アモルファージの場持ちを大きくサポート!
今回紹介するのはシャイニング・ビクトリーズよりこのカードです。
アモルファージ・ライシス
永続罠
「アモルファージ・ライシス」の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:「アモルファージ」以外のフィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、
フィールドの「アモルファージ」カードの数×100ダウンする。
②:自分のPゾーンのカードが破壊された場合に発動できる。
デッキから「アモルファージ」Pモンスター1体を選んで自分のPゾーンに置く。
アモルファージのサポートカードとなる永続罠です。
イラストではアモルファージが溶け出しているかなりグロい光景となっています。
ライシスとはウィルスや化学物質などで細胞が破壊される事を意味する言葉であり
恐らくはファージ状の物体の影響で体が破壊されていっているのでしょう。
この事からアモルファージになった動物達は
そう長くは生きられないだろう事が推測できます。
①の効果はアモルファージ以外のモンスターの攻撃力・守備力を
フィールドのアモルファージカードの数×100だけダウンさせるというものです。
1枚だけですと減少量は微弱なものとなりますが
フィールドにアモルファージカードが多数存在すればそれだけ効果が大きくなります。
アモルファージが2枚ペンデュラムスケールが設置されていれば
アモルファージモンスター1体だけでも400分の攻守ダウンが可能です。
アモルファスPと同じくアモルファージの戦闘面をサポートしてくれる効果です。
②の効果は1ターンに1度、自分のペンデュラムゾーンのカードが破壊された場合に
デッキからアモルファージ1体を選びペンデュラムゾーンに置くという効果です。
アモルファージはリリース要因が確保できない場合に自壊する効果がありますが
このカードがあれば1枚だけであれば破壊された直後に張りなおす事が可能です。
アモルファージのペンデュラム効果の維持がしやすくなるだけでなく、
エクストラデッキにアモルファージを溜める事で
ペンデュラム召喚の補助としても重宝します。
また「デッキから直接ペンデュラムゾーンにセッティングする」という効果の為、
アモルファージ・ノーテスの効果をすり抜けられるのも利点です。
正直すんげえカードだと思います。
①の効果はモンスターゾーンのアモルファージの維持に、
②の効果はペンデュラムゾーンのアモルファージの維持にそれぞれ大きく貢献します。
このカードの存在によりアモルファージのロックはより磐石なものとなるでしょう。
特に②の効果は実質的に「毎ターンペンデュラムの張替えができる」と書いてあります。
相手に合わせたメタの選出が非常にやりやすくなる強烈な効果です。
また①の効果はこのカード自身も対象に含める為、このカードがだけでも
「アモルファージ以外の攻撃力、守備力を100下げるカード」として機能します。
減少量はわずかですし自分のモンスターにも影響が出る為、戦闘補助としては薄いですが
それでもこの100下げる事が重要な意味を持つカードが存在します。
No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロです
攻撃力の変動している攻撃表示のモンスターを破壊してドローできるこのカードは
アモルファージ・ライシスの適用化であればアモルファージ以外の
攻撃表示のモンスターほぼ全てをフリーチェーンで破壊できるようになります。
同じく相手のモンスター全体の攻撃力を下げるカードとして強者の苦痛がありますが
あちらはレベルを持たないエクシーズモンスターの攻撃力は下げれなかったのに対し
アモルファージ・ライシスはエクシーズモンスターにも影響を及ぼす為、
より広範囲のモンスターを効果の対象にする事が可能です。
同じく攻撃力の変動しているモンスターを破壊する事のできる
No.36 先史遺産-超機関フォーク=ヒュークや
バーンダメージは微々たるものですがラグナゼロのランクアップ形態である
CNo.103 神葬零嬢ラグナ・インフィニティにも恩恵があります。
これらのカードを使うデッキに採用するのもまた面白いと思います。