墓地から回収しつつ召喚権増加!
今回紹介するのはPREMIUM PACK 18よりこのカードです。
ダーク・アドバンス
通常罠
「ダーク・アドバンス」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分・相手のメインフェイズ及びバトルフェイズに、
自分の墓地の攻撃力2400以上で守備力1000のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
その後、手札から攻撃力2400以上で守備力1000の
モンスター1体を表側攻撃表示でアドバンス召喚できる。
アドバンス召喚(というよりは帝)用の通常罠です。
漫画版アークファイブにおいて沢渡慎吾がユート戦で使用したカードであり
魔帝アングマールがから冥帝エレボスのアドバンス召喚につなげました。
漫画では戦闘で破壊された帝をアドバンス召喚扱いで蘇生する効果でしたが
OCG化に伴い直接蘇生させる形ではなくなっています。
リリース要因こそ必要になりましたがより使いやすく調整されていると言えるでしょう。
その効果は1ターンに1度、自分か相手のメインフェイズ、バトルフェイズに
墓地に存在する攻撃力2400以上、守備力1000という
いわゆる帝ステータスのモンスター1体を手札に加え
その後に手札から同じく攻撃力2400以上、守備力1000のモンスターを
表側攻撃表示でアドバンス召喚するというものです。
最初の回収効果も回収した後のアドバンス召喚効果も
帝ステータスのモンスターを要求されますがこの2枚は同一である必要はなく
回収したモンスターと別のモンスターをアドバンス召喚する事も可能です。
回収効果、アドバンス召喚どちらも帝にとっては非常に有用であり
召喚権を増やしつつ墓地の任意の帝を回収する事が可能です。
同じくアドバンス召喚の回数を増やせる連撃の帝王と比較した場合
あちらは帝王の名を冠している事と永続罠故に繰り返し使える事、
アドバンス召喚できるモンスターに制限が無い点が特徴ですが
こちらは1度しか使えない代わりに墓地のモンスターを回収可能であり
また自分のターンでも召喚権を増やせる事が利点となります。
また永続罠でない故に黄泉ガエルとの併用もしやすい点も特徴です。
アドバンス召喚用のモンスターの採用枚数を少なくしている場合や
虚無魔人などで特定のカードでピンポイントで攻めたい場合などには
同じカードを繰り返し使えるこちらの方が使いやすい面があると思います。
どちらも一長一短であり、デッキによって採用するカードを選ぶといいでしょう。
とにかく召喚権を増やしたい場合は両方採用してもいいと思います。