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遊戯王OCGカード考察:EM(エンタメイト)オッドアイズ・ユニコーン

ワグナス!デメリット無しのスケール8だ!

今回紹介するのはシャイニング・ビクトリーズよりこのカードです。

 

 

 

EMオッドアイズ・ユニコーン
ペンデュラム・効果モンスター
星1/光属性/獣族/攻 100/守 600
【Pスケール:青8/赤8】
①:このカードがPゾーンに存在する限り1度だけ、
自分の「オッドアイズ」モンスターの攻撃宣言時、
そのモンスター以外の自分フィールドの「EM」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで、
対象のモンスターの元々の攻撃力分アップする。
【モンスター効果】
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
自分の墓地の「EM」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力分だけ自分はLPを回復する。

 

 

 

 

新しく登場したエンタイメイトの仲間にして新しいオッドアイズです。

そしてオッドアイズの中では初めての下級モンスターとなります。

アークファイブにおいて榊遊矢がデュエルチェイサー227で使用し、

EMオッドアイズ・ライトフェニックスと共にペンデュラムゾーンに置かれ

ペンデュラム召喚に利用されました。

アニメではペンデュラム効果が1ターンに1度使用が可能だったり

モンスター効果も攻撃力上昇効果だったりしましたが

OCG化に伴いいくつか調整されています。

 

 

 

ペンデュラム効果はこのカードがペンデュラムゾーンにいる時に1度だけ

自分フィールドのオッドアイズモンスターが攻撃宣言をした時に

その攻撃宣言をしたモンスター以外のエンタメイト1体を対象に選択肢、

バトルフェイズ終了時まで選んだエンタメイトの元々の攻撃力分、

攻撃宣言をするオッドアイズの攻撃力に加えるというものです。

現状エンタメイトの中でも最大の攻撃力はEMハンマーマンモの2600であり、

これをオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンに加えれば5100まで

攻撃力を上昇させる事が可能です。

オッP自身の戦闘ダメージを倍にする効果と組み合わせれば

相手に大ダメージを与える事が可能になるでしょう。

ハンマーマンモでなくてもドクロバットジョーカーやシルバークロウを選択すれば

オッPの攻撃力4300まで上昇させられる為やはり大ダメージを狙えます。

 

 

モンスター効果は召喚、特殊召喚に成功した時に

自分の墓地のエンタメイト1体を選択し、そのエンタメイトの攻撃力分

ライフポイントを回復できるというものです。

こちらもやはり最大値はEMハンマーマンモの2600となり

最大で2600のライフ回復を見込める事が可能です。

 

 

 

しかしこのカードの最大の特徴はペンデュラム効果やモンスター効果ではなく

なんといっても一切のデメリット無しのスケール8である点、

そしてエンタメイトでもありオッドアイズでもあるという点でしょう。

デメリット一切無しのスケール8は竜穴の魔術師以来の2枚目となります。

竜穴の魔術師と比較した場合、あちらは通常モンスターサポートが使える事や

召喚師のスキルやペンデュラム・コールによってサーチが可能な事、

スケール8をセットする事でペンデュラム召喚が可能といった特徴があります。

一方でEMオッドアイズ・ユニコーンはレベル1の為

ペンデュラム召喚では出せませんが下級モンスター故に通常召喚がしやすい事、

EM故にペンデュラム・マジシャンやモンキーボード等でサーチが可能な上に

オッドアイズでもある為天空の色彩の効果でもサーチが可能な他、

オッドアイズ・フュージョンやオッドアイズ・アドベントのコストにも出来ます。

どちらのカードもドクロバット・ジョーカーの効果でサーチが可能な為、

7レベルのモンスターをペンデュラム召喚したい場合

竜穴の魔術師と一緒に採用するのも多いにありな選択肢です。

2枚とも採用すれば霞の谷の巨神鳥などもより出しやすくなるでしょう。

 

 

このカードによってエンタメイトの構築の幅がまた広がったのは間違いありません。

特に他のテーマとEMを混ぜる場合にも

より高レベルのモンスターを出すのに貢献してくれる事でしょう。

また出張性能も高く、EMモンキーボードと合わせれば

様々なデッキでレベル2~7のペンデュラム召喚が可能となります。

まだまだ進化を続けるエンタメイト、本当に恐ろしいですね。

 

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