遊戯王アークファイブ104話の感想です。
ついに融合次元において榊遊勝と再開した柊柚子。
その一方で遊矢はエクシーズ次元でも父を臆病者と罵られ・・・。
遊勝が融合次元にいる理由
前回では柚子が来る事を予測していた様子の遊勝でしたが
そんな事は無かった様で柚子に会った事に驚いています。
柚子は遊勝に再開できたことに涙を流して遊勝の元に駆け寄ります。
遊勝はここに来る前にはエクシーズ次元にいた事を伝えますが、
エクシーズ次元の惨状をしっている柚子から、
彼女もまた様々な事情を知ってここに来た事を把握します。
そして自分から融合次元に来たわけではなく、
ある男の手によってエクシーズ次元に飛ばされた事を話します。
破かれた笑顔
場面は変わってアカデミアサイド、
恐らくはエクシーズ次元攻略班なのでしょう。
指揮官らしき中年男性が予定にずれがあると慌てています。
その男の口から「エクシーズ次元の住人を1人残らずカードにする」
というアカデミアの思惑が告げられました。
恐らくプロフェッサーの命令なのでしょうがただ瑠璃を誘拐するだけでなく
エクシーズ次元を根絶やしにするその理由とは一体何なのでしょう。
また本来この男とは別に総司令官の立場にいる人が別にいるようです。
その人は職務を放り出してどこかぶらぶらしているようでした。
その総司令官らしきなんとかフェニックスさんは
敗れたスマイルワールドを持ってエクシーズ次元をぶらぶらしていました。
デュエルで笑顔を
舞台は変わってエクシーズ次元。
父を臆病者呼ばわりされて落ち込む遊矢をユートが慰めています。
もう既に普通にユートが頭の中で遊矢に語りかけていますが、
どうやらバレットと戦った時からこんな感じになっていたらしいです。
やはり遊矢シリーズが揃った事で何かの兆候があったのでしょう。
遊矢は「デュエルで笑顔」という台詞から
ユートも遊勝に会っていたのではないかと問いかけますが
ユートはそれを否定、その台詞は瑠璃が言っていたものだと伝えます。
瑠璃は遊勝の教え子であったサヤカと面識があり、
そのサヤカを通じて遊勝の教えを知ったのではないかとユートは考えます。
そうなると遊勝からサヤカ、瑠璃、そしてユートと
デュエルで笑顔をという心情が人から人へ通じていったという事になりますね。
また廊下にはユート、黒咲、そして瑠璃の写真がありました。
この写真だけでも瑠璃がストロングである事が伝わってきます。
遊勝を憎む男
遊矢が荒廃した町を歩いているとフードを着た男に出会います。
男は遊矢を迷子だと思い父親の元へ案内しようとしますが、
榊遊勝の名を聞いた瞬間態度が豹変し憎悪を露にします。
そして遊勝の息子である遊矢にいきなりデュエルを挑んできました。
フードの男・・・もうエドって言っちゃっていいよね!
エドがアカデミアの人間だった事に遊矢は驚きますが
父の手がかりを掴む為にもデュエルに挑みます。
こうして遊矢とエドのデュエルが始まりました。
エドは最初遊矢をエクシーズ次元の人間だと思って話しかけたと思いますが
その時には敵意のようなものはなくむしろフレンドリーに接していました。
恐らくエドには最初からエクシーズ次元を根絶やしにするつもりがないのでしょう。
新カバと新デステニーヒーロー
遊矢のターン。
まずは新カードというか新カバ、オールカバー・ヒッポを通常召喚、
その効果で元祖カバ、ディスカバー・ヒッポを特殊召喚し、
オールカバーヒッポの効果で2体とも守備表示にします。
そしてカードを1枚伏せてターンエンド。
まずは守りを固める方針のようです。
エドのターン、ドロー。
こちらも新規D-HERO ドリルガイを通常召喚。
そして魔法カードD-プレッシャーを発動し手札から攻撃力以下のD-HERO、
この場合同じ攻撃力を持つアナザーワン、ドリルガイを特殊召喚します。
そしてバトルフェイズ、ドリルガイ2体でカバ2体をゴーファイ、
そのエフェクトで貫通ダメージを与えつつ2体を撃破します。
カバいきなり倒されました。
カードを2枚伏せてターンエンドです。
来るぞ遊矢!
