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遊戯王OCGカード考察:EM(エンタメイト)ロングフォーン・ブル

ワグナス!ペンデュラムサーチできなくなってた!

 

今回紹介するのは今回紹介するのは2016年のスターターデッキよりこのカードです。

 

 

EMロングフォーン・ブル
効果モンスター
星4/地属性/獣族/攻1600/守1200
「EMロングフォーン・ブル」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキからPモンスター以外の「EM」モンスター1体を手札に加える。

 

 

エンタメイトの新しい仲間です。

アークファイブにおいて榊遊矢がクロウ・ホーガン戦で使用したカードで

ペンデュラム召喚で特殊召喚された後にその効果でアメンボートをサーチ、

その後アメンボートと共にダークリベリオンのエクシーズ召喚へ繋げられました。

 

イラストでは角の部分が受話器の形になった牛のモンスターといった外見です。

カード名のロングフォーン・ブルからも牛の品種を表す「ロングホーン」と

長電話を表す「ロングフォーン」をかけたデザインなのでしょう。

 

 

その効果は1ターンに1度、このカードが特殊召喚に成功した時に

ペンデュラム以外のエンタメイトをデッキからサーチできるというものです。

アニメではデッキから手札に加えるのは攻撃力1000以下に限られましたが

ペンデュラムのエンタメイトにも対応しており、

また通常召喚であっても効果を発動できました。

さすがにそれでは強すぎたのかOCG化にあたって調整がされています。

まあアニメのままだとこのカードを通常召喚するだけで

モンキーボードやペンデュラムマジシャンをサーチする事が可能になり

ただで暴れているエンタメイトの強さに拍車をかける結果になっていたでしょう。

そういう意味では特殊召喚に限定されペンデュラムをサーチできなくなった点は

当然かつ妥当ともいえる調整結果とも言えます。

 

 

このカードを有効に使う場合ペンデュラム以外のエンタメイトを

何枚か採用する必要が出てくるでしょう。

特殊召喚する方法としては簡単なのがEMフレンドンキーで蘇生させる方法であり

墓地のロングフォーンブルを蘇生させる事でサーチ効果を発動できます。

手札にスライハンド・マジシャンとフレンドンキー、

墓地にロングフォーンブルがある状態であればロングフォーンブルの効果で

2枚目のスライハンドマジシャンをサーチする事で

2体をリリースしてスライハンドをフィールドに2体並べる事が可能です。

ランク7のエクシーズを狙ってみる場合には覚えておくといいでしょう。

 

 

また獣族である為エアーズロック・サンライズにも対応しています。

ロングフォーンブルを蘇生させた後にレベル4のエンタメイトをサーチすれば

そのまま通常召喚してランク4のエクシーズ召喚につなげる事も可能です。

この時EMプラスタートルをサーチすればランク5のエクシーズ召喚も狙えます。

「蘇生カード1枚でランク5に繋げられる」というのは中々貴重です。

 

 

このカードに限らずスターターデッキ2016のエンタメイトは

「ペンデュラムではないエンタメイト」というのに重点を置いた効果になっています。

最近のエンタメイトはペンデュラムモンスターが主流であり

ペンデュラムでないエンタメイトはあまり日の目をみる事はありませんでした。

しかしロングフォーンブルをはじめとするスターターデッキ2016のカードによって

非ペンデュラムのエンタメイトを中心としたデッキにも可能性が生まれそうですね。

 

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