サイトアイコン 遊戯王考察好きMUGEN次元

遊戯王OCGカード考察:真竜皇(しんりゅうおう)アグニマズドV(バニッシャー)

破壊効果を有効利用しろ!

 

 

自分でもすっかり忘れていたのですがこのブログを開設して1年が経過しました。

相当な飽き性の自分ですがなんとか毎日1記事は書き続ける事が出来ました。

改めましていつもこのブログを見に来てくれる皆様に感謝です。

出来れば引き続きこのブログをよろしくお願いいたします。

 

今回紹介するのはザ・ダーク・イリュージョンよりこのカードです。

 

 

 

真竜皇アグニマズドV
効果モンスター
星9/炎属性/幻竜族/攻2900/守1900
「真竜皇アグニマズドV」の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
このカード以外の手札及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、
炎属性モンスターを含むモンスター2体を破壊し、このカードを手札から特殊召喚し、
炎属性モンスター2体を破壊した場合、
相手のフィールド・墓地からモンスター1体を選んで除外できる。
②:このカードが効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から炎属性以外の幻竜族モンスター1体を選んで手札に加える。

 

 

 

新しく登場する炎属性幻竜族のレベル9モンスターです。

メインデッキに入る幻竜族では最高レベルであり攻撃力も龍大神と並びトップになります。

 

 

カード名はおそらく「アグニ」と「オフルマズド」を組み合わせたものだと思われます。

どちらも神の名前でありアグニはインド神話に登場する火神であり

オフルマズドは拝火教とも呼ばれるゾロアスター教の最高神となっており

どちらも火に関係する神の名前から取られています。

メタルフォーゼ・コンビネーションのイラストにメタルフォーゼ達と

敵対する形で描かれている事からこのアグニマズドバニッシャーこそが

メタルフォーゼのフレーバーテキストにある「世界を終末へと誘う赤き真竜」だと思われます。

 

 

①の効果は1ターンに1度、このカード以外の自分の場にある表側表示表示モンスター、

もしくは手札から炎属性モンスターを含む2体を破壊する事で

手札からこのカードを特殊召喚するというものです。

この時破壊したカードが2枚とも炎属性であった場合、追加特典として

相手のフィールド、もしくは墓地のモンスター1枚を選んで除外する事が可能です。

この除外は対象を取らない為、対象耐性を持っているモンスター相手だろうと

問題なく除外する事が可能であり、フィールドに除外したいモンスターがいなければ

墓地のモンスターを除外できる為状況を選ばずに役立つものとなっています。

 

 

②の効果は効果で破壊された場合に

自分の墓地から炎属性以外の幻竜族モンスター1体を手札に回収するというものです。

炎属性以外の為、自身を回収する事は出来ませんがそれ以外の制約は特に無く、

またフィールド以外から発動された場合でも発動可能である為、

手札にアグマニストVが複数あればどちらか片方の①の効果で破壊する事で

もう1枚の②の効果を発動させる事も可能です。

 

 

最大のポイントは①の特殊召喚の為にモンスターをリリースするのではなく破壊する点です。

炎王の孤島や炎王獣ヤクシャのように手札のモンスターを破壊できる数少ないカードであり

炎王神獣ガルドニクスをはじめとする各種炎王の効果を手札で発動可能となっています。

その為特に【炎王】にとって非常に相性のいいカードだと言えるでしょう。

また破壊効果を利用せずに特殊召喚するだけであれば

【メタルフォーゼ】や【イグナイト】ならペンデュラム召喚でモンスターを並べる事で

特殊召喚する為の破壊要因を容易に揃える事も出来ます。

単純に対象を取らない除外効果を持つ2900打点のとして見ても十分優秀であり

切り札の1つとして利用していくのもいいでしょう。

ただ基本的にこれらのデッキには幻竜族を入れたりはしない為、

②の効果を無駄にしたくない場合意識的に幻竜族をデッキに入れる必要が出てきます。

幻竜族にはナイト・ドラゴリッチや竜胆ブルームなど単体でも優秀なカードが存在しており

これらのカードアクセント的に採用する事で②の効果も活かしやすくなるでしょう。

 

 

竜剣士と竜魔王が合体したと同時に新たな脅威となる存在が登場しました。

今後も竜剣士、竜魔王関連のカードが登場していくのかは非常に見ものですね。

 

モバイルバージョンを終了