、既に零児はランサーズの構想を立ち上げ、
そのリーダーとして榊遊勝を指名していました。
しかし遊勝はプロフェッサーと直接話し合おうと考え、
独断で次元転移装置を使いアカデミアまで行こうとしていたのです。
なおそれがストロング石島との対戦の日だった為、結果的に不戦敗の形となり
遊勝は臆病者の烙印を押される事になってしまいました。
石島や家族に何か書き置きしてもよかったんじゃないかなぁ・・・。
そして無理矢理転移装置を使った為かたどり着いたのはエクシーズ次元でした、
遊勝さんいきなり躓いてます。
次元移動の出来なくなった遊勝はエクシーズ次元で教師をする事にしましたが、
そこにアカデミアが襲撃、エドと対戦した時に飛ばされ
融合次元にたどり着いたという話です。
その時に足を負傷してしまったみたいで塾生に連れられて治療を受けています。
足を怪我するというのはアクションデュエルをするのに致命的です。
遊勝は全盛期のデュエルは出来ないと判断していいでしょう。
お色気シーン
シャワーを浴びるサービスシーンを披露しながら明日香の話を聞く柚子。
明日香も最初はプロフェッサーを信じてアカデミアとして戦うつもりでした。
そして侵略の第一陣から帰ってきたアカデミア達は、
まるでゲーム感覚でカードにした人数を自慢しあっています。
そんな中、泣き崩れる女性のデュエル戦士を見つける明日香。
明日香は戦って勝利した相手をカードにする事自体は否定していませんでしたが、
逃げ惑う女子供や老人もカードにするアカデミアの実態を聞きます。
そんな恐ろしい計画に明日香を参加させたくないと主張するデュエル戦士、
共にアカデミアから逃げ出そうと明日香に懇願します。
明日香はまだこの時はプロフェッサーが正しいと信じていたようですが、
目の前でこの女性がカード化され、アカデミアの実態を知ってしまいました。
この時にアカデミアスタッフは「裏切り者にも使い道はある」と言っています。
人をカード化する事は何かアカデミアにとって利点があるのかもしれません。
明日香もカード化されようとする中で榊遊勝が颯爽と現れ、
アカデミアスタッフを一網打尽にしています。
この時に遊勝が使っていたモンスター、リングを使って攻撃をしています。
もしかしたらリングマジックに使われる輪がモデルなのかもしれませんね。
なんとなくエンタメイトよりはエンタメイジよりのモンスターに見えます。
「Emチャイナリング・マジシャン」といったカード名なのかもしれません。
なおこの時の遊勝は顔に脂汗を流しており、怪我をしている事が伺えます。
事実明日香の話ではこの直後に倒れてしまったようです。
ユーリ襲来
風呂から上がり、新しい服に着替える柚子。
セレナから借りたアカデミアの服とはまた違った趣をしています。
そして明日香が遊勝と共にアカデミアの離反者に
デュエルで笑顔をする事を教えようと遊勝塾を立ち上げた話を聞き、
自分にも手伝わせて欲しいと懇願する柚子。
しかしそこに負傷した塾生がやってきて、
アカデミアが遊勝塾に襲撃してきた事を伝えます。
襲撃してきたのはなんとユーリ、どうやら暇つぶし代わりに
アカデミアの裏切り者を粛清しようと遊勝塾にやってきたようです。
そして塾生5人がユーリを止めようと立ち向かいます。
こうして1VS5のデュエルが開始されました。
先行はユーリ。
まずは捕食植物スキッド・ドロセーラを通常召喚、
さらに永続魔法「プレデター・プランター」により
捕食植物モーレイ・ネペンテスを特殊召喚します。
ユーリはこれでターンエンド。
懐かしいカード達
そして塾生5人のターンです。
1人目はスーパービークロイド-ジャンボドリルを
2人目はマスター・オブ・OZを
3人目はおジャマ・キングをそれぞれ融合召喚します。
どのカードもGXで使われていた非常に懐かしいカード達です。
特におジャマ達は久々の機会だとこれでもかと自己主張しています。
そんなおジャマの様子に心底嫌そうなユーリ。
どうやらユーリはおジャマが嫌いなようです。
そして4人目と5人目はどうやら兄弟のようであり、
まず兄がV-タイガー・ジェットを通常召喚、そして前線基地を発動し
手札からW-ウイング・カタパルトを特殊召喚します。
そして2体を素材にVW-タイガー・カタパルトの特殊召喚につなげます。
融合を使わずに融合モンスターを出した事に対して、
思わずユーリは賞賛の声をあげます、おジャマをディスりながら。
そして弟も同じようにX-ヘッド・キャノンを通常召喚したあとに
前線基地を発動、その効果でY-ドラゴン・ヘッドを特殊召喚、
さらにおろかな埋葬でZ-メタル・キャタピラーを墓地へ送り、
アイアンコールによってメタルキャタピラーを蘇生させます。
3体を素材にXYZ-ドラゴン・キャノンを特殊召喚します。
そしてその効果によりモーレイ・ネペンテスを破壊した後に
兄が罠カード「フェローズ・ギフト」を発動、
自分のタイガーカタパルトのコントロールを弟に譲ります。
それにより弟はドラゴンキャノンとタイガーカタパルトを素材にし
VWXYZ-ドラゴン・カタパルト・キャノンを特殊召喚、
その効果でスキッド・ドロセーラを除外します。
兄弟の見事な連携をまたも賞賛するユーリ、
やっぱりおジャマをディスりながら。
しかしモンスターを倒されてもユーリは余裕たっぷりでした。
そしてスキッド・ドロセーラがフィールドを離れた事により
その効果が発動、場のモンスター全てに捕食カウンターが乗ります。
この捕食カウンター、植物に噛み付かれたような感じとなっています。
飢えた牙持つ毒竜
ユーリのターン、ドロー。
まずはプレデター・プランターの効果により800のライフコストを失います。
そしてプレデター・プランターでモーレイ・ネペンテスを特殊召喚し、
さらにフライ・ヘルを通常召喚した後に魔法カード「融合」を発動。
そうして現れるスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン!
