安定性重視か少し冒険してみるか?
今回紹介するのはコレクターズパック「閃光の決闘者編」よりこのカードです。
No.78 ナンバーズ・アーカイブ
エクシーズ・効果モンスター
ランク1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
レベル1モンスター×2
①:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分のエクストラデッキのカードを相手はランダムに1枚選ぶ。
それが「No.1」~「No.99」のいずれかの「No.」モンスターだった場合、
自分フィールドのこのカードの上に重ねてX召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
新しい汎用ランク1のエクシーズモンスターとなるナンバーズです。
イラストでは書庫のような場所で本棚が空中に浮遊しています。
この本棚にはアストラル世界の文字が刻まれており、
カタカナを少し変形させたこの文字をよく凝らしてみると
「ビヨンド」や「デンサンキジュウ」など
ナンバーズの名前が刻まれている事が確認できます。
まさに「ナンバーズが記録されている場所」という事なのでしょう。
その効果は1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ消費する事で
自分のエクストラデッキのカードを相手にランダムに選ばせ、
それがNO.1~No.99までのナンバーズであった場合には
このカードの上に重ねてエクシーズ召喚するというフリーチェーン効果です。
ただしこの効果を発動したターンの間、特殊召喚を封じられる制約が発生し
エンドフェイズには出したナンバーズは除外されてしまうデメリットが発生します。
ヌメロン・ドラゴンやオーバーハンドレッドナンバーズは出す事が出来ませんが
カオスナンバーズもエクシーズ召喚する事が可能です。
非常に不安定要素が強く、デメリットも重いですが
上手く行けばレベル1×2の素材で様々なナンバーズを出す事が可能です。
もしエクストラデッキをこのカード1枚&特定のナンバーズ3枚のみにしていれば
狙ったナンバーズを確実に出す事も可能です。
帝のようなあまりエクストラデッキに依存しないデッキであれば、
こういったエクストラデッキの構築をしてみるのも1つの手でしょう。
また除外されるデメリットは王宮の鉄壁や
相手ターンであればアーティファクト-ロンギヌスで回避する事も可能です。
さて問題はそこまでして出したいナンバーズは何があるかという所です。
一番の候補となるのはNo.77 ザ・セブン・シンズでしょう。
特殊召喚されたモンスターを全て除外できる強力な効果を持っている上に
4000打点での攻撃も可能でありいざという時の切り札として文句なしです。
相手に大きなダメージを与える事を重要視するなら
CNo.15 ギミック・パペット-シリアルキラーも優秀な候補です。
こちらはザ・セブン・シンズと違いオーバーレイユニット1つで効果を発揮できる為
1度出したナンバーズ・アーカイブをエクシーズ・リボーンで使いまわせます。
フリーチェーンで発動できる事を考慮し相手ターンの妨害を考えるならば
No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragonが強力です。
エンドフェイズまで残す事が出来れば相手のカードを根こそぎ除外可能です。
他にはNo.23 冥界の霊騎士ランスロットも面白く、
フリーチェーンで出す事により強制発動となる無効化効果を
一番嫌らしいタイミングを狙って発動させる事も可能です。
壁が欲しい場合はNo.81 超弩級砲塔列車スペリオル・ドーラがお勧めです。
自身の効果で完全耐性を得る事で除外デメリットを回避する事が出来、
守備力4000の壁として運用が可能です。
またNo.24 竜血鬼ドラギュラスも同様に除外デメリットを回避可能であり
リバース効果によって除去要因をかねる事も可能です。
次に複数のナンバーズをデッキに採用するケースを考えて見ましょう。
ナンバーズ・アーカイブを2枚採用する場合、
自身の効果でナンバーズ・アーカイブを選ばれてしまった場合が痛いのですが
デッキに他のナンバーズが12枚存在すればその確率は13分の1にまで減り、
例えナンバーズ・アーカイブを3枚採用したとしても7文の1にまで抑えられます。
「特定の目的に合わせて共通点のあるナンバーズ同士を採用する」などすれば
どのナンバーズを選ばれてしまった場合にもある程度同一の動きが可能となります。
No.77 ザ・セブン・シンズ
No.11 ビッグ・アイ
CNo.15 ギミック・パペット-シリアルキラー
CNo.6 先史遺産カオス・アトランタル
「相手モンスターを処理する」効果で統一した組み合わせです。
シリアルキラーを外せば破壊耐性を持つカード相手でも効果を発揮可能です。
これらの他にもNo.15 ギミック・パペット-ジャイアントキラーや
No.61 ヴォルカザウルスといった選択肢も存在します。
No.92 偽骸神龍 Heart-eartH Dragon
No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー
No.23 冥界の霊騎士ランスロット
No.39 希望皇ビヨンド・ザ・ホープ
相手ターンになんらかの形で妨害の出来る組み合わせです。
用途は少しずつ違う為どれかを削りもう少し絞るのも1つの手です。
対象は限定されますがNo.25 重装光学撮影機フォーカス・フォースも
相手を妨害できる効果を持っています。
CNo.73 激瀧瀑神アビス・スープラ
No.22 不乱健
No.62 銀河眼の光子竜皇
No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン
戦闘要因として活躍させられる高打点ナンバーズの組み合わせです。
特にアルティメット・ファルコンのような完全耐性持ち相手に真価を発揮します。
ダークマタードラゴンはこの中では攻撃力がやや低めですが
その効果によって2回攻撃が可能です。
同じく4000打点のセブンシンズを代わりに採用してもいいでしょう。
非常に癖の強いカードであり同時に奥深いカードでもあります。
「使いこなせば非常に格好いいカード」の類だと思っていますので
個人的にはぜひともこのカードを上手く活用していきたい所です。
今後また新しいナンバーズがくれば更にこのカードの可能性が高まるでしょう。