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遊戯王OCGカード考察:EM(エンタメイト)キングベアー

レベル7以上ならなんでもサルベージ!

 

今回紹介するのは今回紹介するのは2016年のスターターデッキよりこのカードです。

 

 

 

EMキングベアー
ペンデュラム・効果モンスター
星6/地属性/獣戦士族/攻2200/守1000
【Pスケール:青7/赤7】
①:このカードを発動したターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを破壊し、自分のエクストラデッキの表側表示のPモンスター及び
自分の墓地のモンスターの中からレベル7以上のモンスター1体を選んで手札に加える。
【モンスター効果】
①:攻撃表示のこのカードは魔法・罠カードの効果では破壊されない。
②:このカードの攻撃力は自分バトルフェイズの間、
自分フィールドの「EM」カードの数×100アップする。

 

 

新しく登場したエンタメイトの新しい仲間となる上級モンスターです。

イラストは王冠やマントを身につけた王様風の熊であり

まさにキングベアーという名前の通りのデザインとなっています。

実はエンタメイトではヘイタイガーに続く2番目の獣戦士族です。

獣族は多いですが獣戦士族は意外といないんですよねエンタメイト。

 

 

ペンデュラム効果はこのカードを発動したターンのエンドフェイズに発動できるもので

このカードを破壊する事で自分のエクストラデッキにある表側表示のペンデュラム、

もしくは墓地からレベル7以上のモンスターを選んで手札に回収するというものです。

エンドフェイズとタイミングは少し遅めですがレベル7以上のモンスターであれば

種類を問わずに墓地から回収できるという非常に優秀な効果範囲を持っています。

発動後にキングベアーはエクストラデッキに移動する為、

レベル6のペンデュラム召喚が狙えるのならエクストラデッキ肥やしにもなります。

 

 

モンスター効果は2つあります。

①の効果はフィールドに攻撃表示で存在している間、

魔法罠カードの効果では破壊されないという限定的な効果破壊耐性です。

特にペンデュラムの天敵の1つである奈落の落とし穴に耐性があるのが大きいでしょう。

 

②は自分ターンのバトルフェイズの間

自分フィールドのエンタメイトカード×100だけ攻撃力を上昇させるという効果です。

自分ターン限定ですがこのカード自身も攻撃力上昇に含める為、

最低でも2300打点は確保可能です。

またペンデュラムゾーンや魔法罠のエンタメイトも数に含める為、

スケールを貼っていたりEMドラマチックシアターを発動していれば

飛躍的に攻撃力を高める事が可能です。

 

 

様々な面で優秀ですこいつ

実質的に「墓地やエクストラデッキからレベル7以上を回収する魔法カード」

として使える為、ペンデュラム召喚を狙わないデッキであっても採用が見込めます。

特にレベル7以上のモンスターが基本となる【列車】や【最上級帝】、

あと【ギミック・パペット】あたりなら大いに活躍が期待できます。

ペンデュラムモンスターである故に手札抹殺などを打たれない限りは

墓地へ行く事も無い為ネジマキシキガミあたりと併用する事もできるでしょう。

他にはマシンナーズ・フォートレスを使っているデッキであれば

レベル8以上の機械族を手札に回収するのに使えますし

【超重武者】ではヒス-Eやヌス-10を回収するのに役立ちます。

制限カードであるレッドアイズ・ダークネス・メタルドラゴンや

ダーク・アームド・ドラゴンを再利用するのもいいでしょう。

 

 

ペンデュラムモンスターとして見る場合、レベル6のペンデュラムの中では

イグナイト・ウージー、ランスフォリンクスに続く

3枚目となるスケール7のペンデュラムモンスターとなります。

レベル6ペンデュラムモンスターはスケールの低いカードが多い為

高いスケールを持つレベル6の1枚として採用が考えられるでしょう。

エンタメイトである為ドクロバット・ジョーカー等でサーチが出来る点も魅力です。

 

 

ペンデュラム効果、モンスター効果共に粒ぞろいな性能を持った1枚です。

【エンタメイト】にとっては魔法罠に破壊耐性を持つアタッカーとして、

それ以外のデッキにおいてもスケール7を持ったペンデュラムモンスターとして、

また墓地やエクストラデッキの高レベルを回収できる魔法カードとして

様々なデッキで活躍できる可能性を秘めたカードです。

 

熊で一頭回収してターンエンド!

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