こうしてユーリの一方的な蹂躪が始まりました。
まず相手フィールドのモンスター全ての攻撃力を自身に加算します。
それによりスターヴヴェノムの攻撃力は13000にまで上昇します。
さらに相手のジャンボドリルの効果を奪い、貫通効果をスターヴヴェノムに付与します。
そして弟にモンスターを渡してがら空きとなっている4人目にダイレクトアタック、
13000というオーバーキルを持ってこれを葬ります。
そして手札からモーレイ・ネペンテスを捨てて効果発動、
捕食カウンターの乗ったモンスター全てに強制的に攻撃させる効果を
スターヴヴェノムに付与します。
こうして連続攻撃の付与されたスターヴヴェノムのグォレンダァにより
遊勝塾の塾生は一網打尽にされてしまいました。
なおこの時おジャマキングに攻撃する場面では
ものすごく嫌そうな顔をしておりました。
もうユーリは相当におジャマが嫌いな様子です。
いつも通りのユーゴ
慌てて駆けつけてきた明日香と柚子ですが時既に遅し、
5人の塾生は全員ユーリの手でカードにされてしまいました。
そしてユーリは柚子を見つけ今度こそ捕まえようと歩み寄ります。
しかしそこにやってきたのはユーゴ、Dホイールで爆走し
そのままユーリに体当たりを仕掛る勢いでしたが
ここで柚子のブレスレットが光だし、ユーリをどこかに移動させてしまいます。
ユーリはまた別の次元へ飛ばされてしまったのでしょうか。
何にしても柚子とユーゴは融合次元でまさかの再開を果たす事になりました。
今まで死んだと思っていた柚子が生きているという事実にユーゴは歓喜します。
そしてそのまま柚子に抱き・・・付こうとしてハリセンを食らいます。
このやり取りも久しぶりですね。
フレンドシップカップを中断されてしまったユーゴですが
なんだかんだで元気そうで何よりです。
ランサーズへの刺客
場面は変わってアカデミア。
ハートランドにランサーズがやってきた事を知ったプロフェッサーは
双子と思われる2人の女性にランサーズの始末を命じます。
こうして新たな敵がエクシーズ次元にやってくる事になりました。
とうとうEDの映像公開!
今までずっと映画の販促をしていたEDですが、
今回ようやく本当の映像が流れる事になりました。
スタンダード次元でたそがれる遊矢、柚子、権現坂が描かれています。
曲のイメージ通りになんともしんみりした感じのEDですね。
遊勝に関する謎がここに来てようやく空かされましたね。
どうやら遊勝と零王は旧知の仲のようであり、
個人的に零王を止めたいと願って次元移動をしていたようです。
残る謎はどのようにしてデニスと知り合ったのかですが、
融合次元に来てからすぐに明日香と遊勝塾を立ち上げているあたりを考えると
やはりエクシーズ次元で出会ったと考えるのが自然だと思います。
そうなるとデニスもクローバー校の生徒だったのかもしれませんね。
あと気になるのは遊勝の使うモンスターですね。
エンタメイトなのかエンタメイジなのかそれともまた別のカテゴリなのか。
次回予告 107話『決闘(デュエル)に飢えたアマゾネス』
新キャラ、グロリアとグレースのタイラー姉妹と
アレン、サヤカのタッグデュエルが開始されるようです。
タイラー姉妹のデッキはこれがまた懐かしいアマゾネスのようです。
その一方でサヤカもフェアリー・チアガールを使用しています。
新キャラ同士のデュエル、どうなるか見物ですね。
超熱血!デュエル塾
今回の司会はユーゴと柚子、このペアも久しぶりですね。
今回はユーリの使用したスターヴ・ヴェノム・フュージョン・ドラゴン、
そして捕食カウンターを使用した戦術についての解説です。
アニメ版のスターヴヴェノム超強いですね。