耐えて、耐えて、耐えて……耐えて耐えて、耐えた甲斐あった!!
耐えた、耐えた、耐えた耐えた、耐えたァッ!
耐えたぞォーーーッ!!!!!
今回紹介するのはPREMIUM PACK 18よりこのカードです。
九十九スラッシュ
速攻魔法
「九十九スラッシュ」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分のモンスターが、そのモンスターよりも
攻撃力の高いモンスターに攻撃するダメージ計算時に発動できる。
その戦闘を行う自分のモンスターの攻撃力は、
そのダメージ計算時のみ自分と相手のLPの差の数値分アップする。
コンバットトリック用の速攻魔法です。
漫画版ZEXALにおいて九十九遊馬がアストラル戦で使用したカードであり
希望皇ホープ・カイザーを撃破する決め手となったカードでもあります。
漫画では「ライフ差が100以下の時にライフ差×100攻撃力を上昇する」
というカードでありライフ差が99の時に発動されました。
OCG化に伴い攻撃力の上昇量は低くなりましたが
その代わりに発動条件が変更され使いやすく仕上がっています。
その効果は1ターンに1度、自分のモンスターが
自身より攻撃力の高いモンスターに攻撃するダメージ計算時に発動できるもので
そのダメージ計算時の間、自分と相手のライフ差の数値分だけ
攻撃する自分のモンスターの攻撃力を上昇させるというものです。
ライフ差は相手より大きくても小さくてもよく、
相手とのライフ差が高ければ高いほど攻撃力を大幅に上昇させられます。
ホープ・ザ・ライトニングのように「ダメージ計算時」に発動するカードであり、
一般的な攻撃力を増減させるカードとは発動タイミングが違う点には注意です。
ダメージ計算時に関する処理については詳しくはwikiを参照するといいでしょう。
相手とのライフ差があればあるほど効果を発揮するカードであり、
ライフを減らすカード、ライフを増やすカードどちらと組み合わせる事で
より攻撃力を増加させやすくなるでしょう。
例えばデビル・フランケンの効果を使う事で
ライフポイントが8000同士の場合でも5000のライフ差を作りだせます。
デビル・フランケンの攻撃力は700しかない為発動も容易であり
効果でサイバー・ツイン・ドラゴンを特殊召喚すれば
その総攻撃力は11300にも到達し、容易に1キルを達成する事が可能です。
デビル・フランケン以外ではお注射天使リリーとの相性もよく
お注射天使リリーもダメージ計算時に発動する効果である為、
お注射天使リリーの元々の攻撃力であるである400を参照して発動可能であり
お注射天使リリーの効果を使う事でライフが同じ状態であっても
攻撃力を5400まで上昇させる事が可能です。
何度かリリーの効果を使用してライフ差をより広げた状態で発動すれば
さらに攻撃力を上昇させる事も出来るでしょう。
プライドの咆哮もダメージ計算時に発動できるカードであり
ライフを減らしつつ自分のモンスターの攻撃力を上昇させる事が可能です。
相手の攻撃力の方が高い場合に発動できるという発動条件も
九十九スラッシュと噛み合っており同時に使う事で飛躍的に効果を伸ばせます。
逆に自分のライフの方が高い場合には体力増強剤スーパーZが強力です。
九十九スラッシュによる攻撃力上昇量を一気に4000増やせます。
スーパーZでは発動条件が厳しいと感じる場合は三位一択もオススメで
こちらは自分のライフが低い場合にも相手のライフを回復する事で
九十九スラッシュの攻撃力を上昇させられる為腐りづらいです。
他の攻撃力上昇用のカードに比べると発動条件が限定される上に
攻撃力の上昇もそのダメージ計算時のみになりますが
その分状況次第では凄まじい上昇量を発揮できるカードでもあります。
準備やサポートを活用する事で簡単に1キル級のダメージを叩きだせるので
とにかくワンチャンアレバカテルーがしたいデッキであれば採用してみるといいでしょう。
ライフを極限まで削った時に進化を発揮するカードでもあるので
耐えて耐えて最後に勝つセルゲイな人にもオススメできるカードです。
※知ってる人も多いと思いますがセルゲイとホープの声優は同じ遠藤大智さんです
これが孤高なる海老の流儀だ!!
ふざけるな遊馬!!