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遊戯王OCGカード考察:底なし落とし穴

リリース手段なければ阿鼻叫喚!

 

 

とうとうザ・ダーク・イリュージョンの発売日ですね。

今回紹介するのはザ・ダーク・イリュージョンよりこのカードです。

 

 

 

底なし落とし穴
通常罠
①:相手がモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
この効果で裏側守備表示になったモンスターは表示形式を変更できない。

 

 

新しく登場する落とし穴シリーズです。

イラストでは奈落の落とし穴の引きずり役っぽい人が深い落とし穴に落ちてます。

もしかしたらこの人も引きずり役かもしれませんが

また穴の上から見下ろしているもけもけの姿も印象的です。

 

 

その効果は相手がモンスターの召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に

そのモンスターを裏側守備表示にし表示形式の変更も封じるというものです。

落とし穴の中でも召喚、反転召喚、特殊召喚全てに対応する上に

奈落の落とし穴のような攻撃力の条件も一切存在しない為、

大抵のモンスターを裏側守備表示にする事が可能です。

裏側守備表示にしたまま表示形式を変更させるというものは

相手にリリース手段さえなければ強力な妨害手段となりえます。

その一方で儀式召喚やアドバンス召喚などのリリースには利用されてしまう為、

どれだけの妨害になるかは相手のデッキ次第となるでしょう。

またそのまま裏側表示のモンスターを放置しようとおもった場合、

壁となっているそのモンスターを潜り抜ける手段も必要になってきます。

割り切って発動タイミングの限定された月の書として使うのも1つの手であり

シンクロやエクシーズの妨害としては十分すぎる性能を誇ります。

 

 

同じく裏側守備表示にして表示形式を封印する罠カードとして

砂塵のバリア -ダスト・フォース-が存在します。

砂塵のバリア -ダスト・フォース-と比較した場合、

攻撃反応型であるダストフォースよりも発動タイミングに優れており、

厄介な効果を持ったモンスターの対処としてはこちらの方が優れています。

その一方でダストフォースは攻撃表示全てを裏側守備に出来るため、

一度に複数のモンスターを裏側表示に出来るチャンスも多いですが

底なしの落とし穴は基本的に1体ずつ裏側守備表示させる事になるでしょう。

しかし相手がペンデュラム召喚を行った場合は別であり、

複数のモンスターを一気に裏側守備表示で固定させるチャンスとなります。

相手が下級モンスター中心のデッキであれば

フィールドを全て裏側表示で埋め尽くして機能停止にさせる事も狙えます。

ただし相手がオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを採用していた場合、

アドバンス召喚で対処されてしまう為そう上手くはいかないかもしれません。

逆に言えばペンデュラム召喚をするデッキでこのカードが怖い場合、

オッドアイズペンデュラムのような高レベルも採用するといいでしょう。

 

 

「落とし穴」の名を関している通常罠の為、各種蟲惑魔に対応しているのも特徴です。

落とし穴の中でもかなり汎用性の高いカードの1つであり、

フレシアの蟲惑魔で発動させるカードとしても非常にオススメです。

奈落や煉獄だけでなくこのカードも警戒しなければいけなくなる点は

相手にとってはかなりのプレッシャーとなるでしょう。

 

 

裏側守備表示で固定させるカードも増えてきました。

上級モンスターを採用していないような対処方法ないデッキは

今後特に気をつける必要がでてくるでしょう。

 

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