遊矢のターン、ドロー。
遊矢は魔法カード「スマイル・ワールド」を発動。
エドはスマイル・ワールドに反応して露骨に顔を歪ませます。
そしてドリルガイ2体の攻撃力を上昇させた後に
罠カード「スマイル・ポーション」を発動しカードを2枚ドローします。
スマイル・ワールドとの併用を前提とした罠カードだとは思うのですが
スマイル・ポーションという響きが何かもう色々とヤバイです。
ここでエドが罠カード「D-フュージョン」を発動、
ドリルガイ2体を融合し、出てくるのは新たなるD-HEROの融合モンスター
その名もD-HERO ディストピアガイです。
先ほどユートがデュエルで笑顔をもたらす事を理想の世界、
つまりユートピアと称していましたがそれに対してユートピアの対となる言葉、
ディストピアの名を冠するモンスターを出してきたのはなんとも皮肉です。
そしてここでディストピアガイのエフェクトを発動、
融合素材にしたD-HERO1体の攻撃力分のダメージを遊矢に与えます。
ユート、乗っ取る
ユートは遊勝でもこの男を説得する事が出来なかった事、
そして何よりも故郷を滅ぼしたアカデミアである事から憎悪を露にし、
遊矢の体を乗っ取ってしまいました。
遊矢を乗っ取ったユートは新カードである
EMシール・イールとEMチェーンジラフでペンデュスケールをセッティング、
EMアメンボートとEMヘルプリンセスをペンデュラム召喚します。
そしてレベル4の2体でダークリベリオンのエクシーズ召喚を果たします。
シールイールの効果でディストピアガイの効果を無効にしつつライフを回復、
そしてダークリベリオンでディストピアガイの攻撃力を2回下げ、
自身の攻撃力を2回上昇させます。
そしてダークリベリオンでディストピアガイを攻撃、
D-フュージョンの効果によりディストピアガイは破壊を免れますが
一気にライフを100にまで削られてしまいました。
ユートはこれでターン終了、ここで意識が遊矢に戻ります。
エドのターン、ドロー。
ディストピアガイでダークリベリオンをゴーファイして撃破。
しかし遊矢はチェーンジラフのペンデュラム効果でダークリベリオンを蘇生します。
ですがエドは続けざまにセメタリーのドリルガイを除外してD-デビル・ダンスを発動、
ドリルガイの攻撃力分ダークリベリオンの攻撃力を下げ、
再度ディストピアガイでダークリベリオンを攻撃します。
チェーンジラフのペンデュラム効果により破壊こそ免れましたが
攻撃力が下がった事もあって遊矢大ダメージを受けてしまいます。
さらにエドは永続魔法「D-デス・マッチ」を発動、
対エクシーズ用とも言えるこのカードは自分と相手の場のモンスターの
レベルの合計差分だけD-HEROの攻撃力を上昇させます。
この時にディストピアガイの更なるエフェクトが発動、
ペンデュラムゾーンのシール・イーフを破壊します。
さらに同じくエンドフェイズにレベルの合計差分×100のダメージを
下回っている方のプレイヤーに与えます。
これを食らえば遊矢は終わりですが遊矢は咄嗟にアクションカードをゲット、
アクション魔法「加速」によって何とか窮地をしのぎました。
エドはこれでターンエンドです。
進化するダークリベリオン
遊矢は窮地に陥ってもなおエドとの対話を諦めないでいますが
ユートは故郷を滅ぼしたアカデミアに対して憎しみを隠しきれません、
憎しみに囚われたユートがまたも遊矢の意識をのっとります。
ユートのターン、ドロー。
ユートはダークリベリオンを対象に魔法カード
RUM(ランクアップマジック)-幻影騎士団(ファントム・ナイツ)ラウンチ
を発動、ダークリベリオンと幻影騎士団ラウンチをそれぞれ素材にし、
ダークリベリオンをランクアップさせます。
煉獄の底より、未だ静まらぬ魂に捧げる反逆の歌!
永久に響かせ現れよ!
ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン!
ステンドグラスを思わせる翼が印象的ななんとも美しい竜です。
ダークレクイエムの効果発動、オーバーレイユニットを1つ消費し
ディストピアガイの攻撃力を0にしてその分だけ自身の攻撃力を上昇させます。
まさにダークリベリオンの強化版とも言える効果ですが
エドはここでディストピアガイのエフェクトを発動、
攻撃力が変化した事でダークレクイエムを破壊しようとします。
しかしここでさらにダークリベリオンの効果が発動、
再びオーバーレイユニットを1つ消費する事で
墓地のダークリベリオンを蘇生しつつディストピアガイのエフェクトを無効にします。
そしてダークレクエイムでディストピアガイを攻撃、
エドは咄嗟にアクションカードをゲットしますが手に入れたのは
アクション魔法「奇跡」、ダメージを半分にする事が出来ますが
エドのライフは100、結局は削りきられてしまいます。
仕方なくエドは手札のD-HERO ダイナマイトガイをセメタリーに送る事で
効果を発動、お互いに1000のダメージを与えます。
こうしてユートとエドは同時にライフが0となりました。
この勝負は引き分けです。
総司令官エド・フェニックス
余波により瓦礫に埋もれてしまった遊矢、
しかし幸いにもそれが駆けつけたアカデミアから姿を隠せたようです。
アカデミアは総司令官であるエドの元に駆けつけ連れて行きます。
場面は変わって融合次元の遊勝塾。
遊勝の手にはエドの持っていたスマイルワールドのもう半分が、
どうやら自分を融合次元へ送ったのは総司令官、エドのようでした。
はたして遊勝とエドの間に何があったのか・・・。
自分を融合次元へ送ったのはエドであると遊勝は語っていますが
肝心のエドはエクシーズ次元で遊勝を探し回っています。
そうなるとエドが送ったというのは遊勝の勘違いである可能性が高く、
実際に融合次元へ送ったのは別の人間だという事になります。
もし誰かが意図的に遊勝を融合次元へ送ったと過程する場合、
それをする動機のある人物は非常に限られてくるのではないでしょうか。
なんとなくですが自分はデニスではないかと思います。
次回予告 105話『レジスタンスの絆』
黒咲がカイトを説得する為にデュエルをします。
予告の時点で既にアルティメットファルコンが破壊されているのが確認できます。
さらに上のランクのレイドラプターズも登場するのでしょうか。
超熱血!デュエル塾
今回の司会は遊矢と権現坂、そして黒咲です。
今回はエドのD-HEROとダーク・レクエイム・エクシーズ・ドラゴンの紹介です。
何か幻影騎士団ラウンチすごい強い事書いてあるんですけど。
1つ上のランクならなんでもランクアップできるって書いてあるような・・・。
また詰めデュエルもあります。
D-HERO ドリルガイ
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1600/守1200
①:このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
D-HERO ダイナマイトガイ
効果モンスター
星5/闇属性/戦士族/攻1000/守1000
①:自分のLPが相手より少なく、
自分のモンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
お互いのプレイヤーは1000ダメージを受ける。
D-HERO ディストピアガイ
融合・効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2800/守2400
「D・HERO」モンスター×2
①:このカードが融合召喚に成功した場合、
このカードの融合素材としたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。
②:1ターンに1度、このカードの攻撃力・守備力が変化した場合、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
ダーク・レクイエム・エクシーズ・ドラゴン
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
レベル5モンスター×2
①:このカードが「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン」をX素材としている場合、
以下の効果を得る。
●1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。
ターン終了時まで、その相手モンスターの攻撃力は0になり、
このカードの攻撃力は対象のモンスターの元々の攻撃力分アップする。
●カードを破壊する効果が発動した場合、
このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
自分の墓地からXモンスター1体を特殊召喚し、その効果を無効にする。
D-プレッシャー
通常魔法
①:自分が「D-HERO」モンスターの召喚に成功したターン、
そのモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力以下の「D-HERO]モンスター1体を
手札から特殊召喚する。
D-フュージョン
通常罠
①:自分フィールドから、「D-HERO」融合モンスターカードによって
決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
この効果で融合召喚したモンスターはこのターン戦闘・効果では破壊されない。
この効果は相手ターンにのみ発動できる。
D-デス・マッチ
永続魔法
①:お互いのエンドフェイズ毎にこの効果を発動する。
それぞれのフィールドのモンスターのレベルの合計を比べ、
以下の効果を適用する。
●合計が低い方のプレイヤーに、レベルの合計の差分×100ダメージを与える。
●自分の合計の方が高く、
自分フィールドに「D-HERO」モンスターが存在する場合、
そのモンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターの攻撃力は、レベル合計の差分×100アップする。
RUM-幻影騎士団ラウンチ
通常魔法
①:自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターよりランクが1つ高いモンスター1体を、
対象の自分のモンスターの上に重ねて
X召喚扱いとしてエクストラデッキから特殊召喚する。
②:自分フィールドの「幻影騎士団」Xモンスターまたは
「ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン」を対象として
このカードの①の効果を適用した場合に発動できる。
このカードをこのカードの①の効果で特殊召喚したモンスターの下に重ねてX素材とする。
③:自分スタンバイフェイズに、
このカードの効果で特殊召喚したXモンスターが自分フィールドに存在する場合、
そのXモンスター1体を対象として発動できる。
自分の墓地のこのカードを対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。